「力が全てでは無い――だが、タロIIでは力を持たないのは賢明と言えないな」
文明の瀬戸際に生きる傭兵として、若いウルフガードは幼い頃から人間の中で最も頼りにならない部分を学んでおり、長年の傭兵生活は彼を年齢以上に大きく成熟させた。
ウルフガードは自発的に他者と衝突を起こす事は無く、ほとんどの場合において自分なりの方法で「問い掛ける」。
同時に、ウルフガードは隠密と偵察の任務を非常に得意としており、任務の遂行のために、敵が完全に警戒を失ったタイミングで致命的な一撃を与える事が出来るまで行動を共にする事すらある。
ランドブレーカー「狼群」の一員として、ウルフガードは絶対的且つ忠実な友人として信頼の出来る仲間ではあるが、あなたが彼との信頼を紡ぐのは容易では無いだろう。
「問題の解決方法はさして重要では無い――重要なのは問題が解決する事だ」
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