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【明日方舟】ロスモンティス(Rosmontis 迷迭香)の詳細(性能やスキル、資料)

通常昇進2

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基本プロフィール

職業/サブクラス狙撃レアリティ★★★★★★
性別身長142cm
精通オリジニウムアーツ(運動制御)出身クルビア
戦闘経験歴1年種族フェリーン
誕生日7月6日所属機関ロドスアイランド
イラストレーター唯@WCV小倉唯
オリパシー感染状況
体表に源石結晶の分布を確認。
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
客観的経歴

ロスモンティスはロドスのエリートオペレーターであり、極めて珍しいアーツを身につけている。
大型生物への対抗、硬い対象の破壊、施設の緊急制動や小規模衝突の中断などの任務において素晴らしい働きを見せている。
また、陣地攻略戦、陣地戦、殲滅戦などにおいても極めて強い戦場把握能力と著しい戦術的価値を見出されている。
今はケルシーの指示により、殲滅戦のコアメンバーの一人として活躍している。

ロスモンティスの他全ての資料は高権限データベースに移行する

基本ステータス

ブロック数1攻撃速度2.1s
初期コスト23最大強化時コスト25
再配置時間70s  
特性
通常攻撃は地面上の敵に2回の範囲物理ダメージを与える
(2回目は余震、攻撃力の半分でダメージを計算する)

ステータス

 HP攻撃防御術耐性
初期87434112310
初期最大116646116010
昇進1最大147758420010
昇進2最大194468824515
信頼度最大 +60+30 

攻撃範囲

 初期昇進1昇進2
攻撃範囲

潜在突破

 2段階目3段階目4段階目5段階目6段階目
突破段階コスト-1再配置時間-4秒攻撃力+32素質1強化コスト-1

素質

素質名解放段階効果
殲滅戦用装備昇進1攻撃時、敵の防御力を90(+15)無視
昇進2攻撃時、敵の防御力を160(+15)無視
思念維持昇進2配置時、配置中の【術師】から一体ランダムに選択し、対象と自身の攻撃力+8%

スキル効果

スキル1

意識拡張攻撃回復
手動発動
攻撃範囲
SLv初期SP必要SP持続効果
104次の通常攻撃時、追加で攻撃力の80%の術ダメージを与える
2次の通常攻撃時、追加で攻撃力の85%の術ダメージを与える
3次の通常攻撃時、追加で攻撃力の95%の術ダメージを与える
4次の通常攻撃時、追加で攻撃力の100%の術ダメージを与える
5次の通常攻撃時、追加で攻撃力の105%の術ダメージを与える
6次の通常攻撃時、追加で攻撃力の110%の術ダメージを与える
73次の通常攻撃時、追加で攻撃力の120%の術ダメージを与える
特化1次の通常攻撃時、追加で攻撃力の140%の術ダメージを与える
特化2次の通常攻撃時、追加で攻撃力の160%の術ダメージを与える
特化32次の通常攻撃時、追加で攻撃力の180%の術ダメージを与える

スキル2

神経遮断自動回復
手動発動
 
SLv初期SP必要SP持続効果
1204030通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+10%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.7秒間スタンする
23931通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+10%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.7秒間スタンする
33832通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+10%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.7秒間スタンする
43733通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+20%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.9秒間スタンする
53634通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+20%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.9秒間スタンする
63535通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+20%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.9秒間スタンする
73436通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+30%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で1.1秒間スタンする
特化13337通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+37%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で1.2秒間スタンする
特化23238通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+45%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で1.3秒間スタンする
特化33040通常攻撃の間隔が延長(+50%)し、攻撃力+55%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で1.5秒間スタンする

スキル3

スキル名自動回復
手動発動
攻撃範囲
SLv初期SP必要SP持続効果
1358025通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+10%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を1.5秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
279通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+15%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を1.5秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
378通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+20%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を1.5秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
47726通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+25%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を2秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
576通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+30%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を2秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
675通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+35%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を2秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
77427通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+40%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を2.5秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
特化17028通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+50%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を2.5秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
特化26629通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+60%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を2.5秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)
特化36030通常攻撃の間隔が短縮(-50%)し、攻撃力+75%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備(2体)を配置(配置後、周囲にいる敵全員を3秒間スタンさせる、戦術装備にブロックされている敵の防御力-160)

