【明日方舟】ジェイ(孑 Jaye)の詳細(性能やスキル、資料)

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定

【源石融合率】0%
ジェイが源石に感染した形跡は見られなかった。

【血液中源石密度】0.13u/L
ジェイが源石に触れることは滅多に無い。

人相の悪い水産行商。

最初、他のオペレーターはホシグマはひどい人物を紹介したもんだと思っていたが、実際に付き合ってみるとジェイはとても良い性格を持つ人だ。

そして、彼は水産物の行商人以外の何者でも無い。

外見から感じるものとは逆に、本人の性格は非常に静かで、少し融通が効かないところがあるとは言え、本を読んだり、料理の腕を研究したりするのが好きな人物でしかない。

彼からすれば至って普通の生活を送ることが出来るのが一番良いようだが、生活はなかなかうまくいっていない。

彼の話によると、子供の頃、彼は生計に迫られてスラム街でアルバイトをしていたが人相が凶悪で、刀の扱いに長けていたということからマフィアと勘違いされたことがある。

龍門のスラム街は“マフィア”も混雑しており、彼らはあの手この手を繰り返してジェイを試してはいたが、結局マフィアのほうは誤解したまま終わってしまい、最後まで誰もがジェイを相手にしてはいけない人物だと考え、彼がの背後には何人かのマフィアがいるとさえ噂されてしまう始末だった。

実際のところ、ジェイは自分を守り、水産を市場に持って行って売っているだけでしか無く、たまに魚団子屋や厨房の助っ人をしている程度だ。

本人はその誤解に悩んでいたが、もうどうしようもないようである。

ワイフーによれば、技術は優れており、外面は冷たくも心は温かいため常連客の間では人気が高く、リー探偵事務所のリーも彼の水産卸店や魚団子屋を愛用しているという。

ジェイは露天の営業を終えたある日「正義感が溢れている」ワイフーと出会った。二人が知り合ってから、ワイフーはリーがこの屋台をとても気に入っているということを知り、それがジェイの屋台であることも知った。

そして、リーはいつも彼女にそこの屋台で買い物をするように指示していたため、ワイフーとジェイはどんどん仲良くなっていった

ワイフーは時々ジェイの小さな面倒を解決してくれていたのだが、それのせいで真相を知らない人達の目には、ジェイが殺し屋なのではないかという事がより誇張されてしまい、ワイフーも炎国から来たカンフーの達人なのではないかと見られるようになったが、以前としてジェイの事を助けている。

プロの殺し屋ということでは無いのだが、スラム街の混乱の度合いは注視すべきものであり、スラム街では常に追求と殴り合いがあるため、そういった誤解はどんどん解く事が出来なくなっている。

ジェイが龍門のスラム街に入り浸っているという噂は今でも絶えてはいないようだが、これらの噂が彼に良いことをもたらしていないわけでは無い。

例えば、ホシグマは彼の噂を確認するためにわざわざ彼を見に来た。彼の本性を知ると、彼女は彼の面倒を見るようになり、そして、結果的には彼をロド島に紹介した。

ホシグマは過去の龍門を知っている。そしてジェイは間違いなくマフィアや殺し屋という訳では無いのだが、董のおじいさんや鼠王といった老人は彼の背後にいる存在といえる――当然、ジェイはそんなことを知る由もないのだが。

ホシグマの内情はもちろん、ロッテ島は彼女の意図も理解している。

彼女の行動はロドスに不安を欠けさせるためでも無いし、ジェイに対して余計な配慮をするためという訳でもなく、未来に存在するかもしれない必要のない面倒を避けるためのものだ。

ジェイはジェイであり、ロドスに加入した一般人だ。そのことに何ら変わりは無い。