動画での解説
テンニンカの詳細
テンニンカの概要
テンニンカはステータスは撃破型に近いものの、実際はスキル型に分類されるやや特殊な性能を持つ星4の先鋒オペレーター。
スキルによる圧倒的なコスト回復力がウリで、現時点ではテンニンカのコスト回復力を上回るオペレーターはいません。そういったことから危機契約等の高難易度において非常に高い使用率を誇るオペレーターとなっています。
テンニンカの性能
基本ステータス
ブロック数 | 1 | 攻撃速度 | やや遅い(1.3s) |
---|---|---|---|
初期コスト | 8 | 最大強化時コスト | 10 |
再配置時間 | 遅い(70s) | ||
特性 | |||
スキル発動中はブロック数が0になる。 |
基本ステータスはどちらかというと撃破型によったものとなっていますが、特性のみが他の撃破型と異なっており、特性の効果は「スキル発動中はブロック数が0になる」という特殊なものとなっています。
テンニンカのスキルはどちらもスキル発動中は攻撃をしないというものになっているので、この特性が無ければスキル発動中は殴られるだけの存在となってしまうのでメリットとも言えます。
一方で先鋒という職業上、ブロック数は非常に重要なものにはなるためデメリットとも取れますが、他にブロック2の先鋒なり他のオペレーターを配置すればカバー出来る程度のデメリットと言えるので、そこまで気にするほどのものではありません。
ステータス
HP | 攻撃 | 防御 | 術耐性 | |
---|---|---|---|---|
初期 | 658 | 231 | 138 | 0 |
初期最大 | 902 | 331 | 193 | 0 |
昇進1最大 | 1142 | 436 | 255 | 0 |
昇進2最大 | 1565 | 520 | 300 | 0 |
信頼度最大 | +50 |
ステータスに関しては丁度ヴィグナの下位互換のような性能となっており、攻撃力がかなり高めということが特徴となっています。
ですが、星4ということを鑑みても性能としてはお世辞にも良いとは言えず、スキルでステータスが上昇するということもありません。
そのため、敵ユニットをガンガン倒して戦況を有利にするというよりも素質やスキルで他オペレーターやプレイヤーをサポートし、戦況をより有利にするということに秀でたオペレーターと言えます。
攻撃範囲
初期 | 昇進1 | 昇進2 | |
---|---|---|---|
攻撃範囲 | |||
スキル2効果範囲 | |||
攻撃範囲は自身のいるマスと自身の前方1マスのみ。先鋒オペレーターとしては至って平均的な攻撃範囲となっています。
スキル2の回復範囲に関しても回復重装の回復スキルと同じものとなっており、回復スキルとしてはこちらも平均的な効果範囲と言えるでしょう。
潜在突破
2段階目 | 3段階目 | 4段階目 | 5段階目 | 6段階目 | |
---|---|---|---|---|---|
突破段階 | 配置コスト-1 | 再配置時間-4秒 | 防御力+22 | 素質効果強化 | 配置コスト-1 |
潜在突破による効果は配置コスト減少、再配置時間減少、防御力強化、素質効果強化の4つ。先鋒は序盤に配置するため、配置コストが非常に重要な要素となります。
特にテンニンカは他のオペレーターと同時に配置しなければ初動での活用は非常に難しいため、潜在突破の優先度は非常に高め。可能な限り完凸を目指すようにしましょう。
素質
素質名 | 解放段階 | 効果 |
---|---|---|
浮光跃金 | 昇進2 | 全ての先鋒のHPを毎秒25回復 |
昇進2 潜在5 | 全ての先鋒のHPを毎秒28回復 |
テンニンカの素質はテンニンカが配置されている限り、全ての先鋒のHPを毎秒最大で28回復するというもの。
テンニンカが強力な先鋒オペレーターと認識されている要素の一つで、初動に出すことが多い先鋒の弱点の一つである回復のリソースが乏しいという点をある程度解消してくれる素質となっています。
先鋒のHPは高くても2300程度しかないため、この素質は実質的には先鋒のHPを毎秒1%ずつ回復するものと言っても過言ではありません。効果範囲の制限も無く、ステージ全ての先鋒が効果の対象となるため、非常に有用な素質と言えます。
