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【アークナイツ大陸版】サイドストーリー「蒼白海を出づ」で登場するギミックや新たな敵ユニット

理性を保つ旅人が、理性無き故郷に戻ってきた。
パドルの無い船が水の無い海を渡り、欲望の無い者が目的の無い帆を張る。
死にたいのに生きる事を強いられ、全てを海に奪われた人が全てを捨てて海に向かっていく姿を見た。
彼はどう理解し、どう変えられるのだろうか。
だがまあ、彼はまずは体に巻き付いた鎖と、すぐ近くにある絞首台にどう対応するか考えなければならないだろう。

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新たなギミック

船の上を自由に動けることは海賊にとって最も基本的な資質であり、船の下が水では無く塩であってもそれは変わりない。
塩船が近づいてくると、海賊たちはいつでも船に飛び移ろうとするが、中には直接塩漠に飛び込んで追いかけてくる者もいる。しかし、塩漠を歩くのは容易ではなく、塩漠で生まれ育った海賊たちでさえ自由に動くことはできない。

塩漠を通過する海賊は移動速度が低下し、しばらく滞在していると撃破されてしまう。追撃を急いでいなかったり、他に方法が無い以外で彼らは塩漠に足を踏み入れる事は無いだろう。

塩船に搭載される「塩塊砲」は攻撃されづらく、周期的に砲弾を発射して範囲物理ダメージを与える。海賊の中には「塩塊砲」に乗り、戦線の後方に移動する事が敵も存在する(重量が3以下の敵が塩塊砲に乗る事が出来る)。

新たな敵ユニット

架橋船工

二隻の塩船を繋ぐための懸索橋は持ち運びが便利。建設はすぐに終わるものの、構造は安定しておらず、常に誰かが支えておく必要がある―ダとあるこの手間の掛かる仕事は通常、架橋船頭が担当する

  • ステルス
  • 通行可能な架け橋を作成する。

尽鱗汁推奨者

船員達はお互いに好きな事を進め合う事があり、尽鱗汁もその類だ。ただ、一部の船員は尽鱗汁を直接的な方法で推奨する者もいる―ダとある彼らは尽鱗汁の樽を直接相手の顔に転がす事が好きなのだ。

  • 樽を運ぶ際の移動速度が上昇
  • 最初の攻撃時、樽を消費し、物理の大ダメージを与え、敵の攻撃速度と物理回避が上昇したエリアを展開する。

吉兆飛鱗

繁殖期に塩層から頻繁に飛び出してくるメスの飛鱗。空中を短時間滑空し、良い香りのフェロモンを撒き散らす。出港時に甲板で遭遇したのであれば、船員達はそれを吉兆とみなすだろう。

  • 低空浮揚可能。スタン時、低空浮揚は一時的に消失し、一定時間経過で再び低空浮揚状態となる。最初のダメージを受けた後、一時的に移動速度が上昇、「冒険水手」を運んでいる時がある。

爆発追跡者

「塩塊子砲」と呼ばれる艦砲は源石火薬によって駆動するのでは無く、塩塊を塩鱗筋によって発射するものだ。一部の船員はこれに不満を抱いており、彼らは土製火薬を鉄の筒に押し込んで、本当の爆発を作ろうとしている。

  • 目標とその周囲の全ての味方ユニットに対して大量の術ダメージを与え、スタンを付与。
    「揺れ動く塩鱗」に騎乗する事で、能力の一部を獲得。

蒼白海に出づの任務を完了させよう

塩鱗尽鱗汁

塩漠海賊の日常的な飲み物であり、彼らが認めたハード通過でもある。船団がラム酒という無上の宝を手に入れない限り、その地位は永遠に取って代わられる事は無いだろう。

撹拌して砕いた塩鱗の内蔵を原料とし、塩漠地下河川の微生物を酵母として発酵させた飲料。心に染み渡るほどに生臭く、戻ってきた息も臭い。「誰かコックに言ってくれないか。塩鱗はもう十分に塩辛いんだから、塩を追加するなと!」

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