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【アークナイツ】サイドストーリー「青く燃ゆる心」のストーリー概要

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青く燃ゆる心の舞台「シエスタ」

サイドストーリー「青く燃ゆる心」の舞台となる都市は「シエスタ」と呼ばれるアークナイツの世界では珍しい移動都市の形式を取っていない観光都市です。近隣にはシエスタ火山と呼ばれる活火山が存在しており、そのシエスタ火山のふもと付近にシエスタが存在しています。

現在の市長であるヘルマンが市長として在任する前のシエスタは寂れた漁村であり、今のような賑やかな観光都市ではありませんでした。このことからもシエスタは今もなお急速に発展を遂げている都市の一つということが分かります。

シエスタは移動都市では無いというだけは無く、チェルノボーグを内包していたウルサス帝国や龍門を内包している炎国のような国家形態を成していない独立都市であり、何処かの国家に所属しているということはありません。つまり、シエスタはシエスタ単体で成立している都市ということが言えます。

なお、シエスタは海の近くにあるような雰囲気の都市ではありますが、実際はシエスタの近くにある海は海ではなく、非常に巨大な湖であるとされています。

シエスタ最大の祭り「オブシディアンフェスティバル」

シエスタでは夏の時期に都市全体を用いて行われるミュージックフェス「オブシディアンフェスティバル」が開催されます。

オブシディアンフェスティバルでは各分野においての著名なアーティストが呼ばれ、フェスティバル開催中は各アーティスト達がゲリラ的にシエスタ内の様々な場所でミニライブを開催したり、夜にはギャリソン遊園地にてメインステージライブが行われています。

期間中はまさにシエスタは眠らない都市になっていると言えるでしょう。

オブシディアンフェスティバルの開催時期

今回のイベントの時間軸はオブシディアンフェスティバルに記載されている「OF1097」という数字と家具テーマ「シエスタ風コテージのカレンダー」から見て1097年8月17日と思われます。

時間軸としてはメインストーリー5章の時間が1097年の1月初旬付近だとされているため「青く燃ゆる心」はレユニオンの龍門襲撃が終わった後と考えられます。ロドスにとっては束の間の休息というよりも一種の慰安旅行というほうが近いのかもしれません。

オブフェスのアーティスト達

今回のオブシディアンフェスティバルで呼ばれたアーティスト達は3グループ。「D.D.D」「エンペラー」「AUS」となっています。

Detructive Dragon Demon(通称:D.D.D)

著名DJ兼音楽プロデューサーでデビュー当時からマスク姿のため、正体は知られていません。今回のイベントの顔とも言え、メイン曲とも言えるBGM「Ready?」の作曲者でもあります。

マネージャーの意見を無視した後に1日中騒ぎ、平然と次の日もステージに立っている辺り、かなり自由人であることが伺えます。一人称がオイラ、外見からは分かりませんが女性というかなり特徴のある人物でもあります。なお、本名はGrace、クロージャとも知り合いの様子。

 

モチーフはその姿やSNSを通して人気を獲得したという表記から分かるように「Marshmello」がモチーフとされています。

エンペラー a.k.a 皇帝 帝王 E-BRO

Monster Siren Record(MSR)所属の音楽プロデューサー兼ラッパー兼企業経営者。

皇帝はご存知の通り、エクシアやテキサス、ソラ等が所属している龍門も物流企業「ペンギン急便」の社長であり、現在はアーティストというよりもペンギン急便の経営に力を入れている様子。

Distrackと呼ばれる相手をディスることに重点を置いたラップが皇帝の制作曲の大半を占めるということから分かるように非常に口の悪い人物であり、例え相手が目上の存在だろうと自分が気に食わないと感じれば喧嘩を吹っかけるような人物でもあります。

モチーフとされている人物は皇帝が着ているシャツに「ToPac」という表記があるということや、西クルビアが誇るラップの神と評されていることから「2Pac」がモチーフでは無いかとされています。

Alive Until Sunset(通称:AUS)

人気のヘビメタバンドでありながら、メンバーの正体には謎が多く、MSR契約以前には何をしていたのかがほとんど分かっていないグループ。

AUSの曲にはヘビメタでありがちな汚い言葉というのがほとんど無く、ヘビメタの一般的な印象を大きく変えたとされています。

モチーフとされているバンドはAUSの歌詞には一切汚い言葉が使用されていない、MSRに所属する前は泣かず飛ばすだった、Alive Until Sunsetという名称からロックバンド「Linkin Park」だとされています。

Linkin Parkはワーナーと契約をする前はほとんど話題になることが無かったバンドではありましたが、契約後は一気にロックバンドとしての地位を確立しています。また、歌詞も汚い言葉をほぼ使われていないという点もAUSとは似ています。

そしてLinkin Parkのボーカルを務めていたチェスター・ベニントンは2005年に「Dead by Sunrise」というバンドを結成しており、これは「Alive Until Sunset」の対義語とも言えるような名前となっています。

AUSに関しては他にも解説出来るような点はありますが、この記事で解説してしまうとあまりにも長くなってしまうのでまたの機会に。

黒曜石の効果

OF-ST1ではシエスタ火山で入手することが出来る黒曜石にはオリパシーを抑制する効果があるという説明が存在しています。また、天災を避ける効果があるのではないかとも。