基地スキル

スキル名解放条件発動施設効果
超感初期製造所製造所配置時、宿舎内のオペレーターが1人につき知覚情報+1

1知覚情報1思念連鎖に転化される
念力初期製造所製造所配置時、思念連鎖2につき、製造効率+1%
精神実体昇進2製造所製造所配置時、思念連鎖1につき、製造効率+1%

昇進強化内容/必要素材

昇進1強化内容ステータス上限解放/コスト+2/スキル「神経遮断」習得/素質「殲滅戦用装備」習得
必要素材/LvLv龍門幣初級狙撃SoC初級砂源初級装置
5030000593
昇進2強化内容ステータス上限解放/スキル「が望むままに」習得/素質「殲滅戦用装備」強化/素質「思念維持」習得
必要素材/LvLv龍門幣上級狙撃SoCD32鋼上級アケトン
80180000445

スキル強化必要素材

 

能力測定

【物理强度】普通/■■
【戦場機動】標準/優秀
【生理的耐性】普通/卓越
【戦術計画】標準/――
【戦闘技術】普通/標準
【アーツ適正】卓越/――

上記のテスト結果はロスモンティスとそのオリジニウムアーツが達成出来る測定上限に分けられている。なお、ロスモンティスのオリジニウムアーツに関する使用可能なテストは全て屋外に移動して行われる。

関連アイテム

潜在上昇の印

ロスモンティスの潜在能力を高めるために使用する。

丹精込めて製作されているが、まだ拙いところが残る植物標本。

彼女は、この植物たちがあなたの記憶に留められることを、心から願っている。。

求人契約

エリートオペレーター・ロスモンティス、その手であなたの執務室の扉を開け放つ。

彼女は武装していない、昨日彼女のお菓子を盗み食いしたことは、もう忘れてしまっているだろう、たぶん。

 

プロファイル

健康診断

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造影検査の結果、一部の臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。



【源石融合率】<1%



【血液中源石密度】0.13u/L



今知られるほとんどの身体器官の結晶化と源石の増殖現象は、基本的に血液中源石結晶の過剰な累積による局部的病理変化だ。

ああ、Touch、君の推測は大体合っている。

この特殊個体は感染者とは呼べるのだろうが、鉱石病とは言い難い。

彼女の脳幹にある感染器官は自然に生まれたものではない。そうだ……人工的に移植されたものだ。Raidianの調査報告を参考に、その装置は完全に人工的産物であると確定できる。



スペクターの感染もこの特殊個体と同じく人為的な感染と言えようが……スペクターの免疫システムが激しく源石感染に抗っているという生理現象はひとまず置いておくとして……スペクターの脳脊髄液に含まれる高濃度の液体源石は確実に彼女の命を脅かしている。そして我々は手段を選ばずに彼女の病状の悪化を防ごうとしている。我々にとっては当たり前のことだからな。

だが、この特殊個体に施された実験は、まさに源石感染が該当個体へ及ぼす悪影響を抑えることを目的の一つとしている。

彼らはやり遂げてしまった。たとえ一時的なものであっても。

プロジェクトを立ち上げた当初から、彼らは鉱石病に患っていない感染者を、アーツユニットを要さない術師を、アーツ理論教育を徹底的に叩き込まれる必要のないアーツマスターを生産しようとしていた。

感染器官は彼女の体内の源石密度を上げたりしない。この特殊個体は、ある意味「感染してない」と言える。

特殊個体の身体機能が正常に働き続けているというのに、その彼女の正常な呼吸、嚥下や血液循環を保証している器官を取り外せと?

我々にそのような能力はない。誰にそのようなことができるというのだ?この実験は短時間では再現することさえ不可能であるのに、実験成果から逆推して正常な身体組織に還元しろと?



