リスカム!防衛線はまだ耐えられる?
こちらは問題ありません!
フランカ、側面から来る敵に気を付けて下さい!
キリがないわね…!
お前たちはこの防御を破ることは出来ない。
このまま打ちのめしてしまえ…。
え!?
う、うあああああ!
何があった!?。
アルミニウム製の熱した剣よ。
切れ味はどう?
わずらわしいわね…。
医療チーム!ここに負傷者がいるわ!
彼らを移動させる時は軽快に動いて!
それくらい分かっています!
アーミヤ!
そちらの状況は?
私達のほうで些細な出来事があったようです。
フランカ…
敵のボスが…私とリスカムの前に現れました!
――――
どこに隠れるつもりだ?
逃げることは出来ないぞ、ロドスアイランド。
私がお前らを粉々に――
――徹底的に粉々にしてやる。
お前たちは…感染者の裏切り者だ!
あら~、ついにこいつがお出ましになったわね。
それにしても随分と貧相ね…はあ。
アーミヤ、私達はどうやら――。
あっ、行き止まり!
走りすぎたみたい?!
フランカのほうも…。
私達はレユニオンによって行き止まりに追い込まれていたようです。
…。
やるしかありませんね。
私達には敵を撃退出来るほどの実力はあると思います。
少し骨が折れるでしょうが…。
理解していないようね、リスカムちゃん。
実力をいくら見せようとも、近衛局を脅してはいけないわよ?
自分が危機なのにそんなところまで見てられませんよ!
重装チーム、陣地を守って下さい!
ロドスアイランドの指導者…へえ。
感染者の身でありながら、龍門が感染者を殺すことを何故助けている!
多くの同胞の命、お前たちに血の代償で償ってもらう!
攻撃しろ!
――――
レユニオン・ムーブメント――――
最初に相手を妬み、最初に他者を傷つけ、最初に暴力を用いた――。
チェルノボーグの時のままですね!!
(戦闘)
ぐぬ…。
はあ、はあ…。
ぎっ――!
スカルシュレッダー、大丈夫ですか!
ちっ、こいつら本当に面倒だな!
スカルシュレッダー、Wからの通信です!彼女が任務を終えたと!
任務の目標を上手く奪ったようです。
…Wは手に入れたのか?
はい、彼女の襲撃は上手くいったようです!
私達も撤退するべきでしょうか?
…。
タルーラに信号を送れ。
了解!
…撤退だ。
ふんっ、ロドスの臆病者どもめ…。
次に会うときがお前たちの最期だ。
――レユニオンが――撤退した?
素早い撤退だったわね。まるで事前に計画していたみたい。
口では思い切ったことを言う割に去るのは速いわね。
…。
何か…変ですね。
それはつまり――
・レユニオンの目的はロドスアイランドでは無い可能性を指摘する。
――!
レユニオンはただ単に私達の足止めをしていたかっただけ…。
そうとすれば…。
いけません、近衛局が危険です!
…私達がすぐにでもチェン長官を援護しなければ!
フランカ、すぐに偵察部隊を呼び戻して下さい!
リスカム、チェン長官に連絡を!
特殊督察の主力部隊はどうした!なぜ増援が来ない!
通信によるとレユニオンに阻まれてしまっているようです…!
そんな訳があるか、レユニオンは烏合の衆だぞ!
…そして敵は…たったの一人だと…。
…。
まさか…。