進め!この辺りを一掃しろ!
一人残らずだ!
女性の声:
彼を離して…いや!みんな…
早く走れ!心配するな…
ドーベルマン、聞こえました…
他のブロックからだ、もう追いつくことは出来ない。
何で…
街全体はおそらく完全に混乱している。軍も軍警察の抵抗も散発的だ。
メディアで発表されているのは軍は暴動を抑えているということだが…
こんな時でもまだこんな手段を使っているのか。
暴徒や停電によって破壊されているかどうか関わらず、これらの嘘はあいつらがいる限りずっと続くのだろう。
ウルサスとよく似ていますね。
軍隊を再編成してもチェルノボーグはこれらの騒乱を鎮圧するには長い時間がかかると思います。
ドーベルマン先生…
少し悔しいです…
私も分かっているが、これは私達が解決できるものではない。
私達の潜入も順調過ぎた。まるで軍隊の守備が全く機能していなかったんだ。それに気付いていれば…
ドーベルマン先生…
天災は予想よりも早く到達しているが、それよりも暴動は予想よりも深刻だ。レユニオンは比較的統率されており、武器や装備も整っている。どういうことだ….
チェルノボーグの軍や警察の中にもレユニオンが混在しているのか
結局の所、民間人だけがこの都市の犠牲者になるのだろうな。
…このことを感じることは出来ますが、私達にはどうすることも出来ません。
時々、私は自分の力を使ってみんなを助けたいと思うことがあります…でも…
考えすぎないで、アーミヤ!ドクターの健康状況に注意するほかにも、ケルシー博士はあなたの体力にも注意しろって私に言いつけているの。
そんなに落ち込まないで下さい。少なくとも私達はドクターを救っています。
この先が合流地点となっているはずです。そこに付けば私達は家に帰られるのですから。
ドーベルマン先生、前方に…
灰色のマントにマスク、オレンジの腕章。レユニオンだ…こっちに向かってくるぞ!
後ろは追手が来ている。迎撃するぞ。
おい。
今はその時じゃないが、私はまだいくつか言わなければいけないことがある。
私はケルシー博士からお前の名前を聞いた。Dr○○○、何度もな。
アーミヤはお前を教師や参謀役として扱っている。ケルシー博士もあまり良くは思っていないようだが、少なくともお前の実力は認めている。
ドクターを困らせないください、ドーベルマン…
この事態では私達が止まることは許されない。
さあ、ドクター○○○、おまえが自分自身を証明する時が来た。
敵は単なる雑魚だが警戒は緩めるな。
<戦闘>
やっと終わった。ドクターはもう完全に指揮になれたようですね。
…悪くないな
ロドスアイランドはお前の頭脳を必要としている。ケルシー博士を無駄に疲れさせてもいけないからな。
ドーベルマン…
ドクターはまだ回復したばかりで何も思い出せません。ドクターにはストレスを与えたくないです….
私だってドクターにはプレッシャーは与えたくはない。
しかし今の状況ではお前がドクターに指揮を任せることを選択した以上、彼は自分を何をしているのか知る必要がある。
ええ…それは理解しています。
これはドクター自身のためだけでなく、チーム全体のために、ロドスアイランドのためなんだ。
ドクター、そろそろ出発しよう。引き続き進むんだ。
すみません、ドーベルマン先生…すこしめまいが…
慌てないで、むやみに歩かないで診せて下さい。
目立った怪我も無く、疲労でも無さそう。
薬の効果が遅れているのかもしれませんね。念の為薬を追加しておきましょう。ロドスアイランドにもあまり残ってはいませんが…
あまり多くないのですか?ではしばらく我慢します。緊急性のある人に残しておいたほうが良いでしょう….
我慢してはいけません!
おっ!
気分がずっと良くなりました。
でたらめ言わないで下さい。こんなに早く効果はありません。それはあなたの心理作用です。
え、そうなんですか?あ、ありがとうございます医師…
先程の症状は軽いので、少量しか使っていません。心配しないで下さい。
実は最初、私はロドスアイランドが感染者を募集していると聞き、試しに参加したいと思ったのです。
ですがロドスアイランドには感染の悪化を遅らせる薬があるとは思いもしませんでした。
ロドスアイランドは表面上は製薬会社だが実際には各国に蔓延している感染者問題を解決する特殊な組織だからな。
ケルシー博士が開発したこの薬は感染を治療することは出来ないが、多くの感染者の希望となっている。
だから多くの一般人とは敵対したくないが、行くべき場所もない感染者達を惹きつけた。お前と私のようにな。
ロドスアイランドはこれによってレユニオンとは逆の道を選んだ、感染者達がこの世界での「疫病」ではなくなることを願ってな。
しかしいくら私達が試行錯誤しても…依然として思ったようにはなりません。
各国内での感染者と非感染者との間はますます激化していますが、その研究の進行度は非常に緩慢です。
ただそこに座って研究しているだけでは誰もが息をつく機会は与えられないからな。
私達は感染者だ。感染者の処理において優れている。劣悪な作戦環境においてもそれは変わらない。
感染者とその他の間の紛争は様々だ。戦争を止めて人々を救う。感染しているかどうかに関わらず。
ロドスアイランドは強くなった。戦闘作戦に参加出来るチームもある。それが今のロドスアイランドだ。
私達が目にする問題はますます複雑化している….
