航空戦艦としては扶桑姉妹に続き、2例目となる伊勢姉妹の片割れとなる「日向改」。
元々の性能自体、R戦艦としては異常とも言えるような火力を誇り、特に重桜陣営を中心とした編成を行う際のメイン火力として運用されることが多かったが、航空戦艦への改造でどのように性能が変化したのか紹介。
戦艦/航空戦艦「日向/日向改」の性能
基礎ステータス
レベルは120、数値は強化値最大、好感度が愛(ステータス+6%)の補正が掛かった数値
耐久 | 装甲 | 装填 | 火力 | 雷装 | 回避 | 対空 | 航空 | 対潜 | 消費 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日向 | 7124 | 重装甲 | 141 | 398 | 0 | 31 | 229 | 0 | 0 | 13 |
日向改 | 7243 | 重装甲 | 132 | 389 | 0 | 31 | 373 | 275 | 0 | 13 |
改造完了後は改造前と比べると基礎ステータスは耐久、対空、航空の値が上昇し、火力、装填の値が減少するという他の航空戦艦と同じようなステータスの変化が見られる。
なお、扶桑姉妹と比べると耐久と火力、装填の値は誤差程度低くなっているものの、対空と航空の値についてはおよそ70程度高くなっているため、航空面に関しては圧倒的に日向改のほうが高い。
半改造での運用が可能な扶桑姉妹に対して、日向は改造を行うのであれば改造仕切ってしまうほうが良いのかもしれない。
装備種/装備補正
装備 | 補正 | 最大数 |
---|---|---|
戦艦主砲 | 175% | 2 |
水偵 | 200% | 3 |
対空 | 95% | 1 |
設備 | ||
設備 |
改造後は戦艦主砲の搭載数は3から2に駆逐副砲/軽巡副砲は削除され、水偵へと変化、対空の補正が15%上昇し、95%ととなる。
戦艦主砲に関しては補正率が40%上昇するものの搭載数が1つ減ってしまうことや火力値や装填値が減少しているので、どうしても改造前と比べると主砲の威力は劣る。副砲も削除されてしまうことから高頻度で自爆ボートが出現する場合には迎撃も厳しくなるだろう。
スキル
砲術指揮・主力 | 戦闘中、主力艦隊の火力値が5.0%(15.0%)アップ。同じ種類のスキルの効果は重複しない |
砲火制圧 | 戦闘中、自身の火力値が10.0%(20.0%)アップ |
格闘砲術 (要改造) |
開始10秒後以降発動可能。敵が一定範囲内に入った時、特殊弾幕Lv.1(Lv.10)を発動する。10秒内に1回しか発動できない |
改造を行うことで新たにスキル「格闘砲術」を習得することが出来る。格闘砲術は一定範囲内に入った敵艦に対して砲撃を行うというスキルとなっており、自爆ボートの対処も可能。削除されてしまった副砲の代替手段とも言える。
とは言ってもスキルはどれだけ強化しても10秒に1回しか発動しないため、高頻度で自爆ボートが突撃してくる場合は処理しきれなくなる。基本的には前衛艦隊が討ち漏らしてしまった自爆ボートの処理や他に戦艦がいることで成り立つスキルと言える。
総評
一線級の主砲火力の座からは退いてしまうことにはなるが、改造による火力の減少が少ないことやスキルによる恩恵、更には炎上ダメージのこともあり、高い火力値を保持し続けていること自体に変わりはない。
一方で扶桑型姉妹の航空戦艦と比べると主砲の火力に性能が寄っている傾向で瑞雲の爆撃が貧弱なこともあり、空襲によるダメージにはあまり期待することは出来ず、あくまでも航空攻撃は弾消しが中心となるだろう。
自爆ボートの処理も改造前と比べるとやや低下してしまうものの、出来ないという訳ではないため、扶桑姉妹よりかは火力を保持したバランスが良い仕上がりと言える。総じて火力を犠牲にした代わりに対空性能の上昇、弾消しも可能と器用さが増した戦艦と言える性能と言えるだろう。