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【明日方舟】トギフォンス(熔泉 Toddifons)の詳細(性能やスキル、資料)

通常昇進2

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基本プロフィール

職業/サブクラス 狙撃 レアリティ ★★★★★
性別 身長 168cm
精通 射撃(バリスタ)、設計(攻城兵器)、鋳造 出身 ヴィクトリア
戦闘経験歴 2年 種族 ヴィーブル
誕生日 7月31日 所属機関 ヴィクトリア
イラストレーター 山×2 CV 仙台エリ
オリパシー感染状況
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
客観的経歴

ヴィクトリアシール軍事学院の中退生。正式に軍に所属した職業軍人ではないが、体系的な訓練を受けたことがあり、全方面において優れている。特に、攻城戦術と関連武器制作を得意としている。\n現在はロドスに加入し、狙撃オペレーター及び下級職人に就任している。主に遠距離からの敵拠点の破壊と、砲火による制圧を担当している。

基本ステータス

ブロック数 1 攻撃速度 2.4s
初期コスト 21 最大強化時コスト 23
再配置時間 70s    
特性
重量が最も重い敵を優先して攻撃

ステータス

  HP 攻撃 防御 術耐性
初期 820 427 60 0
初期最大 1066 594 80 0
昇進1最大 1333 782 100 0
昇進2最大 1667 954 123 0
信頼度最大   +95    

攻撃範囲

  初期 昇進1 昇進2
攻撃範囲

潜在突破

  2段階目 3段階目 4段階目 5段階目 6段階目
突破段階 コスト-1 再配置時間-4秒 攻撃力+34 素質強化 コスト-1

素質

素質名 解放段階 効果
パッションスナイプ 昇進1 【サルカズ】を攻撃時、攻撃力が130%(+5%)まで上昇
昇進2 【サルカズ】を攻撃時、攻撃力が145%(+5%)まで上昇

スキル効果

スキル1

信号矢 自動回復
手動発動
 
SLv 初期SP 必要SP 持続 効果
1 10 35 20 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-20%。通常攻撃が敵に攻撃力の120%の物理ダメージを与える
2 34 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-20%。通常攻撃が敵に攻撃力の125%の物理ダメージを与える
3 33 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-20%。通常攻撃が敵に攻撃力の130%の物理ダメージを与える
4 11 32 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-20%。通常攻撃が敵に攻撃力の135%の物理ダメージを与える
5 31 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-20%。通常攻撃が敵に攻撃力の140%の物理ダメージを与える
6 30 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-20%。通常攻撃が敵に攻撃力の145%の物理ダメージを与える
7 12 29 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-25%。通常攻撃が敵に攻撃力の150%の物理ダメージを与える
特化1 13 28 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-25%。通常攻撃が敵に攻撃力の160%の物理ダメージを与える
特化2 14 27 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-30%。通常攻撃が敵に攻撃力の170%の物理ダメージを与える
特化3 15 25 攻撃範囲内の敵1体(最も重いサルカズ種族の敵を優先して選択)をマークする。マークされた敵が味方から攻撃されやすくなり、防御力-30%。通常攻撃が敵に攻撃力の180%の物理ダメージを与える

スキル2

携帯破城矢 自動回復
手動発動
 
SLv 初期SP 必要SP 持続 効果
1 20 50 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の150%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の60%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
2 49 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の160%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の60%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
3 48 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の170%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の60%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
4 21 47 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の180%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の65%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
5 46 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の190%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の65%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
6 45 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の200%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の60%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
7 22 44 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の210%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の65%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
特化1 23 43 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の220%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の70%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
特化2 24 42 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の230%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の70%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)
特化3 25 40 通常攻撃の間隔がわずかに延長し、竜矢を射出して敵に攻撃力の240%の物理ダメージを与え、一定時間後爆発して攻撃対象と周囲一定範囲内の敵全員に攻撃力の80%の物理ダメージを与える
合計10本の矢を撃ち切るとスキルが終了(手動でスキルを停止可能)