経験する戦いもますます残酷になっている。
だが私達がここで止まることはない。
これからはドクター、お前も足を止めてはいけない。
選択肢
・私とロドスアイランド…
・…
ドクターは以前からロドスアイランドのトップであり、鉱石病と天災の研究専門家の一人で、最前線で活躍する戦場指揮官です。
例え今記憶が無かったとしても、ドクターの薬と病気の研究は間違いなく私達に大きな助けと進歩をもたらすと信じています。
そして最も重要なことはドクターは私達にとって大切な家族ということです。
選択肢
・それはまだ出来るかどうか分からない
・…
関係ありません、ドクター….
アーミヤは自分のやり方を通じて、ドクターに少しずつ指揮を覚えてもらい、戦闘に参加してほしいようだ。
ただしドクター、私はそれでもお前の考えを強調する。
私達は決して記憶喪失で弱い指揮能力になってしまったお前を助けに来たのではない。
私達はお前を護ることに集中するために統制が崩れてしまうかもしれない。私達はドクター、少なくとも自分の命のために力を発揮してもらわなければいけない。
肩を並べて戦える状態に戻るのであればそれに越したことは無い。
お前が立ち上がるのであれば最善を尽くす。それだけだ。
またご心配をお掛けしました、ドーベルマン先生…
ああ。
すまないな、アーミヤ。私はこのような状況下では口を緩めることは出来ないんだ。
私に出来ることは限られているが、ドクター、お前には可能性がある。
ドクター、お前が必要とするのであれば、私はこれからお前が直面することを知らせることが出来る。
それでは早く行こう。
…はい…
すみません、ドクター…やっと回復したのにチームの行動を任せる必要があります。戦闘の指揮もです。
ふつうであればこのような重要な仕事を初対面の人には任せないでしょう。
みんなも私の判断を信じて何も言いませんでしたーー
ロドスアイランドの他の医療オペレーターであるフヨウさんやフランスさんに知られたらきっと怒られるでしょうね!
ドクター、ロドスアイランドには他にもたくさんの気になる仲間がたくさんいますよ!
あなたが知らないことがたくさんあります。あなたが以前から知っていたこともあります。
…
すみません、ドクター….私のせいで…
あなたは何も知らないし何も思い出せない。私はあなたをこのような状況に陥れてしまいました…。
あなたとロドスアイランドのチームも危険に巻き込んでしまいました。
私は本当に…
選択肢
・そんな小さなこと気にするな
・君がすべきことをするんだ
・…
ドクター…
はい…
ねえ..ねえ…
アーミヤがドクターとお話してサボっているところを発見しました!
医師…!それは違いますよ…
気にしない!気にしない!でもね…全部聞こえてましたよ。
アーミヤはどうして責任の全てを自分に押し付けるのですか?忘れないで、私達はあなたの味方です。
作戦会議ではドクターを救出することは非常に危険な任務であると言いました。
ですが、大切な仲間である以上、黙って見ているわけにはいかないでしょう?
私はアーミヤの判断を完全に信じています!だから私はドクターも信じます!だからアーミヤはくれぐれも自分を責めないで。
少なくとも現状では私達はみんな健康に行動していますよね?
医師…
今は雑談しているときではないぞ。
す、すみません!
すみません、思わず…
…ああ、アーミヤ。
私もドクターが大切な仲間になってほしいと思う。みんなの背中を託せる人にな。
だが今ここでみんなの安全のために先程の話は言わざる負えなかったんだ。正直に言うと毎回作戦に参加するのはみんながお前を信頼しているからじゃないのか?
忘れるな。みんながここに早く来たのはお前のためだ。
…はい!
もう終わったはずだ。タルーラに言っておいてくれ。ここにはいくつか汚れが混じっているってな。
彼女には興味があるから見に行ってみようか。
ついでにこのことは他の奴らにも伝えておいてくれ。
やつらを簡単には脱出させるな。
追え