スキル効果
スキル名 | スキル内容 | |
---|---|---|
支援号令β (支援号令·β型) |
発動タイプ | 自動回復 手動発動 |
必要SP/持続時間 | 初期SP13 必要SP22/8秒 | |
効果 | 攻撃を停止し、スキル発動中の間に合計で14CPを回復する | |
治癒の翼 (治愈之翼) |
発動タイプ | 自動回復 手動発動 |
必要SP/持続時間 | 初期SP10 必要SP24/16秒 | |
効果 | 攻撃を停止させ、スキル発動中の間に合計で16CPを回復、 周囲の味方1人のHPをテンニンカの攻撃力の50%に相当する数値分を回復する。 |
スキル1「支援号令β」
支援号令βはスキル発動中はテンニンカが攻撃をしなくなる代わりに、8秒掛けて配置コストを14回復するスキル。テンニンカが最強のコスト回復要員と呼ばれている所以となっているスキルで、現状ではこのスキル以上に配置コストを回復してくれるスキルはありません。
また、スキルレベルによってコストの回復速度が変わることはなく、例えスキルレベルが1の状態でも8秒で配置コスト+14となっており、育成序盤からでも活躍することが可能となっています。スキルレベルを最大まで強化することでわずか配置後、僅か17秒で配置コスト+14という速攻性も大きなポイント。
テンニンカが攻撃をしなくなるというデメリットがありますが、特性の効果によってブロックもしなくなるため、ある意味でマイナスとマイナスを掛けるとプラスになるように、デメリットとデメリットが掛け合わさり、良い相乗効果を生み出しています。
例えばバクダングモのようなテンニンカが攻撃をしてほしくない敵をスルーするということも可能なため、むしろデメリットがデメリットとして働いていないとも言えるでしょう。
スキル2「治癒の翼」
スキル2「治癒の翼」はスキル発動中はテンニンカが攻撃をしなくなるという点ではスキル1「支援号令β」と変わりはありませんが、こちらは回復に特化したスキルで、テンニンカの周囲9マスの味方ユニット1体を職業問わず回復するものとなっています。
回復に特化しているため「支援号令β」と比べるとコスト回復力は落ちてしまっていますが、スキルレベルとテンニンカのレベルを最大まで上げることで毎秒HPを260回復するスキルとなるため、序盤以外は出番が少なくなる「支援号令β」と比べると中盤以降も活躍することが出来るスキルと言えます。
ただ、やはりテンニンカの最も評価されている部分はコスト回復力なので、出番としてはやや少なめ。「治癒の翼」の強化は「支援号令β」の強化が終わってからで良いかと思います。
基地スキル
スキル名 | 解放条件 | 発動施設 | 効果 |
---|---|---|---|
交渉 (谈判) |
初期 | 貿易 | 受注上限+3,スタミナ消費-0.25/時 |
リーダー (领袖) |
昇進1 | 宿舎 | 同じ宿舎のメンバー全員にスタミナ回復+0.15/時 (同じ効果のスキルがある場合は最も高い数値のみ反映) |
テンニンカの基地スキルは貿易書と宿舎に関するものの2つ。どちらもこれといった基地スキルでは無く、至って普通の基地スキルとなっているため、基地スキルのためにテンニンカを育成するということは少ないかと思われます。
まとめ
テンニンカは星4とは思えないほどの性能を持つ先鋒オペレーターで、先鋒の最大の役目である配置コストの回復をきちんと果たしてくれるオペレーターとなっています。そのため大陸版では星7先鋒とも言われるほどとなっており、シージとはまた違うベクトルで非常に強力な先鋒と言えるでしょう。
ただ、テンニンカは全てにおいて万能という訳ではなく、ステータスという面で見れば非力な部類に入ってしまうため、敵の殲滅という点ではヴィグナやグラニ等の撃破型先鋒には敵いませんし、テキサスやシージ等のスキル型先鋒のように単体で運用することも出来ません。
あくまでもサポートに徹した先鋒と言えるので特に初動の相方選びは非常に重要となります。
ですが、きちんと使いこなしてあげることで配置コスト+14という非常に大きなメリットをもたらしてくれるオペレーターなので、入手をした場合は最優先で育成することを是非ともオススメします。