「光と影のアイリス」にて実装され、史実では1940年3月に進水、6月に就役したと書類上では記載されているものの、実際は7割程度しか完成しておらず未完成のまま実戦参加した戦艦「ジャン・バール」。今回は「ジャン・バール」について要望を頂いたので解説。
戦艦「ジャン・バール」の性能
基礎ステータス
数値は強化値最大、好感度が愛(ステータス+6%)の補正が掛かった数値
耐久 | 装甲 | 装填 | 火力 | 雷装 | 回避 | 対空 | 航空 | 対潜 | 消費 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.100 | 6897 | 重装甲 | 153 | 378 | 0 | 23 | 210 | 0 | 0 | 15 |
Lv.120 | 8036 | 重装甲 | 179 | 419 | 0 | 42 | 255 | 0 | 0 | 15 |
基礎ステータスとしては耐久値は全戦艦中7位、装填値と回避値は1位、火力値は9位、対空値は改を含むと5位、含まないのであれば3位と高いステータスを誇っており、後述するスキルや装填値の関係上、火力値はずば抜けている訳ではないものの火力の高い戦艦と言える。
装備種/装備補正
装備 | 補正 | 最大数 |
---|---|---|
戦艦主砲 | 130%/160% | 2 |
副砲 | 200%/200% | 3 |
対空 | 70%/70% | 1 |
設備 | ||
設備 |
戦艦主砲は一般的な戦艦と違い、最大数が2で止まってしまうが補正率が航空戦艦である扶桑改や山城改とほぼ同列の高さとなり、1発辺りの火力は非常に高いものとなっている。
なお、炎上ダメージに関しては380mm四連装砲Mle1935を装備するのであればある程度のダメージを叩き出すことは出来るものの、装備している主砲の問題やスキルが炎上ダメージに関与しないということもあり、極端に高いということは無い。
一方で対空砲の補正率は基礎ステータスの対空値の高さに反して70%しか無く足を引っ張ってしまっている。基本的には対空面は他の艦船に任せ、自身は攻撃に徹することがベストになるだろう。
スキル
パイレーツソウル
パイレーツソウル | 自身の主砲攻撃時、毎回一巡目の主砲ダメージが40.0%(MAX60.0%)アップ。手動照準による威力強化効果が40.0%(MAX60.0%)になる。 |
ジャン・バールが1巡目の主砲攻撃を行う際に最大でダメージを60%アップさせ、手動照準による威力強化効果を60%に変更するスキル。
1巡目とは主砲の最大数が2の状態で380mm四連装砲Mle1935を装備しているのであれば主砲攻撃時、最初に発射される2+2発の主砲攻撃のことを指し、その直後に発射される2+2にはダメージアップ効果は適用されない。なお、この効果は1戦闘中に1回では無く、砲撃を行う度に毎回発動する。
手動操作時の威力強化効果は従来の20%から60%になるため、手動操作時の主砲攻撃は凄まじいものとなる。なお、オート操作で砲撃を行い、直後に手動操作に切り替えても判定は主砲発射の時点で行われているため、オート操作でも威力強化効果の恩恵を受けられるといったことは無い。
ラストファイア
ラストファイア | 自身が【380mm四連装主砲Mle1935】を装備している場合、自身の主砲攻撃クリティカル率が10.0%(MAX30.0%)、クリティカルダメージが20.0%(MAX50.0%)アップする。 |
380mm四連装主砲Mle1935を装備している時にのみ発動するスキルでクリティカル確率を最大で30%、クリティカルダメージを最大で50%アップさせるスキル。
ジャン・バールの主砲最大数が2しか無いことや、他の戦艦主砲と比べると380mm四連装主砲Mle1935の性能の低さをクリティカル率とクリティカルダメージ上昇という形で帳消しにし、強化してくれるものとなっているので380mm四連装主砲Mle1935を所持しているのであれば必ず発動させたいスキルと言えるだろう。
総評
高い基礎ステータスや強力なスキルを持ちながらも主砲最大数が2つしか無い、対空補正率が低め等、史実での未完成ということを表現してか何処かちぐはぐな性能となっている戦艦「ジャン・バール」。
しかし、一方で特にスキルによるクリティカル率アップやクリティカルダメージアップにより他の戦艦とは比にならないほど爆発力を持った戦艦となっている。戦闘開始時から主砲攻撃することが出来る「開始時主砲+1」も非常に魅力的。
ボス戦でも道中の露払いでも活躍することが出来る非常に強力な戦艦の1隻となっている。