【アークナイツ】ショウ(阿消 Shaw)の詳細(性能やスキル、プロファイル)

造影検査の結果、このオペレーターの体内の臓器の輪郭ははっきりとしており、異常な影も見られません。循環器系内源石粒子検査にも異常は無く、オリパシーの感染兆候も無いため、現時点ではオリパシーの非感染者であることが認められます。

【体細胞オリジ二ウム融合率】0%

ショウはオリジ二ウムに感染した形跡はありません。

【血液オリジ二ウム結晶濃度】0.12u/L

ショウはオリジ二ウムにあまり接していません。

ショウはすぐに緊張してしまい、内向的で、話が苦手なため一度口を開けてしまうと止まらなくなってしまう。日常生活においてもあまり話が出来ないように見える。適切かつ完璧な言葉を選ぼうとするため、言葉が彼女のコミュニケーションの中での殆どのエネルギーを占めている。

仕事の状態に入るとショウは没入するようになり、彼女は常に真剣な態度で自身の職に向かい合い、火災を引き起こす可能性のある原因に対しては直ちに制止を図る。

小柄なショウが仲間から高い支持と信頼を得られているのは消防の仕事においての彼女の厳格な態度とプロモーションのおかげだ。

冬に発生した大型火災による危険な状況においてショウの能力は十分に証明された。暖房器具の誤った使用によって引き起こされた室内火災は最終的にはビル全体に燃え移った。その際、ショウは何度も火事場に突入をし避難が困難だった人々達を避難させることが出来た。

苦境に陥っていた無辜の市民の救助を行い、結果敵には救援活動によっての犠牲者0ということを達成した。その後、龍門政権の長官であるウェイ・イェンウー氏自らが会見を行い、更にはショウの姿が龍門の地元紙のトップに載ることにもなった。

後にウェイ・イェンウーと近衛局の勧めによってショウはロドスに加入し、消防安全技術と保証に関するサービスの提供をしている。この配属は明らかにロドスに恩恵をもたらすものとなっており、大多数のオペレーターが火災防護に対する認識不足と関連した訓練が欠如していることを理解し、専門家による消防安全担当者による業務が不可欠だと感じた。

ショウは自身でロドスの複雑な構造と消防施設を調べ、火炎を自在に操る一部のオペレーターの存在を知り、彼女は自分が直面していることは困難な挑戦であることを悟った。

ショウの日常的な仕事の協力を行うために、ロドスの設備チームはより便利な携帯消防設備と敏感な温度測定器を提供したが、これらの装置はすぐに使用限界を超えて廃棄されてしまった――これに対し、オペレーターのスカイフレアとイフリータはこれらの繊細で敏感な機器の廃棄に対してはいかなる責任も負わないとしている。

これに対してショウは効果的かつ伝統的な方式を採用することを決めた。火災を起こしやすいオペレーターの名簿を作成し、同時にロドスの全ての人員に防火や防災の知識を普及させることにした。第一回火災知識講座はケルシー医師が欠席の中、盛大に開催された。

ショウはオペレーター達に自信が丹念に用意した防火知識普及のためのスライド(様々な警告を込めての火災現場の写真)を見せた。

この講座はショウのとても早口な言葉の中で無事に終了、参加したロドスのメンバーはショウに対して大きな拍手を送っていたが、演壇の上に立っていた彼女の話はほとんど分からなかった。

一部のオペレーターは声は聞こえていたが、その話をしている講師が見つけられなかったとも話していた。

予想外の難しい局面に対してショウはしばらく落ち込んでいたが今は元気になった。彼女はずっと一つの理を知っているからだ。人生の道には数え切れないほどのでこぼこがあるかもしれないということを。

ショウの回想によると彼女の火災に対しての初めての認識は彼女が愛していたナッツ専門店が火災によって全焼した事故に由来している。彼女は災害は人の意志によって起こることはあるかもしれないが人の意志によってかき消すことは出来ないという事実を知った後、消防の専門家になるという考えを導き出した。

彼女は災難が起こることによって美しいものが完全に消えてしまうということを防ぎたいと考えている。この考えはショウに対するロドスのオペレーターの理解を形作るものとなった。

彼女はいくつもの悪意や歪んだ意志を持っている人たちが災害を引き起こし、周囲の人たちに危険な結果をもたらすような状況を発見した際に、自身の行動によってこれらの災難を取り除きたいと思っている。ショウにとっては災厄の影に飲み込まれていない人々の幸せと大きくて丸いヘーゼルナッツをもらった時の幸せは同じもので、大切なもので、守るべきものなのかもしれない。