ディアマンテ(折光 Diamante)
「左手の名刺か右手の名刺、どちらになさいますか?……宝石鑑定士のディアマンテ、あなたにお会い出来て嬉しく思います。ご安心を。もう片方を選んだとしても、あなたの所には我が手に値する相手がいないというだけですので」
- コードネーム:ディアマンテ(折光 Diamante)
- 種族:キャプリニー
- 出身:リターニア
- 精通:宝石鑑定、変装
- タイプ:術師-本源術師
- イラストレーター:およ
- CV:神原大地
2人の貴族の侍従が宝石鑑定所の作業台の前でひそひそ話をしていた。レコードは蓄音機の上で回り、音楽の音は彼らの会話を覆い、砂盤から響く単調な騒音も覆った。
数ヶ月前、彼らはそれぞれが持ち寄ったアンティークの宝飾品について話をしていただろう――紋様の特徴や数百年の歴史が残した痕跡、自身が忠誠を尽くした貴族の悠久で高貴な血筋――
しかし、慎重に話している事はどのように宝石を偽装すれば彼の大泥棒に「屈折」されない事が保証されるのかという事だった。
彼らは大泥棒が宝石を持って高塔から落ちて消えていく様を目撃した事があると主張したが、リターニアの格調高くエレガンスな真髄がこんなにも簡単に消え去ってしまうのかとも憤慨した。狂人によって歴史が夜の帳へと投げ込まれてしまった事をどう許すのかと。
作業台にいる宝石鑑定士は自分の手にある仕事に集中し、彼らの議論に耳を貸す事はしなかった。2人の侍従は彼の理解力に大きく満足し、会話が終わると自分たちの持つ派手な美辞麗句で鑑定士の手の中にある宝石を恥ずかしげもな褒め称えた。
「どのような名誉ある殿方が、このような美麗かつ華麗な宝石を貴方に依頼したのですか?」
宝石鑑定士はついに顔を上げたが、困惑の表情を浮かべていた。
「いいえ、これはガラスの破片ですよ。私が個人で磨いて遊んでいただけです。お話がお済みなのでしたら、この小さな鑑定事務所に来られた理由をお聞かせ願えますか」
- 特性:敵に術ダメージと元素ダメージを与える。
- 素質:攻撃範囲内に壊死ダメージ爆発中の敵が存在する時、攻撃力が上昇
- スキル1:攻撃力が上昇、攻撃に一定の壊死ダメージを付与、目標が壊死ダメージ爆発中であれば追加で一定の元素ダメージを与える。
- スキル2:攻撃速度が上昇、追加でもう1体の敵を攻撃、目標が壊死ダメージ爆発中であれば追加で一定の元素ダメージを与える。