※「碎骨」の正式名称が不明となっているため、当ブログではイニシャルの「SS」から「碎骨」を「スカルシュレッダー」という名称にしています。
…。
ロドスアイランド、遅いな。
――おっ――。
もうすぐ迎撃地点だ!
はあ、やっと….パッケージを開けたばかりなのに。
もったいない。
急げ!後ろはしっかり着いてこい!
そこの仮面を付けた人。
誰だ?!
何の用だ?
一緒に行こう、急いでるんだ。
アーミヤ、ペンギン・ロジスティクスのテキサスが戻ってきたわ。
ああ…良かった!
状況が更新された。
私もたくさんやってきた、レユニオンとかいう人たちを。
しかしやつらの後ろにはもっと多くいるようだ。
レユニオンは最初はしていた変装をやめ、集団行動を開始している。
…やはりそうなりましたか…
レユニオンは貧民区を通じて既に龍門に入り込んでいるようです。
そして…目標は私達と同じでしょう。
でなければ、彼らが私達ロドスを追いかける理由がありません。
ミーシャさんにはガントリーとレユニオンだけが知っている秘密があるようですね。
これはロドスにとって不利な状況かと。
形勢は楽観視出来るものではないわね。
後であの監督の頬を突っついて聞いてみないといけないわね。
…何か他には?
何も無いのであれば、私が案内しよう。どう行けば良いかは分かっている。
テキサスは既に退却ルートを確保している。私はそこにあなたたちを連れて行く。
フランカ、部隊を集めて下さい。私達は――
私達は?私達はまずは退避場所を見つけないといけないわ。
レユニオンがやってきたもの。
あそこだ!やつらを逃がすな!
尻尾の後を追われるなんて面倒だわ。
――まずいですね。
――まずいです――!。
後方に…リーダーがいます!
はあ…。
気を付けて下さい!
スカルシュレッダー、奴らがあそこにいます――あの女も!
術師たち、行くぞ。やつらを引き裂くんだ!
生意気なことを…。
注意してください!敵は複数の術師を要しています、対策を怠らないで下さい!
相手の目標は――。
――ミーシャです!
あ…あなたは…。
――
ようやく…。
私は…。
…。
私はついに…君を見つけた。
あなたは…?!
(戦闘)
アーミヤ!急いで!
ミーシャさん!着いてきて下さい!
…そんな…まさか…。
こっちだ、急げ!
エリアクリア!敵の追撃に注意して!
…。
彼らも…?
…そうです。
レユニオン・ムーブメント…
彼らも確かに…感染者です。
…。
どうして?
何で感染者同士が…。
…。
スカルシュレッダー…
やつらを…やつらを逃してしまっても良いのですか?
問題ない…。
奴らは逃げられない。
…だが私は見つけたーーいや…。
私は…彼女を待っていたんだ…。
…。
着いたぞ。
――本当に?
マークが書かれている。
でもこれ…上へってこと?。
垂直に移動することが何の役に立つのよ?
アーミヤ、アーミヤ!上に来て、そうそう、上だよ!
――エクシア!
本当に…大丈夫なのですか?
私を信じてよ、大丈夫だからさあ~。
龍門の道はよく知っているんだから!
はあ…。
登ろう。
でもこれだと…敵が私達を包囲するのを待つようなものじゃないの?
急いで、レユニオンに見つかるかどうかの瀬戸際なんだから!
ちっ、ちょっと待って。先に言って良いわよ。
このドアを溶接してレユニオンが来れないようにするわ。
ここの階段の壁にペンギンのマークがありますが。ここですか?。
そうだよ、前方を左に曲がって、階段を登ってね。
建物に入りましょう――。
私達は地下から行くのではないのですか?。
いやいや、さっき言ったとおり上からだよ。
…上から?。
本当に…彼女を信じて良いのでしょうか?
ペンギン・ロジスティクスのモットーの一つに目的地に到着するのであればどんな道でも行けるっていうのがありまして。
まずは私達のサービスを体験してみてよ。きっと好きになるから。
…。
はあ…はあ…。
ミーシャ、すみません…私も予想していませんでした…。
…。
ねえ。
そう、あなた。
…。
あなたがロドスアイランドのDr.○○○?
どうやら階段を上るのは好きじゃないのね。