衝撃に備えろ!
各自散開――!!!。
規模が多すぎる!このままでは街全体の建物が全て破壊されてしまうぞ!
くそっ、しまった―――!。
――!
早く移動しろ!
…!
頑張れ!!
あっ――!!お、落ちてきたぞ!
空が落ちてきた!
う、う、痛い…。
俺の手、俺の手が!どこに行ったんだ…
な、なんで!!まだ死にたくない…!。
ああああああああ!!!
重装オペレーター!
術師を守るんだ!!
――!!
この音は何だ?!
巨大な隕石が向かいの建物に落ちたようだ!伏せろ!!
きゃっ…!
――その位置は――医師!危ない!
しまった、医師、逃げて下さい!
….!
きゃっ!
….え、ド、ドクター?。
ドクターが医師をバンカー押し込んだ?ですが…そうなのであれば、ドクター――!
まずい、ドクター!!
Dr.○○○!!
え?
二、二アールが飛び出しました!
ドクター、しゃがめ!
かはっ….
間に合った!
彼女が助けてくれた…彼女がドクターを助けてくれました!
ごほっ….
二アール!ドクター!早く戻ってきて下さい!
大丈夫だ!
盾はまだ持つ――!
飛べ、ドクター!
飛ぶんだ!
ドクター、ドクター….
だ、大丈夫ですか?
・大丈夫だ、問題ない!
・…
・二アールさんのおかげで助かった
一人で…なぜあんな危険な場所に!
少なくとも私がドクターを守ることが出来るように動いてくれ!
どんなことがあろうともあなたが怪我をすることは私は許さない――
ましてや、私の前でなど!
みなさんが無事で良かったです…!
しかし私達は…
(これはどれくらい続くのでしょうか?)
(私達は生き残れるのでしょうか?)
…あ…
隕石の量が少し減った?
私達は天災の第一波を乗り越えたのでしょうか…
まだ油断は出来ない、今回の天災がどれくらい続くかは誰にも分からないんだ。
しかし少なくとも…私達は天災のど真ん中という訳ではないようだ。
私達は幸いにも逃げることが出来たようだな。
あの…
みなさん大丈夫ですか?
オペレーター達は大方大丈夫です…!
一部のオペレーターは軽症を負っていますが、様態は悪くありません!
私達は…生き残ったんです!
ああ…..
ですがレユニオンはまだいますーー
…あ?
あ…ああ!!ロドスアイランド!
…何だ?
あ….!!!
レユニオンはまだ私達を攻撃し続けるつもりでしょうか?
…。
ロドスアイランド!
こいつら!。
走るな…!
本当に狂っているな。
あいつらは何故自分の命を大切にすることが出来ないんだ?!
ドーベルマン…
止む終えない…。
徹底的にあいつらを叩きのめし、ここからすぐに移動するぞ!
(戦闘)
はあ…はあ…はあ…。
成功だ…!
レユニオンを撃退しただけではない…
災害の勢いも肉眼で分かるほどに弱まっているぞ!
だが状況は良くはない…まだ注意する必要はある!
天災…
本来の街は倒壊した廃墟となり、破壊された建物は障害物となってしまいました…
オリジ二ウムが既に形成され始めている…。
いよいよだというのに、あらゆるものが邪魔してくれるな。
私達が出来ることはーー。
…ある…。
――
来たぞ。
何がです?
レユニオン?もう追いついたのですか?!
あっ…
たくさんの…レユニオンが…
やつらは…追いかけてきたのではない。
やつらは…。
――様々な場所から湧き出てきたんだ。
広場、坂道、建物…あちこちにある廃墟
この数…はっ…。
混乱しているやつ以外は天災を本当に恐れていないようだな。
例え天災であろうが、いくらか…。
やつらの半数は既に消滅したか――
残党でも私達を10回は溺死させるには十分な数だろうな。
――
足を止めるな!撤退ルートに沿って行動し続けるんだ!
広い場所で止まることは死を意味する!広場の出口に向かい次第、陣形を整えるんだ!
二アール…
戦う必要がある。突破口を開き次第相手の混乱に乗じて直ちに撤退する。
出来ますか?
希望は薄いが、他の方法はもうない。だが…
敵の数が私達の数十倍であろうとも、暴徒だけならロドスにチャンスはある!
慌てる必要はない!戦闘準備!防御陣形だ!
…ちっ。
この数であればチェルノボーグを取ることも…本当に可能なのかもしれんな。
多すぎる。
本当に…多すぎる。
レユニオンは一体…こんなにもの感染者を何処で集めたんだ?
この包囲網…
レユニオンは本当に私達を重要視しているんだな。
レユニオンの大群が…広場を包囲しています!
敵が攻撃をやめました!
…
あ…。
敵一名がロドスの戦線に近づいてきます!
あの人はなぜ一人で…私達の方へ来るのでしょうか…。
敵は使者でも送り出してきたのですか?ありえない…
彼女は…
彼女は…資料によればレユニオンの…。
――
彼女から不吉なものを感じる。
…二アール…。
なぜだか分からない。だが…
あれは…鉄と硫黄の臭い。
何かが燃えているようだ。
まるで炎のような…。
ロドスアイランド各員…警戒状態を最大にしてください。
…彼女は…
レユニオンの暴君…。
…タルーラ。
…。
……。
おそらく…大地を焼き尽くす炎だろう。