「ローキャン水槽」ラボは今やただのくず鉄で、残りわずかの研究資料も一掃された。破棄されてしまったのか、出資者が回収に成功したのかさえわからない。ラボの事実上の掌握者はこのようなスキャンダルを外部に漏らしはしないだろうし、我先にと「ローキャン水槽」の残骸に群がってその血肉を啜う他企業も決して少なくない。クルビアの都市それぞれにどれほどのスパイが潜んでいるだなんて、誰が数え切れるだろうか。

ローキャン・ウィリアムズは確かに天才なのだろう。だが、彼の無知と無感情は多くの生命を犠牲にし、彼自身をも破滅に導いた。己の罪に葬られるのも自業自得だ。

マイレンダー児童権益保証基金会が廃墟からこの特殊個体を助け出し、秘密裏に海外へ身柄を移したのも、その上層部による深い考慮の結果だろう。クルビアの企業や利益団体の誰ひとりにもローキャンの成果を得ることを許してはならない。この「ローキャン水槽」ラボで起こった事故はそのままおおごとにさせてはいけない。その実験成果がより多くの不安定要素をもたらすことなど許されてはいけない。彼らも許せなかった。その事故自体をなかったことにする方がましと思ったほどだ。

そして彼女は最終的に私のところに送られてきた……これもまた数奇な巡り合わせなのかもしれない。あるいは、私がかつてローキャンの師と共にクルビアでの鉱石病研究領域におけるローキャンの学術人生を終わらせたためかもしれない。だが我々は知っている。これしきのことで彼を止めることは叶わない。そして、この大地に生きる命全てを利用しようとする輩を阻止することなどできはしないのだ。

こうして、我々とマイレンダーの協力関係は終わった。これは彼らが依頼し、我々の手を介した最後の秘密裏で処理するプロジェクトだ。実験個体のことも、これきりでクルビアのあらゆる記録から消え去る。



マイレンダーは実験個体の生死を問わない。彼女の行く末は我々に託された。

だが彼女への処置は──もし実験器官を直接取り除いたらどうなるのか?彼女の生体システムへの直接ダメージでさえ一番軽い影響あるかもしれない。

この装置には取り替え機能がない。そのような機能を取り付けようと考えたことすら一度たりともないだろう。

それはもはや彼女の一部になっている。奴らは、このアーツユニットを……彼女の命そのものとなるように作ったのだ。

私には彼女に命を捨てろと強要する資格はない。

……だが、道徳というものは我々の面する問題だ。ロドスのではない。



──ケルシー医師

第一資料

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ほら、相互比較表は作ったよ……ああ、本人は外見に違わず、ちっちゃいフェリーンっ娘だ。そこんとこは言うことないだろう……

だがアーツはな、うーん、室内でのテストはもう止めたんだが、それまでに入手できたデータでもかなりの問題の説明はつく。

ああ、理論面のことを話しすぎるのもしょうがないだろう。俺だってあんまわかんねぇわ、理論術師たちはいっつも逆知覚とか思考衝動とか言ってるけど。なんか認知学や神経科学が大きく関わっているとか言うが、そこらへんは俺はさっぱりだ。

今はそのアーツの表れ方の話だけにしよう。ああ、ほとんどは機密扱いだからな、この資料もお前に大まかな中身を知ってもらうためだ。

一部ではもう彼女のアーツを「精神実体」と呼び始めている。なんせ……そのままだからな、わかりやすくて便利だ。

彼女のアーツは広い範囲を覆い、内部の物体の運動状態を感知するための「網」を形成しながらも、内部の個体にそういう「接触」を全く悟らせないこともできるし、逆に純粋に一個体のみに作用させることも可能だ。たぶん大きな手のようなイメージだろうな……たとえ彼女にアーツの範囲を最小限に留めておくように要求しても、少なくとも数平方メートルを影響下においてしまう。彼女のイメージからして目標を「握る」ような感覚だからだと思う。しかも、その力は目標の内部に及ばないらしい。たとえ透明な、内部構造が鮮明に見える水筒でも、その中から水筒を破壊することはできない。外部から力を加えてそいつを押しつぶすことしかできないんだ。ますます、伸ばせて変形させることが可能な力が込められた実体っぽく感じられる。

