数百年もの間脈打ってきたヴィクトリアの心臓は今では不完全なものとなり、ロンディニウムの破片はサルカズか公爵達の進撃を阻むものとなった。
空を駆ける巨大な船は戦争をもたらし、死の影を撒き散らしたが、影に潜んでいた者たちには生の片鱗を差し出した。
王とは何か、臣民とは何か。煉獄では彼らとて自分の救おうとする存在に過ぎない。
前途が眼前に迫り、封鎖された鉄のカーテンの下、必要なのは小さな押し出す力なのかもしれない。
新たなギミック
今回のノーバート区での特別行動では複雑な作戦環境によりオペレーターの配置出来る初期コストが大きく制限されている。
幸いにもヴィクトリアの民間人から協力を得る事が出来るため、彼らを保護エリアに送ることに成功した場合、配置に伴うコストを補充する事が出来る。
しかし、民間人の中には多くの密偵が紛れ込んでいるようだ。正体不明の民間人が味方オペレーターの攻撃範囲に入るかブロックすることで、対象の正体を識別する事が可能。しばらくする事で彼らの正体が密偵であるかどうかを確認する事が出来る。
確認対象が本物の市民だという事を確認できれば、市民がブロックされる事は無い。身元が確認された市民が味方の保護エリアに入る事に成功する事で私たちは資源を補充する事が出来る。
不審人物は識別されてからしばらく経過する事で正体が明らかになる。
市民の協力が得られない場合は街頭応急備蓄を通じて資源を補充する事が出来る。備蓄箱を破壊するだけで即座に一定のコストを得る事が可能。
新たな敵ユニット
哨兵密偵
詳細不明の雇用主に雇われた密偵。一般人の中に紛れ込んで相手の行動を監視する任を負っている。彼らは明らかに特定の情報工作訓練を受けており、封鎖エリアの複雑な戦況は彼らにより慎重に環境を観察する事を学ばせた。
密偵、正体を表した後にステルスを獲得。
サルカズ悪説報道官
軍事委員会に所属する特殊諜報員。各種情報の収集と人員訓練を担当しているだけでなく、敵の戦線を弱体化させる任務も担当している。
この部隊の実際の指導者は謎に包まれており、彼らは意外な事ではあるが軍事委員会が行動する地点に最初に現れる。
弾薬を消費して攻撃を行う度に所持しているコストを一定数消費させる。弾薬数3。
反乱の扇動者
封鎖区を往来する扇動者。混乱を広める事を喜びとし、混乱に陥った大衆が自ら防衛にあたっている者達の防衛線を突き破らせ、敵対勢力を内部から瓦解させた。
ブロックされていない時、身元が確認されていない全ての民間人と密偵がブロック出来なくなる。
枯朽集合使徒
ナハツェーラーの王のオリジニウムアーツを秘めた有機的な構造物。戦場で雑駁された死の精華を抽出して枯朽の種を創造する。
一定時間毎に一定数の枯朽の種を召喚する。
整理人のコレクションをステージクリアで完成させよう。
ノーバート区を彷徨う整理人が所属している遺品箱。この中には破壊された市街地の多くの主無きものが収納されている。戦場の塵埃の下にある都市の暗部を掘り起こすのに役に立つかもしれない。