基地スキル

スキル名 解放条件 発動施設 効果
熔鋳 初期 加工所 加工所で昇進素材を加工時、体力消費が4以上の素材の加工時、体力消費1
DIY・異鉄 昇進2 加工所 加工所で異鉄類素材を加工時、副産物の入手確率+90%

昇進強化内容/必要素材

昇進1 強化内容 ステータス上限解放/COST+2/スキル携帯破城矢習得/素質パッションスナイプ開放/攻撃範囲拡大
必要素材/Lv Lv 龍門幣 初級狙撃SoC 初級アケトン 初級エステル
50 20000 4 4 3
昇進2 強化内容 ステータス上限解放/素質パッションスナイプ強化
必要素材/Lv Lv 龍門幣 上級狙撃SoC 結晶回路 熾合金
70 120000 3 10 10

スキル強化必要素材

 

能力測定

【物理强度】優秀
【戦場機動】標準
【生理的耐性】標準
【戦術計画】標準
【戦闘技術】優秀
【アーツ適正】標準

関連アイテム

潜在上昇の印

トギフォンスの潜在能力を高めるために使用する。

精巧なカットがなされた二重面体結晶。彼女の話によれば勝手に人にあげたものはプレゼントと言えない。

求人契約

狙撃オペレーターのトギフォンスは矢を天に送り、烈火の元に落ちた。

心のままに動き、やりたい放題をする。

 

プロファイル

健康診断

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造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】9%
左肩に源石結晶の不規則分布がはっきりと見られる。結晶の色と特性に変化が見られる。

【血液中源石密度】0.28u/L
感染しやすい体質に加えて、長期にわたって安全な工程を厳格に従わずに工業源石製品を使用していたことにより、慢性の鉱石病となった。ロドスに来てからは、症状の緩和が認められる。

「一般的には、感染者の源石結晶は安定して黒色である。源石の元々の色だ。だが特殊な状況においては、結晶の色、更には形式までもが変化することがある。このような突然変異の発生理由は未だ不明であり、更なる研究を必要としている。」――医療部の覚書より抜粋

「やっと来たぞ!感染したヴイーヴルだ!」――ワルファリン

第一資料

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我々とブロデウェッド嬢との最初の出会いは、彼女が数人のヴイーヴル親族にロドスに運ばれてきた時である。ともに送り届けられたのは、彼女の自室からまるまる車一台分積み込まれた私物である。

ヴイーヴルたちによれば、昏倒したブロデウェッド嬢を発見した時点で、彼女はすでにかなり長い間食事をしていなかったという。ただの低血糖でロドスにまで運び込むだけでなく、私物までまるごと持ってきた理由はわからなかったが、人道的に考えて、我々は彼女に治療を施した。

まさにその最中で、彼女の鉱石病症状が発覚した。再度親族に尋ねたところ、ブロデウェッド嬢の鉱石病症状はかなり前から現れていることが明らかになった。ただ彼女はいつも「オモチャ」いじりでずっと部屋に閉じこもっていたため、鉱石病に感染したことを親族ですら知らずにいたわけである。

母親が異常を察し、親族友人を引き連れて扉をぶち抜き入っていったところ、ようやく工業源石用品の不当な長期使用によって娘が鉱石病に罹患した挙げ句昏倒していたことに気がついた。そして親族の紹介によって、夜通しで車を飛ばし、近くの通りすがりのロドスに送ってきた。

簡単な交渉の後、我々はブロデウェッド嬢を収容し、治療を行った。

第ニ資料

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適度な休養をとると、ブロデウェッド嬢はすぐに目を覚ました。目が覚めた彼女がとった最初の行動は、自分の部屋を見つけ出し、中にいる親族たちを追い出し(当時は親族数人が彼女にあてがられた部屋につめて回復を待ち望んでいた)、そして自分の作品づくりを再開することだった。