テスト中、「手」と「握る」といったイメージを通して、我々は彼女が高度の集中状態において、上限「四本」の巨大かつ無形の「手」を駆使できると推測した。推測計算の結果は、アーツの活性と深水実験をもとに計られたものらしい。速度テストでも強度テストでも、彼女のアーツには莫大なエネルギーが秘められていることが証明された。だが、そのエネルギーが活性化し何かを砕く寸前まで、我々はアーツの形成予兆でさえ観測できなかった。

なぜ四本、なぜ無形の「手」なのだろうか?彼女がそう想像したからなのか?確かに、標的物体の構造や形状の変化への確認中、一部の突起はまるで指の間に挟まれた位置にあったみたいと感じたんだ……

温度差が大きい場合、彼女はアーツの使用中に凍傷や火傷を負うこともあるようだ……少なくとも神経活動を見る限りは。何の症状も見られないが、彼女は……「冷たい」……あるいは「痛い」など言い出すんだ。しかも脳の皮質の活動を見る限り、それが本当みたいなんだ。

(録音の音量が次第に低くなる)

一つ、あんまりアテにならない話を聞いたことがあるんだ……というか、恐ろしい話だ。

彼女の兄弟が、まだ彼女の体の中で生きている、ってやつだ。彼女のアーツは、その兄弟たちが……手を伸ばして、大地を抱きしめたり、何かを殴ったりしている、という話だ。

誰から始まった噂なのかは知らない。本当、背中が凍える気分になるものだ。



──記録員・術師オペレーターKKの録音より

第ニ資料

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マイレンダーが送ってきた患者にオペレーター訓練を受けさせてからしばらく経つ。ケルシーの案かOutcastの案かは知らないが、確かに彼女を落ち着かせたようだ。

私が会った他の実験被害者のように、いつも裂けるような悲鳴をあげているわけでも、完全に生活能力を失い、容器の中に縮まって震え続けているわけでもない。

この子供はある程度の教育を受けたことがある、中流家庭の出だろう、というのが私の最初のイメージだ。精神が不安定な時のみ、彼女が引き起こす艦体への破壊が痛々しさを如実に物語っていた。

彼女は実験室を恐れている。医療機材を憎んでいる。通常基準装甲の数倍の強度を持つ装置を、空中で握りこぶし程度の大きさにまで簡単に圧縮させることができてしまう。もしLogosがいなければ、私達はもう数回は死んでいたのではないだろうか。

ここまで来れば、この子が以前どのような目にあったかを我々も想像することができた。近頃、ケルシーは一部の実験室とリハビリ病室のリフォームをエンジニア部に要請した。私も検査用設備の配置を一部変更した。これで以前よりは快適で、温かみが感じられるようになった。

彼女はさほど暴れなくなった。
彼女に事の正しさだとか間違いだとかを説明しても意味がない……物分りの良い子であるのは明らかなのだ。だが、彼女はすでに記憶喪失に類似した精神的な病状を発現している。時には専門的な知識でさえ忘れてしまうのだ。だが我々は、彼女に条件反射的な適応訓練を施すのは有効であると気づいた。

Touchの推測によれば、彼女は本当に忘れ去ったのではなく、ただ記憶を封じ込んでしまっただけである。それは彼女の脳の中にある例の装置と関係があると我々は踏んでいる。あるいは、その忘却に似た記憶封印こそが彼女自身が求めた結果で、アーツは彼女の願いを実現させたのではないだろうか。

