午前5時57分 曇り 視野 17km
龍門の外門から4km 荒れ地
チェルノボーグ救出活動から4日後
Dr.○○○、おはようございます。あなたがお休みになってから99999999ーーー
ーーー時間です。
あなたが起きたくないというのは分かりますが、今すぐに会議室に向かう必要があります。
またケルシー先生からの医学的なアドバイスとして窓を開けて風を通して下さい。甲板に向かい太陽を浴びてビタミンDを取りましょう。
あ、ドクター!おはようございます。
○○○ドクター、来たか。
ドクターのお体はもう大丈夫なのですか?
昨日のあなたを見ていたらどうやらまだ傷があったようでしたので。動きがぎこちなかったです。
もうすっかり治ったよ。君は?
今日は元気いっぱいでもう大丈夫です!
ですが私達には他の仕事がまだあります…
すぐに準備する必要があります。ドクターも急いで準備してくださいね。
ドクター。
前回の都市で行った行動では大きな被害を受けてしまったが、レユニオンについての情報も多く得られた。ドクターを救い出すことも出来たしな。
昨日の会談の結果、私達は移動都市「龍門」と協力をし情報提携をすることになった。
そして現在、龍門が次のレユニオンの目標になったという兆候もある。
他のことについては、龍門の城内にいるケルシー先生の同意を得てから決めることになるだろう。
龍門はしばらくの間、私達が都市の近くで停泊することを承諾してくれています。そして私達が行動中に喪失してしまった物資等も提供してくれるようです。
条件としてロドスは龍門に協力し、都市外環にて一時的に防衛活動を行う必要があります。
ですが何故今日はこんなにも早く…
私が話そう、アーミヤ。
昨日の夜、チェルノボーグの生存者が荒野にて発見された。彼らは龍門に向かっていて午後には到着する予定だそうだ。
先日と同じように龍門5区の外郭を防衛する必要がある。だが今回は更に多くのレユニオンが紛れ込んでいるかもしれない。
ですのでドクター、本日もよろしくお願いいたします…
頑張りましょう!
では…。
各自出発前に準備を済ませておいてくれ。ドクターは準備した編成配置命令を他の幹部に渡しておくんだぞ。
15分後に出発する。
今回は遅刻するなよ。
(戦闘)
長官。
彼らが来ました。
…。
ご注意下さいーー
天災の影響で龍門全域は欠航となっています。龍門5区の全ての出入り口は2時間後に閉鎖されます。
鉱石病の検疫を行うためオペレーターへの積極的なご協力のほどお願いいたします。
未登録の感染者を発見した場合、市民は速やかに最寄りの警備員に通報して下さい。
近衛局が「緊急処理法案」に照らし、感染者を拘束します。
ご注意くださいーー
噂に聞いていた通りですね…。
行きましょう、ドクター。
着きました。
ロドスと近衛局が会うのは10時だったはずだ。
だが今は10時14分だ。
あなたたちは14分遅刻した。私の14分を無駄にしたというわけだ。
….申し訳ありません、チェン長官。入り口を阻まれてしまって…
もう結構。重要なことでは無いからな。
ーーこの方は?
Dr.○○○。ロドスの顧問です。ケルシー先生から龍門にお伝えしているはずです。
ふむ…。
良いだろう、全員そろったな。今から私と会ってもらいたいーー
チェン長官!まずいです!感染者がーー向こうでーー
慌てるな!
第一部隊は警備!狙撃隊員は位置に付け!
なに、何があったの!。
離せ!
ちっ…何があった。状況を報告しろ。
私を通してよ!どうして私を捕まえるの!!
私達は化物じゃない!!!
感染者がーー我々の指示にーー従わないのですーー
…それはもう見た。
もういい。
あいつらを全員拘束しろ。
あいつらを全員拘束次第、すぐに人ごみを散らし、30分後に再検査をしてからゲートを開放しろ。
それと検疫口を40m前に移動だ。
ロドス島の方たちであなたとDr.○○○を除いた他の方たちは一緒に行動する必要はない。ここに残って龍門の近衛局隊員の国境防衛に協力してくれ。
このような些細な出来事すら上手く処理出来ないのであれば、どんな仕事であろうと任せることは出来ない。
PC94172、この方たちに仕事の手配をしろ。今夜はもうトラブルが発生しないようにしておけ。
了解です、チェン長官!
みなさんもご注意のほど…。
…
(チェン長官って本当に厳しいんですね…思ってたよりもずっと厳しいです…)
…(うなずく)。
お前。
私と一緒に来い。ーー
着いたぞ。
わあ、すごい高い建物です!
…
あ…。
つ、つい…
ーーロドスは腕は良い。
あの…。
ありがとうございます。チェン長官
しかしーー。
チェルノボーグでの事件が発生した後、誰もが狂ったように龍門に向かってくるようになった。
感染者達は龍門に来たらどうなるか分かっているはずだ。
もう一度注意させてもらう。
龍門が次のチェルノボーグになってしまうぞ。
ケルシー先生…!
あなた達ロドスの代表は既にウェイ長官と接見しているようだ。
ここで待っていろ。
また後で呼ぶ。
あの…チェン長官という方はなかなか手がつけられなさそうですね。
ドクター、次の交渉はケルシー先生にお任せしましょう。
彼女を信じましょう。