我々の事務や医療担当者はそんな彼女の挙動が全く理解できなかったが、彼女のヴイーヴル親族たちにとっては日常茶飯事のようだった。

「うちの娘はこういう子なのよ」――母親はそう言っている。詳しい話を聞いてみたところ、本来かなり気性が荒いはずのこのヴイーヴルたちはみな、無断でブロデウェッド嬢の部屋に入った際、音をあげるまでこてんぱんに殴られたという。

そういった経緯を語った母親は、いたたまれなさと自慢が混じり合ったような口調で、娘はこの世代のヴイーヴルで一番喧嘩が強い子なのだと告げた。

こちらが話している間に、ブロデウェッド嬢は自らの作品を仕上げた――携帯式の攻城用弩である。オペレーター宿舎の入り口が狭すぎて完成品が運び出せないとわかると、彼女は……いとも容易く……壁の一部を破壊したのである……噂によれば、その場にいた事務担当者はもう少しで外勤オペレーターに支援要請するつもりだったらしい。

幸いなことに、ブロデウェッド嬢はただ作品を外に運び出しただけで、廊下は彼女とその武器を十分に収容できていた。

その後、我々はブロデウェッド嬢と協議した。彼女はすぐに自身の置かれる状況を受け入れたようだが、我々の提案については少しも興味を示さなかった。彼女の訴求は単純なもので――症状が安定したら実家の工房に帰って趣味に興じたい、もし症状が悪化したらまた治療のためにやってくる、という内容だった。

このような態度は、我々の治療行為を難航させた。結局、事務担当者たちも解決策が思い浮かばず、ひとまず彼女を連れてロドスの一般公開区画を案内することにした。

もちろん、今やブロデウェッド嬢は我らがロドスの正規雇用対象であることは周知の事実である。彼女が考えを改めたのは、すべてロドスが職人たちのために作り上げた仕事環境と、経験豊富な職人オペレーターたちのおかげである。

ブロデウェッド嬢は、我々の工房設備と職人オペレーターにこれ以上ない興味を示し、案内が工房に着いてからは一歩も動かず、職人たちと一日中歓談していた。その後、彼女はロドスの職人……並びにオペレーターとなることを申し出てくれた。

彼女にオペレーターとしての素質が備わっていることは疑いようもない事実であるが、オペレーターになるからには、我々が定めた規定に従ってもらわなくてはいけないと説明した。彼女は即座に同意し、その場で自分のコードネーム――トギフォンスを定めた。

「トギフォンスはどうして目が覚めてすぐに自身の状況を把握して、親族や私物のある部屋もすぐに把握できたのかについて、何人かに聞かれたことがある。そんなの、彼女の履歴書を見ればすぐにわかる。大抵のことは、彼女はひと目見ればわかるんだ。ただ何も気にしないから自由気ままに振る舞っている、それだけだよ。」――オペレーターコメントより抜粋

第三資料

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トギフォンスがロドスに来た時、彼女は油で汚れたツナギを身にまとっており、髪の毛も雑にくくっただけで手入れはしていなかった。

オペレーターになると決めてからは、驚くことに、彼女は着任当日に二日の休暇を申請し、我々が当時停泊していたヴィクトリアの町に買い物に行った。二日後、彼女の宿舎には化粧品と大きなバッグ二つに詰まった服装が増えていた――一つには工房に入る時しか着用しない仕事着が、もう一つには流行最先端の洋服が詰められていた。

トギフォンスがその中でいくつかを選んでコーディネートすると、たちまち我々がいつも見る彼女の格好になった。そして彼女はその格好のままで、すぐさま戦場に向かった。外勤管理を担当する事務オペレーターはトギフォンスがおしゃれして戦場に向かうことにいつも不満を抱いているようだ。

彼は鮮やかすぎる色は敵に気づかれやすいとか、チーム全体の雰囲気を壊すだとか様々な理由を挙げたが、全部トギフォンスに「あんたには関係ないでしょ」という一言で切り捨てられた。最終的に、二人は古今東西最も有効な問題解決のための手段――喧嘩をもって決着をつけた。

