【アークナイツ大陸版】大陸版新オペレーター紹介 アコルト(协律 Akkord)

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アコルト(协律 Akkord)

「心配しないで下さい。リターニアでの仕事は一時的ですが同僚達に任せてきましたので。そんな事はありませんよ。彼らは私と同じ、文句も言わないし、退社も好きじゃないですから」

  • コードネーム:アコルト(协律 Akkord)
  • 種族:キャプリニー
  • 出身:リターニア
  • 精通:音律調整、楽器修理
  • タイプ:術師-爆撃術師
  • イラストレーター:Chi4
  • CV:会沢紗弥

病室では、医療機器のブーンという音と点滴の滴る音が混ざり合い、少女は緊張して首を縮めていた。
アコルトが近づき、機械を軽く叩いて音叉を近づけた。
するとつまみはカチカチと音を立て、滴る音が不思議なほど次第に心地よく聞こえてきた。

少女は顔を上げて彼女を見つめ、小さな声で尋ねた。
「あなたが音を静かにしてくれたの?」
アコルトは手にした音叉を見つめながら
「音の雰囲気を調整しただけ、大したことじゃありませんよ」と言った。
「さっき……心がすごく乱れてた。でも今はそんなに乱れてない」

だが、少女は布団の端を握りしめて声はまだ震えていた。
「音の感じが柔らかく穏やかなものになりましたから。音が乱れていると、人も乱れてしまうんです」
「わざわざ私のためにしてくれたの?」
「えっと……わざわざって訳じゃありませんけど……でも、それで君の気分が晴れるのであればそれはそれで」

少女は瞬きをし、しばらくしてまた小声で尋ねた。
「じゃあ、ずっとここにいて音調を整えてくれる?」
アコルトは一瞬沈黙し、病室に満ちる様々な微かな音が織りなす安らかな空気を味わった。
安定した滴る音が続き、呼吸のように優しく響いている。

「ええ。もしまた不協和音が出たら、それも消しましょう。安心して横になって下さい。少し眠っても良いかも」
少女は機械を見つめ、顔の緊張も次第に解けていった。通りかかった医療オペレーターが傍らでそれを見て、つい思わず笑みが溢れてしまった。アコルトがついに人とちゃんとコミュニケーションを取れるようになったこと、さらには人を慰めることさえ覚えたのだと。

アコルトはただ首を傾け、呆けたように隣の同僚を見つめた。
「え?何です?ただノイズを消しただけですけれど」

  • 特性:直線上の敵に範囲術ダメージを与える
  • 素質:自身の攻撃範囲に味方が1人以上いる時、攻撃力が上昇
  • スキル1:次の攻撃時、攻撃力の一定割合の術ダメージを与える。チャージ可能
  • スキル2:スキル発動後、攻撃力が上昇、攻撃範囲内の他のオペレーターに攻撃する度に音爆を付与し、音爆の周囲にいる敵に攻撃力の一定割合の範囲術ダメージを与える。

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