待ちなさい、ケルシー。
帰ってきたのか。
もう納得しただろう。まだ何か?
これが欲しいのでしょう、持っていきなさい。
君は独断で行動した。
私はオペレーターの私事には干渉しない。彼らが何をしていたか聞くこともない。ロドスアイランドの利益を損なわない限りは。
君の行動がロドスアイランドの立場を失うことにならないことを願っているよ。スカジ。
皮肉はやめましょう。ルールはよく分かっているわ。一つの物は一つの物ででしょ。
私と何を交換したいんだ?
情報。
私が持っている情報の価値はこんなにも安いのか?
この石をすぐにでも砕くことは出来るのよ。そんなことはしたくはないけど。
しかし、君が偽の任務と称して、カジミエーシュの滴水村の村に行ったことは知っている。そこで他のオペレーターと衝突したことも。
あの子は滴水村でもロドスアイランドでも君のために君の秘密を守ってくれていた。だが、私は君に対して類似する任務を送ったことは無い。
ん?血がコアの部分に大量に詰まっているな。これは君の血じゃない。君は地上で血を流せないだろうしな。
グラニのよ。
君がしたのか。
彼女にお返しするわ。もう注意する必要はないわよ。
あなたがこれを必要としているのは知っているのよ。鍵、コア、記憶ブロック。何でも良いわ。必ず手に入れる必要がある。
「頭蓋腔」「火肺」「黄煙」、私は全て解決したけど。
さもなくば、この品物はとっくの前に彼らの手に落ちていた。彼らと取引をしたのはあなたではないわ。あなたは彼らが必要なものをあげることは出来ないから。
あなたはこの”石”が必要。私は知りたい情報を知る必要がある。
君と君の集まりは全く私をおかしくさせてくれるな。私はこの大地の全体像を見るためにいかなるパーツにも頼ることはない。
君とロドスアイランドは契約で結ばれている。君も私も同じだ。
一つの物は一つの物で、よ。
君が怒るとは珍しいな。こんな時にだけ、君は普段のものぐさで退廃的な雰囲気を変えてくる。
君はスペクターの源石神経剤の出処を知りたいのだろう。
――どうして知っているのかしら?
(エイギル語)”深海では人の血はつながっている”
私は全てを知っている。
…教えなさい。
いいだろう。君が私の命令を聞きさえすれば、私は積極的に君を助けよう。前提条件は、命令に従うことだ。
私は信頼できる人だけを信頼するわ。
私の話には信用がある。