キャロル
グラニ、もう行くのですか?あの、スカジさんは?
グラニ
うん、ロドスに帰って一度報告してこないと。時間を見つけて帰ってくるよ。また会おうね。スカジは一人が好きだからって先に行ったよ。
グラニ
スカジっていう売れた名前もあるし、賞金稼ぎが来てまたあなた達に悪さするなんてことはもう無いよ。
キャロル
ふふ、そうですね。もとに戻すには時間が掛るかもしれませんが、でも…これからが新しい生活の始まりです。
キャロル
道に気をつけてくださいね。収穫の時期にまた来てください。ごちそうしますよ。
グラニ
へへ、約束だからね!
キャロル
そうだ、先程手紙が届いたんです。滴水村宛でしたが受取人はあなたみたいです。
グラニ
えっと、これはロドスからの封書だね。連絡先の通信から転送されてきたのかな。ここにはほとんどの信号が届かないから、みんなに迷惑を掛けてしまったかな。
グラニ
なになに…。
(グラニ、スカジが独断で滴水村に行ってしまった。いかなる任務も与えていないのだが。気をつけて扱うように。)
(全てうまく行きますように 二アール)
グラニ
あらら、その事はもうとっくに分かっているよ…
キャロル
あれ、どうしたんですか、グラニ?
グラニ
紙飛行機をね。
グラニ
ロドスの便箋は素材がよくて遠くまで飛んでいくんだよ。