
…。

(ドクター、うかつに外に出るな…。相手が何をするかまだ分からない。)

元々君たちはレユニオンの目的じゃなかったし、ここから離れても良かったんだけどね。

だけど、君たちの戦いを見ることが出来てよかった。君たちは明らかに感染者なのに政府の仕事を手伝ってるの?

君たちの人員配置と行動力、そしてクズ共を殲滅する作戦方法全てが面白いよ

…面白い?

今、自分の仲間たちのことをクズ共って…

僕はずっとここで退屈してたんだ。手応えの無い相手はもううんざりだよ。

君たちを勝手に行かせる意味もない。友情でも深めようよ。僕はまだ感染者とは手を取り合ったことがないんだ。

(動くな、やつに挑発されてはいけない。)

悪いが私達はお前のような頭のない子供に浪費する時間が無い!
(打ち上げ花火のような爆発音)

…今のは何?信号弾?

お前には関係ない。

…ロドスアイランド。君たちの資料は見たよ。もともと僕は君たちを普通の企業だと思ってたんだ。

でも今を見ると、君たちが関わっているのは明らかに試験管弄りの枠を超えているよね?

ピエロを見る気分では無い。どちらにせよお前とは関係ないだろう

ビジネスパーソン同士での会話は礼儀正しくっていう作法を知らないの?

お前みたいなやつが礼儀という概念を持ってるとは思わなかったな

ーー。

そう、それは残念。

ーー君たちはここで死ぬから勉強する機会も無いね。

…

ーー!

いや、だめだ。僕は君たちのようなつまらないことはしない。

ゲームでもしない?君たちをこの恐ろしい状況から少しだけ逃れられるチャンスをあげるよ。

僕は戦いがすきじゃない。親切な僕はそばで応援するだけ、絶対に手は出さないよ。

でも僕の友達は君たちを次から次に殺そうとする。

君たちが不幸にも死んでしまったら、残念だけど負け。でももし君たちが逃げ切れたら勝ちだよ!

どう?ルールは簡単でしょ?

ーー無駄話が多いな。

…あなたは気が狂っているのですか?もうすぐ天災がやってきます。早く都市から離れないとみんなが…。

何を言っているの?君はバカなうさぎさんなの?

…なっ!

天災が来るときこそが…一番のお祝いの時じゃないか!

儀式は盛大に迎えなきゃいけないからね!

高貴なお客様達が儀式の前奏から来てくれているんだ、僕はとても光栄に思うよ?

君たちの血を使って、レユニオンの数千の抵抗者達にとって最も光り輝く勝利の瞬間を迎えることとしよう!

あいつらを殺せーー行け!

あいつらは既に洗脳されているーーあの狂人の理不尽な指導の下にな。

みなさん、戦闘準備!!

敵の数は私達よりもはるかに多い…ドクター、私達ーー

そうそう。

コアゾーンから救出された顔を隠しているあの男…ものすごく気になっているんだ。

ーー?!

そう、今僕を見ている君のことだよ。君は僕達とはちょっと違うみたいだね。

あの施設で一体何で命を保っていたの?

とても興味があるんだ。

僕もそこまで冷たい人じゃない。

ねえ、ロドスアイランドのお客様達。あの男をプレゼントとして残してくれないかな?

それで10分の時間をあげるよ。それで逃げればいいんじゃない?どうかな?

気を付けて下さい、ドクターーー彼はあなたを狙っています!

ーー私の後ろに隠れて下さい!!!!
<戦闘>

きゃっーー!

気を付けて下さい!!

私は大丈夫です。擦りむいただけ。大丈夫…

まだ…。このままでは….包囲が小さくなる一方です。

南の交差点が合流地点だ。私達はその方角に突破しなければならない。

だが現状では、抜け出すことは出来そうにないな…。

正面をどうにかする。

…もう少し頑張って下さい!私も手伝います!

大丈夫だ、俺だけでどうにか出来る。アーミヤ、お前は体力を残しておくんだ
(破壊音)

そうだよそうだよ!もう少しだけ頑張っている姿を見せてよね。

クッーー。

そして死ね、雨の夜の中の火花のようにね!

レユニオン達は私達をまだ完全には制圧出来ていません…。

ですが…次から次に…

レユニオン相手に少しでも突破口を開けさせるな!

くそっ。もう時間がない。

レユニオン相手に少しでも遅れをとってはいけません!

なにか、この状況を速やかに打開出来る方法はないのでしょうか…!

このままでは、例えレユニオンに捕まらなかったとしても天災が来てしまう。そうなるとドクターやみんなが….!
(斬撃音)

ぐわああああ!

何だ?クズどもが…ふっとばされた?

これは….何だ…今日は何でこんなにも多くの問題が来るの?

思っていたよりも遅かったな。私は庶民達を落ち着かせることも終わったぞ

ーー?!!

阻むな!

ぐはっ!

早く出てこい!敵に陣形を立て直す機会を与えるな!

二アールさん!!

私はここだ。

無事で良かった、アーミヤ。早く下がるぞ。

二アール、お前がいてくれて助かったよ。

あなたの信号弾のおかげだ。見たところあなたたちが起こした混乱は決して小さくはないようだ。

ーー。

あなたがDr.○○○だな?

耀騎士二アール、あなたを迎えに来た。