オリパシー研究においてトップを走るロドスで確認されていないということからも分かるように、黒曜石には当然そのような効果は無く、これに関しては今回のストーリーの黒幕であるクローニンが黒曜石を用いて金儲けをするためだけの口実にしか過ぎません。

また、天災を避ける効果ということに関しても全くの嘘であり、むしろ黒曜石を採掘したことによって火山の生態系が乱されてしまい、シエスタ火山の噴火という結果を導いてしまっています。

シュヴァルツとセイロン

セイロンとシュヴァルツは元々はお嬢様とヘルマン市長のボディーガードという関係ではありましたが、ヘルマンが妻を亡くしてからというもの、妻の愛したシエスタを妻にとっての天国とするために仕事に没頭するようになり、セイロンとの関係がややこじれたものとなってしまいます。

その際の幼い頃のセイロンの世話役として側にいたのがシュヴァルツであり、セイロンからすれば血は違えど姉のような存在となっていることが伺えます。当のシュヴァルツも仕事の内とはいえ、その仕事の範囲から越えているのでは無いかと感じるほどにセイロンに対しては過保護に接していた様子。

セイロンはシュヴァルツが傭兵であり暗殺者であるということを知りはしなかったようですが、それを知ってもなお、良好な関係が続いている辺り、非常に仲が良いことが伺えます。

ヨウガンオリジムシ「ポンペイ」

シエスタ火山には元々スカイフレア曰くカザンオリジムシ又はヨウガンオリジムシと呼ばれるオリジムシが存在しており、これらのオリジムシは黒曜石を餌としていました。

しかし、先述したようにクローニンが自身の私腹を肥やすために禁止をされている黒曜石の採掘を裏で続けたということ、シエスタ火山が噴火をしてから時間が経っており黒曜石の供給が行われていなかったということから、オリジムシ達の餌である黒曜石が少なくなってしまいます。

その結果、オリジムシ達は餌である黒曜石を求めて火山内部を所構わず這いずり回り、火山内部の環境を通常時とは大きく変えてしまいました。

そしてそのオリジムシの中でもシエスタ火山の主と言われているのが「ポンペイ」であり、このポンペイは火山を噴火させるほどの力を持ちます。ポンペイからすれば人々が奪った黒曜石という餌を求めて動き回った結果、スカイフレア達に制圧されたというかなり理不尽な状況と言えるでしょう。

シエスタの移動都市化

スカイフレア達の健闘もむなしく、シエスタ火山の噴火が止められないことがOF-ST5のストーリーにて明らかになっています。

元々シエスタはシエスタ火山が近くにあるということから、ヘルマンもシエスタが溶岩に沈むという懸念はしていたようで、高度開発エリアをシエスタの拡張エリアとして運用する考えはあったとのこと。

それが今回の騒動によって高度開発エリアをシエスタの拡張エリアという形では無く、新たなシエスタとしてシエスタを移動都市にするという形になり、新たなシエスタへの移行は今回のオブシディアンフェスティバル終了後に行われるようです。

主な登場人物

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セイロン ヴィクトリア国立大学源石研究学科の卒業生でシエスタ市長ヘルマンの娘。

シエスタ火山の異常を見つけ、ヘルマン市長の代行としてオブシディアンフェスティバルを運営していたクローニンに対してオブフェスの即刻中止と住民及び観光客の非難を求めるも却下される。

その後はオブフェスの妨害工作人としてクローニンが操るシエスタ側のSP等から追われる事となり、ロドスと一連の騒動を収めるために協力関係を築く。

騒動終了後はシュヴァルツのオリパシーの治療と完治のためにロドスに加入した。

シュヴァルツ 元シエスタ市長SP兼市治安当局局長。シュヴァルツのお世話係という側面もあるが、実際は血は繋がっていないもののセイロンの姉とも言えるような間柄となっている。セイロンに対しては過保護な部分もある。

元傭兵かつ暗殺者であり、人を殺すことに何の躊躇いも無い人物。シュヴァルツがセイロンにこのことを話さなかったのはセイロンには裏の世界を踏み入れてほしくなかったための様子。

現在はセイロンと共にセイロンの世話役も兼ねてロドスアイランドに加入をしている。

クローニン シエスタの天災トランスポーターであり、実質シエスタのNo.2。ヘルマンが不在の際には市長代行を務めている様子。今回のイベントストーリーではオブシディアンフェスティバルの運営をしている。

ヘルマン曰く元々問題がある人物ではあるものの、能力はあったため、それを買われて様々な重要な職業/サブクラスをしていた。しかし、それが裏目に出て、シエスタでは禁止されている黒曜石の採掘を私腹を肥やすために裏で行い、結果的にはシエスタ火山の噴火という最悪の結果を導いた人物。

ヘルマン 寂れた漁村だったシエスタを一代で有数の観光都市にまで発展させた敏腕市長でありセイロンの父。シュヴァルツの雇い主でもある。

裏では表では言えないようなことを幾らかしてきたという発言から、決して清廉潔白の人物では無い。

妻はセイロンを生んだ際に亡くなっている。ヘルマンがシエスタに対してここまで心血を注ぐのは、妻が愛したシエスタを妻にとっての天国にするためとしている。そのため、シエスタに対しては一切の汚い事はしていない様子。

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