彼女のアーツは単純な念動力では収まらないはずだ。過去の出来事は彼女を煩わせている。だからこそ、記憶を消し去りたいと願ったのではないだろうか。だが、彼女はその後に残った強烈で乱雑な感情をコントロールする術を持っていない……めちゃくちゃだ。彼女はなぜまた忘れてしまったのかと自身を責める羽目になり、焦りと戸惑いに陥ってしまう。彼女は、我々の期待に応えられないことに悩んでいる。我々は彼女を励まし、協力したいと考えているにもかかわらず、彼女は自分を責めている。

彼女がかつて施された実験の記憶を辿ることはもうできない。その件について、彼女は自分の脳からすっからかんになるまで放り出して捨ててしまった。自己封印にも近い暴力的なやり方だった。彼女の記憶喪失症状は、全てその行為の副作用である可能性さえ存在している。

彼女が身につけていた認識や概念が絶えずに消耗され続けている。おそらく例の人造器官によって、彼女の体が続けているストレス反応への対応のために消耗していると推測される。

彼女には記録装置が必要だと思った。入力しやすい端末を一台作ってあげるつもりだ。そうすれば、彼女は常に記憶を顧みることができ、求めた状況や言葉を振り返ることによって、事実を、感情を再び脳内で結びつけることができるようになる。音声が消された映画に再び台詞をつけるように。

一度、なぜ部屋の中では靴を履いてはいけないのかと彼女に聞かれたことがある。安全性を考慮しているためだと答えながら、アーミヤに靴を借りて、彼女が外出する時に履けるようにしないと、と思った。アーミヤは新しい靴をわざわざ持ってきてくれた。彼女のサイズにぴったりな靴だった。二人はすぐ仲良くなり、アーミヤは彼女をなだめるのがとても上手だった。
この時思った。この患者の生活は今から新たに始まるべきだと。彼女の起点は過去にはないのだと。彼女なかは確かに未だ多くの謎が潜んでいるのかもしれない。だがそれがどうしたというのだ。

ケルシーは、しばらくしたら術師と医療のエリートオペレーターの間で投票を行うと言っていた。自分はエンジニア畑で参加することはないのだろうが、もし参加できるとしたらきっと、この子にこのままロドスで生活させる方に投票するだろう。もし彼女が必要としているのはストレスの発散とアーツの制御方法ならば、我々のような者たちこそが誰よりも適任なのだから。

──文字がぼやけた個人記録。資料ファイルに挟まれている。

第三資料

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【エリートオペレーター記録】

1 感染者。

2 性格:

社会的繋がりを重視、実践派。

3 身分関連:

クルビア。

協力関係のち、災害的突発事件により、協力終止。

感染者、被保護者、実験産物。

これ以上の情報の開示を禁ずる。

4 感染者関連:

所属、理解、維持。

5 戦術要旨:

小隊の核心、殲滅、高度な集中力。

6 ■■の可能性:

中レベル。

7 B分類事項:

許可。慎重な指導が必要。

8 指揮権限:

ケルシー、アーミヤ



追加指揮権限:ドクター。

第四資料

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「ローキャン水槽」は問題の大元ではない。事が起きた時、ローキャンは大きなプレッシャーを受けたことだろう。でなければ、彼の性格からして、このような博打に出るようなことはなかったはずだ。

彼を擁護するつもりはないが、彼の行動の分析は、私の一部観点の論拠となるかもしれない。思うに、あの時期の彼は、資源提供を求めるため、地位の維持のため、あるいはプロジェクトの存続のために、自身の理論を支える実験結果を切に必要としていたのではないか。

ローキャンは特殊個体に人造の感染器官を移植していた。その唯一の理由は感染者関連のプロジェクトを進めていたからに過ぎなかった。もしまっさらなバイオニック機械のプロジェクトであったら、被験者はたとえ半数以上の器官を取り替えられたとしても、鉱石病感染の危険性はみじんもなかったはずだろう。

特殊個体及び彼女の兄弟は、ただ少し特別なアーツの才能があったことで、こんな実験に巻き込まれてしまった……彼らの家庭の破滅も、引き取られた先での生活も、でっち上げの保護者も、違法の保護施設も、全て実験に関連している。例の推測を否定する気はない。