我らの愛すべき事務オペレーターはあっさりと負けた。二秒だったか三秒だったか、とにかく一撃でひっくり返ってしまった。それからトギフォンスと会話を交わす時は、全く彼女に頭が上がらない様子だった。

だが全部彼が悪いとも言い難い。履歴書を見るまで、我々も上位者への服従を基礎とする軍の体制に全く馴染まなそうなこの女の子が、まさかのシール軍事学院出身だなんて思いもしなかった。かの学校は名声においてはヴィクトリア王立前衛学校に劣るが、それでもヴィクトリア国内公認の軍事学院の一つである。トギフォンスが履修していたのは特殊作戦部隊隊員としてのプログラムで、初年度の成績もかなり輝かしいものだった。

学院の教官たちは彼女の性格の欠陥に気づいてはいたが、それでも彼女を重点的に育てようとしていた。彼らは、自身の数十年にわたる経験さえあれば、この自由気ままのヴイーヴルをきちんと制御できると思っていたようだ。残念ながら、第二年度で彼女が砲兵と攻城戦関連の授業に触れてすぐ、世間離れした老学者たちの努力は泡となって消え去った。

第二学年の中期に、トギフォンスは専攻を攻城砲兵に変えたいと提案したが、教官たちは決して許さなかった。「さもなくば退学する」と何度か決意表明しても受け入れてもらえなかったトギフォンスは、三ヶ月間図書館に入り浸って学びたかった科目をすべて自力で学んでから、期末試験時に退学申請を提出した。教官が彼女に交渉を申し出ようとした時には、トギフォンスはとっくに学院を離れて故郷に帰っていた。

「トギフォンスの性格は実は結構わかりやすいぜ。本人は他人の言い分なんざ全く聞き入れないタイプの石頭なんだが、こっちが柔らかい態度で相手すれば、あっちも多少は……それほど、尖った態度を向けてこなくなる。だが、何かを強制しようとすれば、ヘヘっ、そいつは見ものになるぜ。ほら、ヴイーヴルで、軍事学校に通っていたんだから、武力比べならあっちが専門家なわけだ。

『強いられた駄獣は言うことを聞かない』からな、なんかやってもらいたい時は、ゆっくりいかないと。」――オペレーターコメントより抜粋

第四資料

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アンジェリーナのケースと同様で、トギフォンスの結晶が異化している原因を我々は未だにつかめていない。しかし、トギフォンスがそのことを全く気にしていないのは明らかである。

むしろ彼女は、肩に結晶した自分の髪色と同じく燃えるように赤い源石は、どのようなコーディネートをすればより目立つのかを考えている。我々はこのような「達観」した心理状態を尊敬せずにはいられない。

なんてな、ひさびさにやつを褒めてみたかっただけだ。真相については彼女と関わりを持ったことがある者であれば皆知っているだろう。彼女が真に関心を持つものは何かと問われば、その答えは工房の外で自分を着飾ることと、工房の内で攻城用の武器を開発・制作することしかないだろう。

以前のプロファイルでも語られていたが、トギフォンスがロドスに運び込まれたそもそもの原因が、「閃いた」結果自分の部屋に研究のためにこもりっきりになってしまい、低血糖で倒れたからだったものだ。

私が知る限りでは、少なくともロドスにおいて、「ヴィーヴルが宿舎で気絶した」ことなど一度もなかったはずだ。腹を空かせたあまりの昏倒などもってのほかだ、聞いたこともない。そこらへんのヴィーヴルに一ヶ月絶食させても、一発でこちらを殴り倒せるのだから、倒れるまで腹を空かせるというのなら何ヶ月かかるのやら。

