くそ…。
これは一体何があったんだ?
あの家全てを調べろ!
彼を離して…いや!みんな…
抵抗するのか?ノロマだな!憎いチェルノボーグ人共め!
早くいけ!俺のことは気にするな…子供だけでも…。
ママ…ママ…!。
民間人に構うな!陣地を守れ!仮面野郎が多すぎる!
軍警どもに暇を与えるな!続けて打て!
援軍はまだなのか!このままでは…
行け!行け!!
何が起こっているのですか…?!なぜ、なぜレユニオンが…
長い間隠していたようだがついに本性を現したか?
か、感染者が…ウルサス人を攻撃している…。
な、なぜこのようなことを!感染者がウルサス政府にこのようなことをしたら、死んでも葬ってもらえなくなりますよ…!
いや、彼らの攻撃はかなり激しい。これは絶対的な計画のもとでの行動だろう。
先のドクターの救出も機密だったが…やつらはそこまで入り込んでいた。
チェルノボーグは各所でレユニオンに襲われているのかもしれない。
あ..では、どうすれば。
きゃ!
脱出したチェルノボーグ人はいるか?
捜索中です!
一切見逃すな!
チェルノボーグの冷血な動物どもめ…父の代に刻まれた苦しみを今度は全て返してやる!
(ごほ…)
何の音だ?
あそこだ!
(あ!)
(か、彼らが、はっ…)
(静かに!)
(むぐ…!)
…ひっ…
ここだ!見つけたぞ!
….いやああああ!!
あ!い、いや…
…!
路地に隠れているのか?
出てこい
あ、ああ….!
そこに隠れても意味は無いぞ…
ご、ごめんなさい!ごめんなさい!!少なくとも、少なくとも息子だけは!!
…。
…私達はすぐにでもレユニオンを襲撃すべきです。
…アーミヤ…。
リスクがあることは分かっています。ドーベルマン先生。
ですがレユニオンが解散してから行動をするとなると…時間が掛かります。
ましてや、今の状況がいつまで続くのか分かりません…
ならば、敵を素早く討ち、退避するべきです。私が言っていることは間違っていませんよね?
―――――
理解した。私はお前の命令に従おう。
各小隊、よく聞け。
レユニオンどもはまだ私達を存在を意識はしていない。
可及的速やかに片付けるぞ!
ドクター○○○、おまえが自分自身を証明する時が来た
今の状況では、我々には少しの留保も許されない。
・早く私に任せてくれ
・….
・簡単なことだ。すぐに解決しよう。
はっ。
アーミヤ、お前が見ろ。
分かりました。
…争いを避けられるなら、沈黙するべきです――
――戦う必要があるのであれば最後まで戦います!
ロドスの信条は…これまで変わったことはありません!
(戦闘)
敵は右から攻撃を仕掛けてくる。気を付けろ
(戦闘終了後)
ぐっ…
お前たちは…ウルサス…人…
はあ、はあ…
見たところ、やつらは仲間と連絡を取っていないようだな。
…やくやったぞ、Dr.○○○。
お前の能力は客観的に見ても評価すべきものだ。
あの、アーミヤが…行っちゃいました…。
大丈夫ですか?
あ?あ、ありがとう…。
大丈夫です。私達は…
…あなた、あなたは感染者なのですか?
何をするつもりなんですか!わたし、私の子供を…傷つけないで下さい、お願いします。私…
…
安全な場所を探して身を隠して下さい。
ひ、ひっ…許してください。勘弁してください…。
…
みなさんはもうお休みになられましたか?
あ、大丈夫です…。
彼女はなぜ君を怖がっているんだ?
…
Dr.○○○…
似たような問題を以前に聞いたことはありませんか。
…
私は病気を患っているからです。
私だけでなくドーベルマンも。ロドスの多くの人は病気を患っているのです。
先程のレユニオンのメンバーも…
私達は非常に深刻な病気、恐ろしい病気を患っています…。
鉱石病
…鉱石病を患ったものは感染者になる。
ドーベルマン…
ウルサスは常に感染者達に非常に厳格な態度を取っていた。
そもそも、どこにも親切な場所はない。だがウルサスに関しては特別冷酷だったんだ。
プロパガンダで感染者に対して恐れを抱かせ、感染者を捕まえることに慣れさせ日常にする。手を叩いて喜ぶまでにな。
だから、レユニオンはここを選んだ…
ただ…今回は単純なデモでは無いようです。
今回、彼らは暴力を大規模に使い始めた。
ウルサス政府がこの事件を鎮めたら、チェルノボーグの感染者はもっと残酷に扱われるだけだ。
だが、これとは逆にこちらにはDr.○○○がいる。ロドスの境遇は改善出来るかもしれない
・…これも私と関係があるのか?
・…
・私が重要ということか。
ケルシーもアーミヤもお前が一番の鉱石病研究者だと私に言った。
…今、お前は記憶喪失の苦境に陥っているがな。今のお前はまだ使えないのかもしれない。
ああ、ドーベルマン先生、言い過ぎです!
…指揮と同じく少し復習すればもう一度自分のものにできるかもしれないな?
…結局の所お前は最前線の指揮官だ。
実は以前はどうしても神経学者と戦術家を結びつけることが出来なかったんだが…
お前と出会ってからかはいくらか理解は出来たよ。
ロドス自体、お前の専門分野と似通っているんだな。
あ!ねえ!走らないで!薬剤を注射しないと!
え?え?私は大丈夫です、元気ですって!私にはまだ治療は必要ありませんよ!
感染症状の進行を遅らせる薬です!
さっきまで目眩がするとか言ってませんでしたか!
それとこれは同じ症状じゃないでしょう!
後で何か身体に問題があったら、また戦闘になったらどうするんですか?
あなたの安全のためにあなたも注意を払うべきです!
…
動かないで下さい!刺しますからね!
あっ!!
…
…ロドスアイランドはこのようにして、感染者を治療する方法を模索し、また感染者の持っている問題を減らしているんだ。
はい、そうです。治療法を研究するだけでなく、様々な争いを解決するだけでは足りません。
私達は感染者がもたらすあらゆる問題に直面する必要があるんです。
このようにしてこそ、ロドスは感染者達の命をつなぎとめることが出来るのです。
感染者として私達は一般人よりも感染者を理解することが出来る。
一般人であろうとも、感染者であろうとも、平和であろうとも争っていようとも、ロドスが問題を解決しているのは、憎しみと病が蔓延しているからだ。
Dr.○○○、これもお前の義務なのかもしれないな。
…少なくとも、これは私の浅はかな願いだ。
・何を言っているんだ?
・…
・私はもっと慎重に考える必要がありそうだな
私はお前に多くの時間を残す。ゆっくりと理解してくれれば良い。
だが、私達に与えられた時間は多くはない。
隊列を整えて出発しよう!
待ち合わせ場所に行く途中で、私達に何が待っているかは分からない!
(アーミヤ…)
(チェルノボーグの今の状況は非常に複雑で救援チームに心理的な圧力を掛けることは出来ない。しかし…)
(私達は…あとどれくらいでしょうか?)
(…3時間だ)
(3時間後、天災が街を飲み込むだろう)
(天災が来たら全てが終わってしまう)
…。
不確定要素。
行け、他の奴らに知らせろ。
私が追いかける。