【アークナイツ】ディピカ(深海色 Deepcolor)の詳細(性能やスキル、プロファイル)

造影検査の結果、このオペレーターの体内の臓器の輪郭ははっきりとしており、異常な影も見られません。循環器系内源石粒子検査にも異常は無く、オリパシーの感染兆候も無いため、現時点ではオリパシーの非感染者であることが認められます。

【体細胞オリジ二ウム融合率】0%

ディピカはオリジ二ウムに感染した形跡はありません。

【血液オリジ二ウム結晶濃度】0.17u/L

ディピカによると絵に使用されている絵の具はオリジ二ウムの粉末を原料としているため、他のオペレーターよりディピカはオリジ二ウムとの接触機会が多くなっています。

オペレーターのディピカはクルビアでも快適な上層中流階級の家庭に生まれた。軍事的な背景も一切無かった。

彼女は小さい頃から立派な画家になることを決めていた。リタニアシューマン芸術学院で油絵学教授を務めた父の助けを受けて絵画の練習を始め、優れた成績でティッセン美術大学に合格した。学問に務めている間に彼女はヴィクトリアにある高等オリジ二ウムアーツ学府にて三つの制御系のオリジ二ウム技術課程を専攻した。卒業後、彼女はアトリエに招かれ、スタジオにて3年間働いた。

備考:上記の内容はディピカが提供した身分資料であり、担当者とトランスポーターが実際に調査し、発見した情報とこの資料には若干どころか全く一致しないものもあり、一部勤務情報を確認した後はオペレーターが提供している出身に関する全ての情報は信頼するには慎重を期することを提案します。

ディピカは非凡な絵画の素質を持っているが、オペレーターを務めている彼女はこの才能を発揮する暇がなく、彼女は休憩時間中にオペレーター達のため、素早く絵を描いたりしている。確かなことはディピカは彼女が見たオペレーターの顔と体格の特徴を全て覚えているということ。

簡単な観察をするだけでそのオペレーターの様々な身体的特徴を把握し、さらには観察対象自体も気付かないことまで把握する。

このような観察が解析という領域まで広がり始めると、ディピカはいとも簡単に集約し、観察対象の生活習慣などの長期的に観察してこそ分かることですら情報として集約し始める。

ディピカ本人の説明によるとこれは画家としては当然持ち合わせているようなもので、語るほどのものでもない基礎的なものであって、未だ芸術の海の浅瀬に踏み込んだ程度のものなのだという。

備考1:一部のオペレーターにとっていわゆる海や、コードネームの「深海」のことに関しては、いずれも馴染みのない概念といえる。これに関しては”無限の水”として理解してもらえれば良いかもしれない。

備考2:ディピカから製作者の絵を1枚描くと提案してもらったものの断らせていただいた。ただ、その後に速筆された肖像の絵を1枚頂いた。

ディピカのオリジ二ウムアーツは現状でも完全には解明されていないが、ロドスに加入することがオペレーターとしてもキーとなるだろう。

ディピカの手の中にある絵筆が法杖の役割を果たしていることが判明した。ディピカが身につけているオリジ二ウムアーツは全てこの絵筆から解き放たれている。彼女の戦い方については正確には見えてはいないが――まるで空気の画板の塗るような姿で不可解なアーツ効果を解き放つ。

最も理解しにくいものは彼女が「助手」と呼び使役している「生物」のことだ。これらの細長い「生物」と呼ばれるものは、ペットといった生物と同じように命令を実行することが出来る理解力と行動パターンを備えており、戦闘においてディピカに多くの戦術選択を提供している。

ライン生命研究所のメイヤーのミーボと比較してみても、これらの生物には全く意味のない構造というものが存在していないことが分かっている。これらは細長く、鼻や口のような器官もなくまるで全てが体のようだ。

ディピカの自伝によれば、この生物は父がプレゼントとして遠いサルゴンのある地域から捕獲してきたのだという。「未確認の生物なだけ」というのが彼女の「助手」に対する見解である。

ディピカの最近の絵:

形体というものもなく、構造的なものもなく、ただ数種類の色をキャンパスに塗ったり、覆ったり、飛び散らせたりしている色の塊には、見る者は何処にも目をむけることが出来ず、美しい色の中にある全ての情報を受け入れることとなる。

じっと見つめていると、異様な不安と強い魅力が感じられる。