
着きました。

…本当に暗いところですね。

外交チャンネルは?

反応なしです。

ここはもうウルサスに捨てられています。

廃墟都市…か。

ここがレユニオンの拠点になったら、龍門にとって状況はますます難しいものとなる。

龍門に近すぎます。

もしスカルシュレッダーがここの指揮をしていたらと思うと想像に耐えませんね。

ただ、チェルノボーグのこの廃墟都市――一体何があったのでしょう?

天災に見舞われてからここまでの距離を移動させることは出来ないはず。

なぜ、こんなところに現れたのでしょう?

観測したデータによると…ここは天災の余波を受けた場所みたいです。

分離都市はここに移動してから天災に見舞われたのではないかと。

ほう。見たところ、ロドスには良い天災特使はいるようですね。

慎重なことは良いことです。

道中の至るところにレユニオンが待ち伏せしています…。

まるで腐肉を食らうかのように廃墟都市に巣食っていますね。

ちょっと気分が悪くなりましたよ。

座標を確認しました。私達ロドスはまだ深く入り込まないといけないようですね――

ですがこの地形は部隊全体で一緒に行動するのは適さないかと思います。。

次はオリジ二ウムが多数存在する地帯ですよね?

――――。

(お前か)

チェン、どう思いますか――

…

チェン?

どうして――。

――!

チェン、どこに行くのですか!

くそ!速すぎる!あれはもしかして――

…私にはよく見えなかったのですが!

ですが、あの姿は確かに…。

追いつかなければ――。

――。

止まれ!

このタイミングで足止めされるなんて…!

あいつは普通のレユニオンのメンバーではない――。

それに…どこからこんなにも多くの源石生物が出てきたんだ?

あの源石生物達は…爆発する可能性があります!

Dr.○○○!

ロドスの仲間たちに注意を払ってください!!
(戦闘)

レユニオンを潰しました!

ごほ、バリケードとしてはこいつは本当に狂暴だな!

…

チェンには逃げられてしまったようです。

これはいけない…。

通信もありません!ちっ、こういうところは全く変わりませんね!

近衛局!全員、私と一緒に突入する準備を――。

いえ、星熊警官。

私達に任せてください。

次は天災が残したオリジ二ウムが多くある地域です…。

健康な人がここからは深く入ってしまうと、オリパシーに掛かってしまうかもしれません。

これは非常に深刻な事態です。

そして、感染者である私達は――。

はあ。その小さな体でお役所話をしている姿はちょっと可愛いですね。

…。

え、え?!

ははは、気にしないでください。

ですが、私を説得するために一所懸命になる必要はありません。あなたの意図は全部分かっています。

近衛局!私達がロドスの盾になるぞ!

入り口を死守し、一人たりともレユニオンを入れるな!何人たりともレユニオンを入れてはいけない!

感染者の問題は感染者問題の専門家に対処をしてもらう!

星熊警官…。

これからは星熊と呼んで下さい。

行って下さい。チェンはあなた達に任せました。

彼女を近衛局に行きて返さなければいけません。

分かりました、星熊….!私達は絶対にチェン長官を無事に帰らせます…!

あなた達自身も気をつけて下さい。

はい!

ドクター、私についてきて下さい。

ロドスアイランド、出発!

(私を待っていて下さい、チェン長官…)

(フロストリーフ、メテオリーテ、ジェシカ…)

(頑張って下さい!)

最後の連絡先となる偵察チームも収容完了しました!

状況は…大変ですね…。

――。

皮膚は赤く腫れ、全身からは体温がなくなり、組織は壊死している――。

どういうことだ?

くっ…。

全身が凍傷している?