基本ステータス
ブロック数 | 3 | 攻撃速度 | やや遅い(1.5s) |
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初期コスト | 19 | 最大強化時コスト | 23 |
再配置時間 | 遅い(70s) | ||
特性 | |||
敵を3体までブロック |
基本ステータスは配置コストやブロック数などは一般的な重装オペレーターのものとなっている一方で、攻撃速度は一般的な重装オペレーターの攻撃速度が1.2sとなっているため、重装オペレーターの中では遅い部類となっています。
ステータス
HP | 攻撃 | 防御 | 術耐性 | |
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初期 | 1539 | 295 | 254 | 0 |
初期最大 | 2080 | 405 | 380 | 0 |
昇進1最大 | 277 | 513 | 529 | 0 |
昇進2最大 | 3699 | 619 | 726 | 0 |
信頼度最大 | +400 | +70 |
基本ステータスは非常に高く、HPと防御力は全重装オペレーターの中では最も高い数値、攻撃力もジュナーに次いで高いものとなっています。
ただ、攻撃力に関しては攻撃速度が他の重装オペレーターと比べると遅くなっているので、DPSという面で見れば通常攻撃はホシグマとあまり大きくは変わらず、サリアよりかは低いというものとなっています。
攻撃範囲
初期 | 昇進1 | 昇進2 | |
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攻撃範囲 | |||
スキル3攻撃範囲 | |||
攻撃範囲はやや攻撃に寄った重装オペレーターによくある自身のいるマスと前方1マスが攻撃範囲となっています。そのため、性能としてはメインタンクを張れる性能でありながら、攻撃範囲としてはサブタンクも出来るという非常に使い勝手の良い性能となっています。
スキル3の効果範囲はサリアのスキル2と全く同じものとなっているためかなり広く、ニェンを単騎で運用するということさえしなければ非常に多くのオペレーターに対して効果を付与することが出来るでしょう。
潜在突破
2段階目 | 3段階目 | 4段階目 | 5段階目 | 6段階目 | |
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突破段階 | 配置コスト-1 | 攻撃力+24 | 防御力+30 | 第一素質効果強化 | 配置コスト-1 |
潜在突破による効果は配置コスト減少、攻撃力増加、防御力増加、素質1効果強化の4つ。5段階目の素質1効果強化の効果がかなり強力なものとなっており、重装オペレーターのHPを上限を更に4%追加するというものとなっています。
平均して120程度重装のHPを追加するものとなっているので、可能であれば潜在突破をさせておきたいところではありますが、ニェンは限定オペレーターのためかなり厳しいという点が懸念材料。
素質
素質名 | 解放段階 | 効果 |
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金城鉄壁 | 昇進1 | 編成時、味方【重装】ユニットのHP上限+8% |
昇進2 | 編成時、味方【重装】ユニットのHP上限+16% | |
昇進2 潜在5 | 編成時、味方【重装】ユニットのHP上限+20% | |
赤鉄明鏡 | 精鋭2 | 配置時、自身に3つのシールドを付与(攻撃を3回まで相殺) |
金城鉄壁
ニェンを編成時、味方重装オペレーターのHP上限を最大で+20%するというもの。
ニェンを編成さえしていれば効果は発揮するため非常に使い勝手が良く、重装はHPが非常に高いオペレーターが多いので効果としても恩恵を受けやすいものとなっています。
また自身にもこの効果は適用されるため、ただでさえ高いニェンのHPが更に高くなるという点でも欠点が無い素質と言えます。
赤鉄明鏡
ニェンを配置した際に自身に3つのシールドを付与するという素質。シールドは1枚につき1回の攻撃を完全に無効化するため、危機契約で登場したような非常に火力の高いヴェンデッタですらも3回であれば耐えることが可能です。
シールドは再配置することで再度展開することが可能となっているので、その場しのぎの盾としても運用することが出来るでしょう。
スキル効果
スキル名 | スキル内容 | |
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錫灼 |
発動タイプ | 自動回復,手動発動 |
必要SP/持続時間 | 初期SP10,必要SP30/20(30)秒 | |
効果 | 防御力+25(70)%、攻撃力+10(45)%、通常攻撃が術攻撃になる | |
銅印 | 発動タイプ | 自動回復,手動発動 |
必要SP/持続時間 | 初期SP25(35) 必要SP50/30(35)秒 | |
効果 | 攻撃しなくなる。防御力+60(130)%、ブロック数+1。 攻撃される度自身の攻撃力の50(90)%の術ダメージを与え、 特殊能力を3(5)秒間無効化する。 |
