最上改のステータス
基礎ステータス
耐久 | 装甲 | 装填 | 火力 | 雷装 | 回避 | 対空 | 航空 | 消費 | |
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最上改 | 4141 | 中装甲 | 164 | 234 | 177 | 34 | 208 | 0 | 11 |
基礎ステータスとしては装填と対空が重巡の中で最も高く火力もドイッチュラントやサフォーク改といった火力特化型艦や高雄型姉妹に次ぐ高さとなっており、軽巡の対空と装填を引き継いだ重巡といったようなステータスとなっている。
雷装に関しても雷装型重巡としては平均的な数値。なお重巡自体、回避値がかなり低いものとなっているので誤差レベルだが耐久値の数値から見ると高い部類になっているので全体的に高水準な重巡と言える。
装備種/装備補正
装備 | 補正 | 最大数 |
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重巡主砲 | 100%/110%/125% | 1→2 |
魚雷 | 140%/160%/160% | 2→1 |
対空砲 | 100%/100%/105% | 1 |
設備 | ||
設備 |
装備種は改造することで軽巡主砲から重巡主砲に変化し、更に上限突破による「魚雷装填数+1」は「主砲砲座+1」に変化
「魚雷装填数-1」は現状では雷装型重巡の魚雷は不潤な立ち位置のため無視出来るレベルでむしろ「魚雷装填数+1」が「主砲砲座+1」に変わることは非常に大きなメリットといえるだろう。
スキル
火力全開 | 20秒毎30.0%(60.0%)で発動。10秒間自身の火力値が20.0%(最大レベルで40.0%)アップ |
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徹甲弾防御 | 自身が受ける徹甲弾属性のダメージを10%(20%)軽減する |
制圧射撃(要改造) | 自身の魚雷が5回命中するたびに、自身の火力を3.5%(8.0%)上げる。最大3回まで加算可能 |
全弾発射-最上型改 | 自身の主砲で8回攻撃する度に、全弾発射-最上型改を行う |
スキル「火力全開」は元々重巡の中でも高い位置にいる「最上改」の火力を更に強化するためいわずもがな。
「徹甲弾防御」も苦手な部類とされている徹甲弾による被弾ダメージを軽減するものとなっており、「最上改」の防御力を高める上で一役買っている。
「制圧射撃」は魚雷が5回命中する度に元々高い「最上改」の火力を更に高める効果を持っているので非常に重要なスキルと言える。魚雷命中がキモとなっているので「最上改」を運用する上では「533mm五連装磁気魚雷」がオススメ。T3が最適解となるが、現状T3は一品物となっており「最上改」のダメージの主軸はあくまでも主砲攻撃のためT2でも構わない。
そして「最上改」の最も注目されている点は全弾発射スキルである「全弾発射-最上型改」。砲撃の仕方は軽巡の時と変わらず扇状に3発の弾を6セット発射するというものだが軽巡の時と比べると弾が非常に大きくなることが特徴。
また元々の火力とスキルによって重巡の中でも特に高い威力となっているのでステータスとスキルが非常に噛み合った「全弾発射」となっていると言えるだろう。
総評
現状では「徹甲弾防御」といった防御スキルもあるが火力スキルが2つに全弾発射スキルという構成や重巡のため回避が非常に低いということから防御型というよりも攻撃型に近い性能となっている。そのため現状では強力なものの、他の重巡と同じく耐久面でやや難がありと言った状況といえるだろう。
では何故中国版のTierリストではT0にランクインしているのかとなると、中国版ではレベルキャップが開放され現段階で110までの開放が可能となったことから「最上改」も他の重巡の例にもれず回避値が大幅に上昇しLv.110で57まで上昇する。
そのためレベルキャップの開放がいつになるのか判明していない日本版では現状では性能面で評価するのであれば改造の優先度としては決して高くはなく、あくまでも改造図に余裕がある場合のみで良さそう。
ただポテンシャル自体は計り知れないものがあるので改造しておいて損は無い艦船少女といえるだろう。