話をプロファイルに戻そう。我々が知る限り、トギフォンスのいるヴィーヴル部族は、ヴィクトリアに移住してから百年は経っているはずだ。トギフォンスの代は既に移民後第三世代であり、彼らはほとんど現地のヴィクトリア人と変わりがなくなっていた。ヴィーヴルたちはヴィクトリアに定住した後、主に工業に勤しんでおり、部族単位で工場を立ち上げて所在都市・ヴィクトリア商会ひいては外国の商業組織からの注文を受け付けていた。

幼い頃からそのような環境で育まれれば、トギフォンスがあれほど巨大な攻城用武器に夢中でいることも自ずと理解できるだろう――巨大な工業的奇跡を操り、相手の軍艦をぶっ潰すということに、憧れない者などいるのだろうか?しかし現実として、そのような国家間戦争用レベルの武器を彼女が実際に使う事は不可能と言えるだろう。そのため、次善の策として、彼女は自分のために小型で取り回しやすい攻城用弩を作り上げた。

それを持ってロドスについてあちこちをまわり、好きな時に性能テストを行い、定期的にメンテナンスして、改良した新型を作り続けること。それが彼女にできることである。トギフォンスは己の力量でたどり着ける限界をよく知っており、何が自分にできることか、どんな機会が決して自分のものになることがないのかを理解している。自分が至れる境地のきわまで最善を尽くしてたどり着こうと努力を怠らず、そして残るものは掴みどころのない運というものに託し――

そして、自身の気まぐれに流れを任せるのである。

昇進2解放

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トギフォンスが所属するヴイーヴルの部族は、ヴィクトリアに移住するまでは家庭形式の傭兵団体だった。歴史的にも、幾度か対サルカズの戦争に参加したことがあり、豊富な作戦経験を有している。

しかし、浮世は回り持ちというべきか、かつて盛んだ部族は新興者にとって変わられ、支配していた土地も虫に食われるように侵略され占領されてしまった。サルゴンでの生活が維持できなくなると、彼らはかつての雇い主――ヴィクトリアの国土に移動して新たな生活を始めた。

傭兵団時代に積み重ねた人間関係と資金を元に、ある工業都市で落ち着くことも叶い、残りの資金で工場を運営し、サルゴン時代とは全く異なる生活を始めるようになった。トギフォンスの親族の多くは二度と武器を手に持つことなく、代わりにスパナーやハンマーを友とした。

トギフォンスの世代になると、戦場での奮戦の誘惑など、ロンディニウムからの大口発注に遠く及ばないものとなっていた。だが、意外にも思える形で受け継がれたものもある。

トギフォンスの記憶に残っているのは、かの小さなコミュニティでのみ要求される健康体操や、若干意味不明な礼儀習俗、そして子供たちの「運動会」専用の「運動場」で用意されていた、正規の運動会とは何の関わりもないプログラムだ。

潜在的な影響を受け、世間より少し多い記念日や儀式、集会を経験し、ついでに年齢の近いヴイーヴルたちを山ほど倒してきたが、それらが自身に何か教えてくれたとは、彼女は別に思っていない。今の彼女がサルカズの傭兵を相手にする時、簡単に弱みを見つけて打ち倒したり撃退したりできるのも、古い儀式や教えがもたらした特定の目標への鋭い直感ではなく、自身が丹心を込めて調整した攻城用弩や破城矢のおかげであると考えている。

それもそのはず。あんなもの、誰が信じるというのだろうか。

 

