
メテオリーテ…。

ジェシカは何を見たのでしょうか…?あなた達も一緒にいましたか?

…あなたは知らないほうが良い。

戦略上の問題でもないし…気にしないほうが良いわ。

…?

いつまで隠れてるつもりなの?ロドスの虫けらたちは?

(――!メフィスト!彼は私達の姿を見つけたのでしょうか?)

(声を出すな。まだ見つかっていない。これはあいつの常套手段だ)

はは、出てきたくないの?

僕が君たちの増援チームを見つけていないと思わないでよ。

いいや、もういいや。見せたいものがあるんだ。きっと気に入るよ。

そういえば――最初から、僕たちはチェルノボーグを奪うつもりだったんだよね…

待って、待って、待ちわびたんだ…やっと来たんだこの時が…。

ウルサスという、僕たち感染者を迫害する者に復讐する時が!

それにしても、この分離都市のやつらは馴れ馴れしいよね?

奴らは逃げた。

奴らは反応がとても早い。僕たちが手を付ける前に逃げたんだ。

地区のロックを解除し、全速力を出して、あらゆる移動手段を使った――

でも奴らはどこに逃げることが出来るんだ?

僕たちの同胞はとっくの前に各都市に潜伏していて、機会を伺っている。

結局のところ、やつらは僕たちに追いつかれて、しかるべき罰を受けた。

ああいう卑怯者や乱暴者はどうやって処分すればいい?

そんなのもちろん――奴らを標識にすればいいんだよね!

感染者の全てが不公平だということを分からせて、最終的にはその標識を壊してしまうんだ――。

――そうさ、それこそがレユニオンの印となるんだ――。

それらを全て恐怖の象徴にしてしまうんだよ!

お前たち、その標識に火を付けろ!それで街を照らすんだ!

はい!

さあ、この街の写真を撮るんだ!そしてロドスに弱い圧政者の終わりを見せつけろ!

(――いや!)

・(アーミヤの両目をすばやく覆い隠す)

ドクター――?!

・見るな!
・…

…。

あれは…悪辣と狂気で出来た焼却炉だ。

…。

ドクター、手を離して下さい。

私は大丈夫です。

――いえ、私に見せて下さい。

彼の行為は日常的で、私が向き合わなければならないものです。まして以前にも…

(手を離す)

なんで…どうして…

ジェシカ、落ち着きなさい。

――くそ!

…本当に罪なことだ…。

この焦げくさい臭い…。

…。

いつまで隠れるつもりなのかな、チェルノボーグのウサギは?

さっき君たちは少しだけ接触しようとしてきたよね、何をするつもりなんだろうって思ってたんだよ。

結局は黙ってみてるだけなんだね…本当につまらないよ。

見たところ、また多くの人を連れているようだね?

これらは全てあなたが作り出したのですか?

もちろん――。

テロという手段を使わずにいかに損失を減らすか。

10分の1の人の死さえあれば――

残りの10分の9を恐怖に陥れることが出来る――。

これが最も効率的に死傷者を減らす方法なんだよね。

…。

――――――。

――ドクター。

私はあの時の私ではありません。

覚えていないでしょうが――。

ええ、あの時の私は臆病で弱かった。すぐに怖がってしまっていましたが…あなたのお陰で私は前に行くことが出来ました――

私の姿はあの時と変わらないままに見えるかもしれません。

ですが、私はもう見たことのある惨劇は十分です。

私はもうこのようなことが起こる場面を見たくはありません。

…ですが、それらと向き合わないといけないのです!

…。

私は自分に戒めます。

まだ下がるわけにはいかない――。

私は戦い続けます!
(戦闘)

フロストリーフ、気をつけなさい!前に突き進みすぎよ!

自分が何をしているかくらい分かっている――!

あ、ああが!

冷気が盾を切り裂いた?!

な、何だ?!。

どけ!

アーミヤ!フロストリーフが敵陣を混乱させて、敵の指揮官に向かったわ!

狙撃オペレーター、術士オペレーター、フロストリーフをカバー!

はは…。

狐ちゃんは何をしたいのかな?

贖罪をし、泣き伏せてほしいところだが――。

――お前の命が欲しい。

道を塞がないで!

ぎゃあ!

く、黒いアーツ…。

は、速く走れ!

俺はメフィストの部下と一緒の目にあいたくないぞ…!

メフィスト、どこに逃げるというのですか!

はっ。こいつらじゃお前らロドスを食い止めることは出来ないみたいだね。

あなたのしたことに代価を支払いなさい、残忍なやつ!

お前は逃げられないぞ。

狐ちゃん、もう少し離れてよ、近いよ。

私がお前に引導を渡す者となるからな。

命を尊重しないやつは――。

命を持つべきではない。

はっ――

そうかい。

?!

まさか、私の足が――?

アーミヤ!四方からレユニオンが現れたわ!数は少ないけど…

…。

しまった、雪怪小隊…。

雪怪小隊が…集まってしまったわ!

さてと、新しい友だちを紹介しないといけないね。

うんうん~それじゃあ、この舞台の主役を熱烈歓迎してあげてね――。

北西の凍原の悪夢、雪怪たちの王女――。

――――フロストーーーースターーーーお姉ーーー様ーーーー!。

彼女は君たちの血肉を少しずつ….。

全て凍らせてバラバラにするだろうなあ~

――――まずい!――――。

――――――。

――メフィスト――――。

お前のような獣にも及ばない殺人狂は雪原にでも捨てて死を待つべきだな。

あら、怖い怖い~。

でも、ロドスはあそこにいるよ。

フロストリーフ――。

後退して。

――。

アーミヤ、彼女達を連れて走れ。

いいえ!

それは…それは――!

あいつが…私達に近づいてきたら。

私達は勝てない。

はあ…まだ生き足りない気もするが…。

私はお前に合うことが出来てとても幸せだった。

行くんだ。

フロスト?!

行け!

――――

安心しろ、ロドス。

私が苦痛もなく死なせてやる。