太平洋戦線から朝鮮戦争、中東危機、キューバ危機といった様々な世界の出来事にも関与してきたエセックス級航空母艦1番艦エセックス。今回はその「エセックス」のゲーム内性能を解説。
空母「エセックス」の性能
基礎ステータス
数値は強化値最大、好感度が愛(ステータス+6%)の補正が掛かった数値
耐久 | 装甲 | 装填 | 火力 | 雷装 | 回避 | 対空 | 航空 | 対潜 | 消費 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.100 | 5730 | 中装甲 | 114 | 0 | 0 | 34 | 293 | 391 | 0 | 13 |
Lv.120 | 6647 | 中装甲 | 131 | 0 | 0 | 54 | 331 | 433 | 0 | 13 |
基礎ステータスとしては対空値が全空母中3位、航空値が2位と非常に高く、改造艦であるサラトガ改を除けば航空値に関しては全艦1位の数値となる。一方で耐久力は空母と中位に位置しており、それほど高いものとはなっていない。
実際のところ、エセックスの基礎ステータスに関してはエンタープライズの回避値を下げ、耐久値を上げたという点以外はエンタープライズと何ら変わりのないステータスと言える。
装備種/装備補正
装備 | 補正 | 最大数 |
---|---|---|
戦闘機 | 125%/140% | 3 |
爆撃機 | 115%/130% | 3 |
攻撃機 | 105%/120% | 2 |
設備 | ||
設備 |
搭載出来る艦載機は戦闘機3、爆撃機3、攻撃機2とエンタープライズと全く同じな一方でエセックスのほうが補正率は戦闘機は15%、爆撃機は5%高い数値となっている。攻撃機の補正率のみ5%ほど低くなっているが、基本的にはスキル効果無しで考えるとエセックスのほうがやや高い火力を発揮出来ると言える。
スキル
善戦のファーストライン
善戦のファーストライン | 自身の航空攻撃時、TBFアベンジャーで航空攻撃Lv.1(MAX Lv.10)を行い、アベンジャーの魚雷が命中した敵を浸水状態にしスリップダメージを与える(ダメージは航空ステータスとスキルレベルによる)。さらに、自身の戦艦(巡戦、航戦を除く)へのダメージが4.0%(MAX10.0%)アップ |
航空攻撃時に追加で汎用型魚雷を放つTBFアベンジャーを3機発艦させる。魚雷は合計で9本発射され、命中した場合は航空値とスキルLv.に応じた浸水ダメージを発生させる。魚雷のダメージ自体かなり高いものとなっていることに加えて、浸水は魚雷が命中した場合必ず発生するため、高いダメージを叩き出すことが出来る。
戦艦へのダメージを上昇させる効果もあるものの、通常海域では登場する戦艦の数が少ないためもっぱら演習向けの効果と言える。
直掩配置
直掩配置 | 出撃時、味方艦隊にユニオン空母・軽空母が一隻に付き、航空・対空が1.5%(MAX5.0%)アップ。 自身の艦載機が敵艦載機を撃墜した時、自身の航空が1.0%(3.0%)アップ(最大[5]回まで上乗せ可能) |
艦隊内にユニオン空母や軽空母がいた場合1隻につき自身の航空と対空を5%上昇させる、上昇率はエセックス自身も含まれるため最大で15%となる。
最大効果を得るためには旗艦にもユニオン空母や軽空母を採用する必要がある。その場合はユニオン空母はサラトガ改が耐久力がやや高めに設定されている以外は空母としては全体的に並の耐久力ということや、自爆ボートのこともあり、戦艦等を旗艦にするよりもやや不安定となる。
一方で自身の艦載機が敵艦載機を撃墜した際に航空が最大3%ずつ上昇していくスキル効果は非常に発動させやすく最大で15%の航空値上昇を見込める。通常海域12章等では特に効果の発揮しやすいスキルと言える。一方で艦載機が一切登場しない海域だと意味の無いスキル効果となる。
絶対回避
絶対回避 | 出撃時、味方艦隊のユニオン所属の艦が4隻以上ある場合、この戦闘中、味方が敵攻撃機と爆撃機から受けるダメージを4.5%(12.0%)で1にする |
艦隊内にユニオン陣営艦が4隻以上いた場合に艦隊内の艦船が敵攻撃機と爆撃機からダメージを受けた際、最大で12%の確立でダメージを1にする。スキル発動条件であるユニオン陣営艦4隻以上さえ満たしていれば艦隊内の他2隻に関しては例えユニオン陣営艦で無くとも効果の対象となる。
ダメージ軽減の条件が敵攻撃機と爆撃機によるダメージかつ発動確率が12%なのであくまでも気休め程度のものとなっているが、艦隊内全艦が対象という点は大きなメリットと言える。
オススメ装備
装備に関しては基本的にはエンタープライズや赤城や加賀といった火力に特化した空母なのでそれらの艦船と同じで構わない。
戦闘機
スキル効果自体は攻撃速度を求めるようなものとなっていないため基本的には「F6Fヘルキャット」や「シーファング」「烈風」といった基本的な高火力戦闘機で問題は無い。
サラトガ改と編成を組むのであれば優秀な戦闘機は優先してエセックスに装備させると良いが、エンタープライズと組むのであればスキルの関係もあるのでまちまちといったところ。
爆撃機
こちらも「BTD-1 デストロイヤー」や「SB2C ヘルダイバー」等の高火力空母が装備するような爆撃機で問題はない。
攻撃機
こちらも戦闘機や爆撃機と同じく「バラクーダ」や「流星」等で問題は無い。基本的は「バラクーダ」が最適解となるだろう。
総評
スキルは艦種や陣営を制限するものが多くなっているが基礎ステータスはエンタープライズとほぼ同等でかなり高いものとなっているため単艦運用が可能な点が大きなメリット(もっとも単艦運用するのであればサラトガ改等のほうが良いかもしれないが)。
なお、艦種や陣営を選別した場合であれば平時の火力に関しては補正率やスキル効果の関係上「エセックス」のほうが上となっているため堅実な戦いが可能となっている一方で爆発力に関しては「エンタープライズ」には及ばない性能となっている。
スキルの関係もあるので同時にエンタープライズやサラトガ改等と編成しても良いだろう。同じくユニオン艦によって強化されるPoWとも相性が良いかもしれない。