マイレンダーの報告書では、ローキャンが既に実験を目的に彼女の兄弟を謀殺したことがはっきりと記載されていた。事故が起きたのはまさしくローキャンが、兄弟から取り出された「意識」を使って、強硬に彼女の感染器官を起動したことを起因としている。彼女が妄想した結果だろうが、スキャンの誤差によるものだろうが……これは奇妙なことであると私もわかっている。

だが、彼女の「兄弟」は未だに彼女の脳の一部に存在している可能性が高い。本人の無意識の拒絶か、あるいは彼女の「兄弟」の願いかによって、彼女自身もまだそれを知りたいとは思っていないだろうけれど。あまりにも理論化が行き過ぎた神経科学は私からすれば通用しないものだ。利益によって無理やり出された実験データは、少し手で握っただけで血がにじみ出てしまうものだ。

そんなデータは戦争や暴力の理論の役にしか立たない。私にはまだ必要がないものだ。「ローキャン水槽」は長い時をかけて企てていた。あれほど規模の小さいラボでもこのような底の知れない非人道的な犯罪行為の先導者となる事実は、クルビアの科学研究が特権の道を突き進み過ぎたことの証明にほかならない。ウルサスやサルゴンに比べて、クルビアの法律は確かにより進んでおり、より厳格であるかもしれない。

だが、法律の厳しさとそこに隙があるかはまた別の問題だ。法の執行者も制定者も生身の人間でしかない。進歩的な社会にはより「文明的」な欠陥が存在する。ただ彼女が感染者であることを、ただ、彼女が意識を圧縮することでアーツの投射範囲を拡大させる力を有することを、彼らは求め望んでいた。それだけのために……彼女はあのような目に遭ってしまったのだ。ヴォルヴォート・コシンスキーだろうがライン生命だろうが……あるいは表立っての関わりは見えないが疑惑は十分にある製薬企業のビーチブレラかタワーヒル・バイオテックか……誰だろうが変わりはない。

「ローキャン水槽」の背後にいる支援者が誰だろうが。より大きな災難がその行く道の先に待ち構えているだけだ。それで、投票の結果だが……反対票は二人じゃないかな。Logosも同意だ。そうだろう?うん?ああ、別に意外でも何もないよ。彼がカズデルのこと以外に一切関心を持たないと勘違いしているかもしれないが、それならエリートオペレーターに着任すること自体を断っていたはずだ。

反対票を入れた二人は……あの二人はそういう性格だからな。Pithたちが同意できないのはこの上ない自然なことだ。私が説得しよう。当然君たちが私にこうさせたのだ。いい加減にしなさい、Touch。同意票を入れたのは君たちだろう。あの二人を説得するのも君たちの仕事だったはずだ。私はただ早く済ませたいからに過ぎない。私がそうする理由?今朝、あの子の検査をしている時、彼女の名前を覚えているかと聞かれたんだ。

彼女は自分の過去の名前を知りたがっている。少しずつ自分の過去と向き合おうとしているんだ……たとえそれがかつて自分を壊した過去であっても。あるいは、彼女は新たな名前を名乗るべきか。……もし我々の都市と市民が真に遠い過去の血生臭い野蛮さから遠ざかったというのであれば、少なくとも、まず我々の人格が進化したことを証明しなければならない。

科学が無辜な人間を傷つけるために用いられることを阻止するのも私の責任だ。今あの子に名前を与えるのはまだ早計かもしれない。彼女自身で名前を考えるべきだ。だがコードネームであれば、今すぐにでも与えることができる。オペレーターになることは、彼女自身の明日のためにも、この大地の明日のためにも、他のどんな道より明るく拓けた未来であると考えている。

君たちも同意を示した以上、私も約束しよう。私が彼女を導く。彼女は君たちの家族に……チームメイトになるさ。あの子ならできる。【大昔の神話によると、自らの記憶と相対できない者をも最終的には勇気ある者に変える不思議な植物があるという。今日から、あの子のコードネームはロスモンティスだ。】

昇進2解放

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「彼女が普通の生活に戻る可能性はありますか?」

……「普通」の生活とは何でしょうか?荒野の集落の住民たちがどうにか身にまとう植物の葉で作られた衣装と、リターニア人自慢のアーツ精密織りのどちらが普通でしょうか?クルビアのスラムで食べられるひと茶碗三セントの酸っぱい豆スープと、ヴィクトリア某郡の数十種類の豪華料理が並ぶ宴会と、どちらが普通でしょうか?

