スノーハンター(雪猎 SnowHunter)
「聖女様があなた達なら私の病を治せるって言ってたからここに来たんだ。あなた達の所は狩人は不足してない?人の3倍もある獣だって、私なら一矢で仕留められる!」
- コードネーム:スノウハンター(雪猎 SnowHunter)
- 種族:ウルサス
- 出身:イェラグ
- 精通:狩猟、雪山生物の飼育、木彫りの彫刻
- タイプ:狙撃-狩人
- イラストレーター:百慕大飞魚
- CV:南真由
「命中した」。少女の落ち着きのある声が背後から響いてきた。「確かめに行こう」。
男の子は跳ねるように駆け寄ったものの、ふと躊躇いながら少女の方向に振り返った。
「姉ちゃん、これ……まだ生きてるみたいだよ?」ジュアンナという名前の少女は声のする方へと歩み寄ったが、彼が考えていたような事を獣にはする様子は見られなかった。少女はただ彼の腰に差した小刀を見つめたのみだけで言葉を発しはしなかった。
「本当にしなきゃいけないの?それとも……放してあげるとか?」
「重症を負っている。もう生き延びる事は出来ないんだ。放せば、ただ苦しみが増すだけ。だから、そう、もうこうするしかない」少年は躊躇いはしたが、結局は小刀を握りしめた。眼の前にいる獣は微かなうめき声を上げる。少女の温かな手が僅かに震える小さな手を包み込み、二人で小刀を突き刺した。
「姉ちゃん…今日は…食べたくないよ」
少女は返事をしなかった。彼女は手際よく周囲の痕跡を処理し、獲物を担ぎ、少年の手を引いて帰路についた。その時、少女はゆっくりと口を開いた。
「姉ちゃんも初めて狩りをした時は君と同じ気持ちだった。でもそんな事は言っちゃだめだ。力を持たないと駄目なんだ。次は一撃で獲物を仕留める。それでこそ、余計な苦しみは避けられるから」
少女は一呼吸置いて、疑念を持たない口調で続ける。
「さて、姉ちゃんは明日から遠くに治療に行くから。君もしっかりしないと。家と妹の面倒は君に任せるからね。君が食べ物を口にしないと、皆の世話も出来ないし、妹を飢えから守る事も出来ない。それでイェラガンドに君は加護を無駄にはしなかったっていう事を知らせてあげないと」
- 特性:弾が装填されている状態でのみ攻撃でき、攻撃力が120%に上昇する。攻撃をしていない時は弾の装填を行う。最大装弾数4/6/8発(昇進毎に最大装弾数増加)
- 素質:スキル発動時、裂雲獣を召喚して攻撃を行う。攻撃力の一定割合の物理ダメージと数秒間の寒冷効果を与える。
- スキル1:次の攻撃時、攻撃力が上昇
- スキル2:スキル発動後、スノーハンターは即座に特殊弾丸を使用し、攻撃力の一定割合の二連撃を行う(非移動敵に対して攻撃力が上昇)。チャージ可能。







