【アークナイツ】ミルラ(末药 Myrrh )の詳細(性能やスキル、プロファイル)

造影検査の結果、このオペレーターの体内の臓器の輪郭ははっきりとしており、異常な影も見られません。循環器系内源石粒子検査にも異常は無く、オリパシーの感染兆候も無いため、現時点ではオリパシーの非感染者であることが認められます。

【体細胞オリジ二ウム融合率】0%

ミルラはオリジ二ウムに感染した形跡はありません。

【血液オリジ二ウム結晶濃度】0.19u/L

他の非感染者オペレーターと比べて、ミルラの血中オリジ二ウム濃度は比較的高い結果となっています。このオペレーターに対しての日常検査の追加を提案します。

医療オペレーターの中では至って普通のメンバーではあり、ミルラはこの職責を最重視している。毎日朝早く出勤をし夜遅くに帰る。他のオペレーターに良質な丸薬を提供するためだ。彼女は薬剤を作ることに対しては独自の見解を持っている。

自然の中で薬効の優れた材料を探すことには熱中するものの、人間関係においては少し不器用だ。自分にとって親友となる人物以外と堅くそして持続的な関係を維持するのは難しい様子。

ロドスに正式に加入した後、ミルラは珍しく積極性を見せた。ミルラは他のオペレーターと比べても仕事の流れの熟知や戦闘経験は未熟に見える。しかし彼女は勤勉に働き、面倒事もいとわない性格だったことが彼女の助けになった。

特に彼女が心配していたことは親友のハーマニの回復状況のことで、それは彼女がどうしてもロドスに脚を踏み込みたいという決心の元となっており、支えにもなっている。

一方で他のオペレーターとは違ってミルラはいくつかの方面に対しての飲み込みはとても早い。彼女はあまり多くの力を使ってこなかったため、ロドス内部の複雑な建築構造や通行方式には既に慣れており迷うこともほとんどない。一部の僻地での資材採取に関してはミルラが提案が参考になることもあった。

そういったこともあって、ミルラはすぐにロドスにて自分の場所を得ることが出来た。

ミルラの薬草は良薬として見られているが、全てにおいて非現代医学薬品が持つあらゆる欠点を備えてしまっている。原材料は特定の産地のものが必要で、製造工程は複雑、味もかなり苦く、さらには薬の調合指示書には、一定程度の民間のおまじないのような成分が混ざってしまっている。

医薬が現代化している今の時代においてはこういった製薬方式は近い内に徹底的に淘汰されるものと考えられている。

ミルラ本人の強い意志のもと、ケルシー医師は専門的な薬理学の応用コースと近代的製薬法のトレーニングをミルラに割り当てた。これらの特訓は既に比較的良い成果を収めている。

研修後のミルラは速やかで流れを簡略した製薬方法を把握し実戦においても急速に応用している。作られた薬は未だある程度の苦味を残しているものの、その薬の治療効果は既にオペレーター達からは好評を得ている。

現在、ミルラは療養庭のスタッフの協力の下、最後の弱点を克服しようと努力している。

自身と友人のハーマニの出身についてミルラは直接答えてくれることは無かった。廃墟と秘境という答えで言葉を濁している。今の所判明していることは二人はとある国家の制御が不足してしまっている地域から来たということ、この地域は厳格な守秘規則があり、阻止可能な情報の漏洩を避けており、他者からの発見を免れているということ。

このような状況となっており、この資料に対する調査は現在は棚上げ状態となってしまっている。

ミルラの供述によると、親友であるハーマニのオリパシーの感染は1人がとある探検をしている際に、ミルラの間違った行動で引き起こされたとのこと。しかし、ミルラはこの探検の詳細な過程とハーマニが感染した原因を詳しく説明はしてくれなかった。

会話を通した限りではミルラは病傷性の記憶喪失となっている。彼女も事件のことを完全には再現することが出来なくなっており、いくつかの鍵となる部分を把握出来てはいないようだ。

備考:ハーマニの症状と病症については現在システムの原因により一時的に呼び出し出来なくなっています。患者は現在、通常感染者としてロドスにて治療を受けていますが、カウンセリングや調査に関してはお断りしています。