この大地に暮らす者は皆、彼らの生まれ育った環境が作り上げたものです。こんな時に特定の生活スタイルが「普通」だなんて思い込むのは、偏見という皿に傲慢を積み上げて、大量の無知で飾り付けたものを何も考えずに食卓に出しているに過ぎません。

私たちが信じるべきなのは彼女自身です。時間を与えてあげましょう。彼女が胸を張ることができるまで。彼女が決めたことや、実現させたい未来、それが彼女にとっての普通の生活です。それこそが普通の生活なのです。たったそれだけのこと。

あなたは彼女にとってのこの大地です。あなたが彼女にどう接するかが、彼女がこの大地にどう接するかを決めるでしょう。



──Whitesmith

 

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音声記録
秘書任命えーと、ドクター……ファイリングとレポート、どっちも苦手だから他の当番でもいい?えっ、何もしないで、ここにいればいい?ドクター……何か変。
会話1ロドスのみんなは私の友達、エリートオペレーターと隊員達は私の家族だよ。前にケルシー先生がみんなを家族だと思ったらだめだって言ってたの。最初はよく分からなかったけど、今なら分かるよ。みんなは花瓶の中の花みたいに簡単に枯れちゃうんだ。でも私にはもうみんなしかいないの。
会話2何を読んでるって?えっと、これは、この間のメモ。あの日の朝はクロージャがコーヒーをこぼして書庫の巻物を何本も汚しちゃったの。それで、クロージャは呪われちゃった。たしか、5回喋ると唾が相手の顔に飛ぶって呪いだよ。怖い?
会話3痛いこと、悲しいこと、怖いこと、ふとした拍子に全部消えちゃう。でも、忘れじゃだめなの、覚えてたい。だって、その時の気持ちは全部体に残ってるから。理由も分からないまま涙を流すのは嫌だよ。記憶は負担になるけど、それでも自分で背負わなきゃ。
昇進後会話1私は盾も弓も使えない。銃を光らせることも、鉄の塊を簡単に兵器に変えたりも出来ない。それに、他のエリートオペレーターのみんなは私よりもずっと暖かいの。その暖かさがあるから、人のために、そして、自分の正しいと思うことに全てをかけられるんだ。私も頑張るよ。
昇進後会話2ケルシー先生もたくさん家族を失ったんでしょう?だって、そんな目をしてるから。でも先生は、どうして我慢して生きられてるの?私はみんながどんどんいなくなっちゃうことを考えただけで胸が張り裂けそうになるのに。先生は大人だから?じゃあ私も早く大人になりたい。
信頼上昇後会話1ドクター、この言葉、教えて。ブレイズに聞いたら何故かゲラゲラ笑われてアミーヤに叩き回されてたよ。口付け?つまり、キス?そっか、それなら私にも分かるよ。ドクター、ちょっと屈んで頬にチューしていい?いつもよくしてくれてありがとう。にゃ。
信頼上昇後会話2あの人たちのことは忘れない。私や他の化け物を作り出した人たち。私たちを使って悪いことをしてた人たち。この大地が人を傷つけることを止めるまで……あの人たちに罰を受けさせないといけないの。とっても、とっても痛くして忘れられないようにしてあげなきゃ。
信頼上昇後会話3あっ……あなたはドクター……だよね?昨日端末のメモで復習したばっかりだから。うん、思いだした、ドクター。もう私に命令していいよ、任務に行くでしょう?私の力、うまく使ってね。
放置うーん……ドクター、きっと疲れが溜まってるんだね。居眠りしてるのにすっごく不安そう。ぎゅうってしてあげたら、少しは安心出来るかな。ゆっくり、穏やかに眠れたらいいな。私も分かるから……夢の中でも苦しいんだね。分かるよ。
