能力測定
【物理强度】普通【戦場機動】標準【生理的耐性】標準【戦術計画】標準【戦闘技術】普通【アーツ適正】標準
関連アイテム
潜在上昇の印
スノーズントの潜在能力を高めるために使用する。手縫いの財布、中には流通が止まってしまった小銭が入っている。
求人契約
ロドス特殊オペレーターのスノーズントは独特の工業フックを用いて変わった戦術体験をもたらす。龍門機械設計専門賞を受賞したんですよ。
プロファイル
健康診断
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造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。
循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。
以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.14u/L
研究などでたまに源石と接触するが、現時点では感染のリスクは低い。定期検査が必要。
第一資料
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彼女は生まれつきの努力家である。下層階級出身の彼女は独学で研究者になり、夢を追うために苦労して得られたわずかな貯金を注ぎ込み、クルビアに赴いた。
履歴調査によると、スノーズントはかつてクルビアの有名なハイテクゾーンに定住し、ある個人研究所で研究員として働いていた。研究所は規模が小さく、目覚しい成果もなかったため、我々は一度、彼女の研究能力を過小評価していた。
しかし、「超便利・掃除ロボット改善案」や「絶対緩まない機械式フック(用途はまだ考えていない)」をはじめとした彼女の研究ファイルを読み込むと、全ての人が彼女への認識を改めた。
それは、どんな些細なことに対しても全力を尽くす態度が、彼女の仕事への情熱と活力を表しているからだ。また、長い間排斥を受けて、最先端の技術に触れる機会がなかったためか、彼女は自分の能力を過小評価していた。実際、彼女は本人が思っているよりも遥かに優れた才能の持ち主だ。そして、才能にかまけている天才より、地道な努力を惜しまない研究者の方が、ロドスの目を引けそうだ。
第ニ資料
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「スノーズントの硬貨」という話が若いオペレーターの間で流行ったことがある。もちろん悪意あるものではない。由来はドーベルマン教官がスノーズントに対して数十分間に渡って離している間、スノーズントはずっとドーベルマン教官の足元のある意味を見ていたというもの。最初はスノーズントがそういう性格なのだろうと思っていたが、ドーベルマン教官の話が終わるとスノーズントはすぐさまドーベルマン教官の側に来た。こんな積極的な彼女は見たことが無いというほどだったが、彼女はその後に地面の硬貨を拾い、大衆の中へ、そのまま腰をかがめながら行こうとしていた。ドーベルマン教官はすぐには反応しなかったが、その後、自分の無礼さを理解したようでスノーザントはその場で何秒間か突っ立っていた。その後、彼女は財布の小さな口を開けたが、中には彼女や倹約してためた硬貨がぎっしりと詰まっていた。驚いたことに、スノーズントは一枚の硬貨ということだけに講義中はずっと、居ても立っても居られなくなっていたが、彼女が記録をしていたノートにはドーベルマン教官の講義内容とほとんど同じ内容が書かれていた。このような真面目な態度には講義で寝ているオペレーター達にも本当によく学んでほしいところだ。時としてスノーズントの倹約っぷりには彼女の健康を心配するほどのものだが、大抵の人は温かい眼差しで、か弱そうな少女を見ながら白饅頭をくわえて仕事に没頭すると良いだろう。
第三資料
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何故かジェシカとスノーズントは仲が良い。とある機器のメンテナンス仲にジェシカはスノーズントと話を始めた。二人の少女は性格が共通しているのかもしれない。善良で、努力家で、真面目で、すぐに相手を理解でき、同情もでき、相手の境遇にも感心出来る。外部の人から見ても、この二人の弱い部分も驚くほど似て見えるだろう。彼女らの身の回りには優れた才能を持つ人が集中しており、彼女らは自分の能力を過小評価してしまっているが、自分を奮い立たせて、努力し進歩している。だが、相互に理解しており、早くもお互いを知る仲になったにも関わらず、ジェシカの毎月の銃器やオリジ二ウム弾での出費額を知った時、スノーズントは通貨での換算や基本的な数学的知識に疑問を持ってしまった。スノーズントとジェシカが共に食事をしているところで、彼女の前に皿が一つも無くても驚く必要はない。ジェシカにはスノーズントを助ける力は当然あるが、彼女はスノーズントの理想のための犠牲という考えを理解している。きっと彼女たちは本当にお互いの精神的支柱になることが出来るのだろう。
第四資料
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ロドスにおいての「勤勉倹約の模範」と言えば、おそらくスノーズント以外にはいないだろう。本人の話によれば、クルビアに行く前にはスノーズントは”腹いっぱいに食べることが出来ない”生活をしていて、奨学金や研究所の給料にとってそれが緩和された後も、彼女は自身の研究開発プロジェクトために経費を節約するために、更に節約するようになったのだという。外に出る際は灯りを消したり、廃棄物を回収したりすることはもちろん、スノーズントは毎日の出費に対しても、小数点以下まで細かく計算をしたり計画をしたりしている。厳格に研究資金を集めて、生活費を出来るだけ絞り、黒字が出ればスノーズントは全てを故郷に送る。ちなみにスノーズントが身につけているのは工業用鉤爪だ。この鉤爪はスノーズントが龍門を離れて、初めて独自に完成させた研究成果ではあるが、スノーズントは特許権と普及手段を用いて自分の利益を図る方法が分からない。彼女はこの鉤爪を持ってとある地域の工業設計のコンテストに参加した。詐欺とも言えるほどのわずかな賞金をあてにして、クルビア行きの切符を勝って、夢を追う生活を始めた。スノーズントは自身の能力にはそれほど自身が無い。しかし、その時から努力の価値をよく知る成功者からは、この勤勉な努力家に静かに感心を持ち始めた。
昇進2解放
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クルビアで最も困難な時期に、スノーズントは差別と排斥によって、より多くの研究支援を獲得する機会を何度も逃した。
自分の数少ない研究成果を研究所が盗用し、他人の名義で登録し研究資金を獲得したことを知った彼女は、あまりに無力であることを思い知り、クルビアの街中を彷徨った。
絶望の中、彼女は龍門を去る際に祖母からもらった知恵袋を開いた。
中に入ったは「努力は必ず報われる」というメッセージを書いた紙一枚のみだった。
それで状況が好転するとは思えなかったが、彼女は自らを奮い立たせると、その紙を大切にしまいこんだ。
努力は必ず報われる。それはまことなる言葉。
その三日後、スノーズントの元に龍門の上層部からのオファーが届いた。
後知恵の研究所は報酬を提示し彼女を引き止めようとするが、彼女はそれを丁重に断り、かつてないほどの期待に胸を躍らせ、故郷に帰還した。