ボイス一覧

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音声記録
秘書任命 燃やしちゃおうよ、どうせこんな紙切れ、二度と見ないんだし。
会話1 あたしに部屋の守りを任せたら、床がぶっ壊れるよ。あたしはどっちでもいいけど、ちゃんと考えて決めてよね。
会話2 ここって、王立前衛学校出身の人が他にも居るんだ。ふーん?ちょっと面白そうじゃん。
会話3 ちょっと照準器の調整をするか。いや、この間頼んだ素材もそろそろ届くし、やっぱり先に矢を……邪魔だ、あっち行け!
昇進後会話1 ヴィーヴルを離れた人の多くは、サルゴンでの傭兵生活をあまり良く思ってないんだ。ヴィクトリアに行くと、大体違うことを始める。例えば……そうだね。工場を開いたり、農業をしたり、そう、自分の土地を持つんだ。
昇進後会話2 あんたには分かると思うけど、あたし、前は砲兵じゃなかったんだ。偵察、潜入、近接格闘。主に習ってたのはこれ。好みじゃないし、教官は転科させてくれなかったから、すっぱりやめたの。嫌いなこと勉強しても意味ないでしょ?
信頼上昇後会話1 あんた本当信じらんない!こんな格好で工房に入れるわけないでしょ?!
信頼上昇後会話2 この武器はね、移動都市を相手にする為にあるんだよ、雑兵相手に使うなんてもったないったら。たまには、都市の一つや二つで腕試しさせてよ。
信頼上昇後会話3 肩のこの辺りの結晶、髪の色と良い感じに合ってると思わない?オフショルダーの服好きだし、丁度良かったよ。ただねぇ、あのシラクーザのトランスポーターみたいに広がってたら、もっと良かったのに。惜しかったな。
放置 工房に戻って、素材の整理をしようかな。こんな人に付き合って、時間を無駄にすることはないし。
入職会話 あたしはアリアンロット、コードネームはトギフォンス。あたし、凡人に使われるの嫌なんだよねー。ふん……あんたがそいつらと違うところ、ちゃんと見せてくれるといいんだけど。
経験値上昇 つまんない。もう行くよ。
昇進1 支援部の連中何考えてんの?なんであたしが片手間で作った物を……チッ、まあいいや。受け取っておく、あんたの心使いは分かったってことで。じゃあね。
昇進2 ドラコの炎は見たことあるよね。あれを敵の頭の上にぶちまけるのって、想像したことある?あたし、それを実現してあげるよ!
編成時 聞いてる。
隊長任命 仕事だ、集中して。
作戦準備 あんた達は先に行って、ちょっと準備したい物がある。
戦闘開始 視界良好、命令を待つ。
選択1 まだなの?
選択2 へー?
配置1 固定完了。
配置2 位置に着いた。
作戦中1 視認はしない、地図を寄越しなさい。
作戦中2 該当エリアクリア、次!
作戦中3 矢の雨を降らせた後には何も残らないんだよ!
作戦中4 はっ!燃え尽きるまで火が消えるわけないでしょ?
星4で戦闘終了 この武器の力を上手く引き出せる人間は、そう多くはないよ。あんたはそうみたいだけど。
星3で戦闘終了 土埃まみれにならずに済んだ、悪くない。
星2以下で戦闘終了 あいつらより弾薬の方が貴重だよ。自分で何とかしな。
任務失敗 まだ動ける?戻ろう、掴まって。
基地配属 これっぽっちのスペースじゃ足りないよ。ここの壁を壊して、奥のスペースも全部ちょうだい。
タッチ 手を出す前によく考えなさい。
信頼タッチ 用事があるなら言いな。カラコン変え終わるの待たなくて平気。
タイトル アークナイツ。
挨拶 あんたか。用事があるなら早く言って。

オペレーター紹介文

小規模な衝突では遠距離重火力は友軍にとってかけがえのない火力的優位を提供することが出来るが、敵が優勢となる兵力や火力援護に直面した場合はこの上なく脆弱なものとなる。

だからこそ、トッディフォンスのように体力と拍撃技術を兼ね備えたヴィーヴル攻城武器オペレーターが戦局を左右することに間違いはない。

さらには携帯型攻城武器を自作、より柔軟に火力を傾倒させ、味方に強力で信頼できる火力保証を提供している事には何ら相違無いと言える。

戦場以外の時間について?それは…。私たちが言ったことに責任は持てないので、ドクターは自身でトッディフォンスに聞いてみたらどうだろうか?

解説動画

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