入職会話こんにちは、ドクター。エリートオペレーターのロスモンティスだよ。ケルシー先生の許可が出たから、私とチームの指揮権はドクターにあるよ。私の力を正しく使ってね、ドクター。それから、私は物忘れが酷いから、忘れてそうなことを教えてね。
経験値上昇うん……覚えた。こういう戦い方なら、私にも出来る。
昇進1ケルシー先生に聞いたことがあるよ、何で私なんかがエリートオペレーターなのかって。みんな、裏でこっそり、私には無理だって言ってるのも知ってる。でも先生はエリートオペレーターになれば、きっと色々覚えられてもっといい人間になれるからって言ってくれた。うん、今頑張ってるところだよ。
昇進2この大地は簡単に良くならないのに、人間は周りに流されてすぐに悪くなっちゃう。ドクター、私たちは悪い人になっちゃだめだよ。もしドクターが悪い人になるなら、きっと、すっごく悪い人になっちゃうと思う。そんなことはさせない。
編成時任務?うん、分かってる。私がオペレーターのみんなを守るよ、絶対に。
隊長任命私が隊長なの?うん、大丈夫。自分のチームじゃなくても、みんなのサポートをうまく生かすから。
作戦準備安心して、アーツのコントロールはちゃんと出来るから。
戦闘開始家族が傷つけられるのは嫌。家族を傷つけそうなものは全部壊すよ。
選択1あなたのこと、覚えておくつもりはないよ。
選択2命令を出して、完璧にやってみせるから。
配置1始まる。
配置2今から起きることを見たくないなら、離れてて、こっちを見ないでね。
作戦中1痛ければ叫ぶといいよ、少しは楽になるから。
作戦中2降参すれば怪我しなくて済むよ。
作戦中3あなたは死なない……死なせないように気をつける。
作戦中4誰かがやらないといけないことがある。私にしか出来ないことがある。
星4で戦闘終了いつかこんなアーツを使わなくていい日が来たら……うーん。そしたら、どんな一日になるのかな?想像出来ない。
星3で戦闘終了よく出来たね、ドクター、よしよし、ありがとう。
星2以下で戦闘終了残りは私が片付けておくよ。すぐに終わるから。
任務失敗いや……私は撤退しない。みんなを失望させるのは絶対いや。まだ剣だって振るえる……いや、剣を捨ててもいい!それでもまだ戦えるよ!絶対に行かない!
基地配属ち、小さい部屋に閉じ込めるのはやめて、怖いよ……あんな……あんな部屋はもういやなの。
タッチさ、触らないで!……怪我しちゃうから。
信頼タッチえっと……あ、あなたの手を折っちゃわないように、我慢するね……
タイトルアークナイツ。
挨拶あ、あなたは……ドクターだね。

オペレーター紹介

彼女を恐れる必要はない。

あなたの目に映る彼女はロドスアイランドの殺戮兵器、ミリアの災禍、ケルビン郡の虐殺者、感染者や抵抗者の敵だろう。

衝突から生き残った敵は彼女にはサルカズの血が流れていることを教えてくれた。荒野の感染者の中には彼女の事をヴィクトリアに住まう鋼鉄の化け物だとも言っていた。父親はおらず、母親はクルビアの移動都市にて生きており、母は彼女に都市の壁から作られた4つの武器を与えた。

この地でちゃんとした誠実な人になることは困難な事ではあるが、証明をする必要は何も無い。もし、それが本当だと思うのであれば、それが本当だと思っていればいい。

彼女は普通では無いが、彼女が物静かでかわいいフェリーンの少女だと思うのであれば、彼女はそういうフェリーン人の女の子だ。

彼女を恐れる必要は無い。正直な人は彼女の友人だ。邪悪な人物だけが彼女を恐れるべきだ。

解説動画

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