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鉄御 | 発動タイプ | 自動回復,手動発動 |
必要SP/持続時間 | 初期SP40(70) 必要SP85/40(45)秒 | |
効果 | 攻撃力+30(120)%。周囲の味方ユニットの防御力+30(80)%、ブロック数+1、 【レジスト(スタン、寒冷、凍結状態の継続時間が50%短縮)】を付与 |
錫灼
ニェンの攻撃力と防御力を強化し、さらにニェンの通常攻撃を術攻撃にするというもの。他のスキルと比べると上昇率は控えめにはなっているものの、発動に必要なSPが低めとなっているため、使い勝手が優れています。
他のスキルと比べると地味ではありますが、様々な場面で使用することが出来るスキルとなっているのでニェンを汎用性のある重装として運用したいのであればオススメのスキルです。
銅印
ニェンが攻撃をしなくなる代わりに防御力とブロック数が上昇し、更に反射ダメージを繰り出すようになるスキル。ブロック数が増加するため敵を逃しづらくなり、反射ダメージの相手の特殊能力を一定時間無効化するという効果もあるので、束縛を使用してくるサルカズ術師を完全に無効化することが可能となっています。
ただし、ラップランドがこちらから攻撃をして特殊能力を無効化するのに対してニェンは相手側から攻撃をしてもらわなければ特殊能力を無効化することが出来ないので、バクダンムシといった相手は苦手としている点には注意が必要です。
またあくまでも防御力が強化されるというだけで術耐性は強化されません。反射はしてくれますが、術攻撃のダメージは一切減衰せずにダメージを受けるという点にも注意。
鉄御
自身の攻撃力を増加させ、周囲の味方に防御力上昇とレジスト、ブロック+1を付与するというスキル。
効果範囲がかなり広く、また重装は特殊な使い方でもしない限りは陣形の中心に配置することが多いため、非常に多くのオペレーターがこのスキルの恩恵を受けることが可能となっています。
総じてほぼ全てのオペレーターとの相性が良いスキルと言え、使用場所を選ぶことはありません。
ブレイズなどの範囲前衛に使えば同時攻撃することが出来る相手が増加し、エフイーターなどの押出型に使えば同時に押し出せる敵の数が増加、マンティコアなどのブロック0オペレーターに使用すれば素質の回避率の高さにより、回避盾のような運用をすることが可能となります。
ただし、星6のスキル3ということからも分かるように発動に必要なSPが非常に高くなっているという点と、ニェン自身は攻撃力が上昇するのみで防御力などは上昇しないという点には注意が必要です。
インフラスキル
スキル名 | 解放条件 | 発動施設 | 効果 |
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希少金属識別 | 初期 | 加工 | 加工所で昇進素材を加工時、副産物の入手確率+100% |
やりたい放題 | 初期 | 加工 | 加工所で昇進素材を加工時、追加で消費する体力+2 |
希少金属識別
加工所で昇進素材を加工時、副産物の入手確率が+100%されるというもの。確率表記としてはややこしいものとなっていますが、あくまでも副産物の入手確率に補正が掛かるというもので、副産物の入手確率が+10%であれば+20%になるというものとなっています。
副産物の入手確率の上昇量としては全オペレーターの中でトップとなっていますが、後述するデメリットスキルもありことから万能という訳ではありません。
やりたい放題
「希少金属識別」がメリットスキルになっているのに対して「やりたい放題」はデメリットスキルとなっており、昇進素材の加工を行う際には問答無用で消費体力を+2するというもの。
そのため、元々の消費体力が多いものほどデメリットスキルの受けるデメリットは相対的に小さくなり、元々の消費体力が少なければ少ないほどデメリットが相対的に大きく受けてしまうというものとなっています。
そのため、基本的には体力消費を大きい上位素材などを加工する際にニェンを使うという形にすることでデメリットによる体力損失を最小限にすることが出来るので、下位素材は他の加工所スキルを持つオペレーターを使用し、上位素材を加工時にニェンを使用するという形にすれば良いかと思います。
まとめ
ニェンはリミテッドスカウトで実装された重装オペレーターという名に恥じない性能を持つオペレーターとなっており、現状では防御力という面では最高峰の性能を誇っています。
特にスキル3の他オペレーターのブロック数を増加させるという効果は他のオペレーターは持っていないものとなっており、更に防御力も上昇させるため、立て直しを図る際にはうってつけの非常に強力なスキルと言えます。
一方で殲滅力という点ではホシグマに、回復力という点ではそもそもニェンには回復スキルは無いのでサリアに劣っているという状況なので、限定オペレーターだからといって他の重装オペレーターの上位互換という訳ではありません。
むしろ、性能特化という面では上記の重装オペレーターには劣っているため、非常に高い性能を持つ割には出突っ張りという状況ではありません。そのため、育成しておいても損は無いオペレーターとは言えますが、あくまでも他の重装オペレーター等の育成が終わり、土台となる編成が出来ている状態になってからニェンは育成に取り掛かることをオススメします。