軽空母としては初のSSRとして実装された「セントー」。アズールレーンでは初の冷戦期に就役した艦船ということもあってか全体的に高性能な性能となっている。
今回はその「セントー」の性能を解説。
軽空母「セントー」の性能
基礎ステータス
数値は強化値最大、好感度が愛(ステータス+6%)の補正が掛かった数値
耐久 | 装甲 | 装填 | 火力 | 雷装 | 回避 | 対空 | 航空 | 対潜 | 消費 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.100 | 5712 | 中装甲 | 139 | 0 | 0 | 50 | 234 | 379 | 112 | 13 |
Lv.120 | 6626 | 中装甲 | 160 | 0 | 0 | 70 | 268 | 421 | 126 | 13 |
基礎ステータスとしては装填値は軽空母の中では平均をやや下回る程度設定されているものの、空母よりはかなり高めで耐久値と航空値、対空値、回避値は軽空母の中ではトップ。特に耐久値は2位であるユニコーンの「4601」を、航空値は2位であるロング・アイランド改の「306」を大きく突き放した数値となっている。
カテゴリーとしては軽空母となっているものの、実際のところは軽空母の性能を大きく逸脱し、空母の性能に迫る軽空母と空母の中間にいる何かというような性能となっている。
装備種/装備補正
装備 | 補正 | 最大数 |
---|---|---|
戦闘機 | 115%/125% | 2 |
戦闘機 | 110%/120% | 2 |
攻撃機 | 120%/150% | 4 |
設備 | ||
設備 |
装備出来る艦載機は戦闘機2,攻撃機1と一見すると防御よりの性能となっているが実際に搭載している艦載機の最大数は戦闘機4と攻撃機4とバランスが良く、攻撃機の装備補正も最大で150%と高めに設定されている。
スキル
ソードフィッシュ発進!改 | 航空攻撃時、ソードフィッシュで航空攻撃(威力はスキルレベルに拠る)を行い、命中した敵の移動速度を6秒間40%ダウンさせる。自身の戦艦(巡洋戦艦・航空戦艦を除く)へのダメージが4%(10%)アップ |
制空権確保 | 自身が航空攻撃を行う度に、8秒間、主力艦隊の航空が5%(MAX15%)、火力が4.0%(10.0%)アップ |
「ソードフィッシュ発進!改」はアーク・ロイヤルが持つスキル「ソードフィッシュ発進!」の敵艦移動速度減少の効果をやや弱体化させたものの、魚雷の発射本数を多くし、更にダメージを増加させたものとなっているため、相手の数が多数の場合は「ソードフィッシュ発進!改」のほうが有効になりやすい。単体相手では「ソードフィッシュ発進!」が、多人数相手では「ソードフィッシュ発進!改」が有効打になるといえる。
また、おまけ程度とはなるが戦艦に対してダメージアップの効果付き。
「制空権確保」は航空攻撃後、主力艦隊の航空を15%、火力を10%アップさせる効果となっており、この効果はセントー自身にも適用されるため、セントーの航空値は実質的には攻撃時は常に15%アップした状態となっている。
「制空権確保」「ソードフィッシュ発進!改」共に主力艦隊の中で最初に攻撃することで真価を発揮するスキルと言えるのでこの2つのスキルに関しては非常に噛み合っていると言えるだろう。
総評
軽空母としては破格の性能を持つ軽空母「セントー」。航空性能に関しては折り紙付きとも言える性能となっており、ことさら空母や戦艦、巡洋戦艦との相性は良く、基本的にはどの艦隊とも編成を組めるような性能となっている。
一方でスキル内容が全て艦載機発艦後に発動し、なおかつ軽空母としては装填値が低めという点から他軽空母とはやや相性が悪い。
問題点としては燃費がSSR空母と同等となっているため非常に悪いという点。むしろそれ以外に関しては弱点が無いとも言えるような性能となっているので、多くの場面で非常に活躍を期待出来る艦船少女と言えるだろう。