

アーミヤ
メテオリーテ…。

アーミヤ
ジェシカは何を見たのでしょうか…?あなた達も一緒にいましたか?

メテオリーテ
…あなたは知らないほうが良い。

メテオリーテ
戦略上の問題でもないし…気にしないほうが良いわ。

アーミヤ
…?

???
いつまで隠れてるつもりなの?ロドスの虫けらたちは?

アーミヤ
(――!メフィスト!彼は私達の姿を見つけたのでしょうか?)

フロストリーフ
(声を出すな。まだ見つかっていない。これはあいつの常套手段だ)

メフィスト
はは、出てきたくないの?

メフィスト
僕が君たちの増援チームを見つけていないと思わないでよ。

メフィスト
いいや、もういいや。見せたいものがあるんだ。きっと気に入るよ。

メフィスト
そういえば――最初から、僕たちはチェルノボーグを奪うつもりだったんだよね…

メフィスト
待って、待って、待ちわびたんだ…やっと来たんだこの時が…。

メフィスト
ウルサスという、僕たち感染者を迫害する者に復讐する時が!

メフィスト
それにしても、この分離都市のやつらは馴れ馴れしいよね?


メフィスト
奴らは逃げた。

メフィスト
奴らは反応がとても早い。僕たちが手を付ける前に逃げたんだ。

メフィスト
地区のロックを解除し、全速力を出して、あらゆる移動手段を使った――

メフィスト
でも奴らはどこに逃げることが出来るんだ?

メフィスト
僕たちの同胞はとっくの前に各都市に潜伏していて、機会を伺っている。

メフィスト
結局のところ、やつらは僕たちに追いつかれて、しかるべき罰を受けた。

メフィスト
ああいう卑怯者や乱暴者はどうやって処分すればいい?

メフィスト
そんなのもちろん――奴らを標識にすればいいんだよね!

メフィスト
感染者の全てが不公平だということを分からせて、最終的にはその標識を壊してしまうんだ――。

メフィスト
――そうさ、それこそがレユニオンの印となるんだ――。

メフィスト
それらを全て恐怖の象徴にしてしまうんだよ!

メフィスト
お前たち、その標識に火を付けろ!それで街を照らすんだ!

レユニオン構成員
はい!

メフィスト
さあ、この街の写真を撮るんだ!そしてロドスに弱い圧政者の終わりを見せつけろ!

メテオリーテ
(――いや!)

プレイヤー
・(アーミヤの両目をすばやく覆い隠す)

アーミヤ
ドクター――?!

プレイヤー
・見るな! ・…

フロストリーフ
…。

フロストリーフ
あれは…悪辣と狂気で出来た焼却炉だ。

アーミヤ
…。

アーミヤ
ドクター、手を離して下さい。

アーミヤ
私は大丈夫です。

アーミヤ
――いえ、私に見せて下さい。

アーミヤ
彼の行為は日常的で、私が向き合わなければならないものです。まして以前にも…

プレイヤー
(手を離す)


ジェシカ
なんで…どうして…

メテオリーテ
ジェシカ、落ち着きなさい。

メテオリーテ
――くそ!

フロストリーフ
…本当に罪なことだ…。

アーミヤ
この焦げくさい臭い…。

アーミヤ
…。

メフィスト
いつまで隠れるつもりなのかな、チェルノボーグのウサギは?

メフィスト
さっき君たちは少しだけ接触しようとしてきたよね、何をするつもりなんだろうって思ってたんだよ。

メフィスト
結局は黙ってみてるだけなんだね…本当につまらないよ。

メフィスト
見たところ、また多くの人を連れているようだね?

アーミヤ
これらは全てあなたが作り出したのですか?

メフィスト
もちろん――。

メフィスト
テロという手段を使わずにいかに損失を減らすか。

メフィスト
10分の1の人の死さえあれば――

メフィスト
残りの10分の9を恐怖に陥れることが出来る――。

メフィスト
これが最も効率的に死傷者を減らす方法なんだよね。

アーミヤ
…。

アーミヤ
――――――。

アーミヤ
――ドクター。

アーミヤ
私はあの時の私ではありません。

アーミヤ
覚えていないでしょうが――。

アーミヤ
ええ、あの時の私は臆病で弱かった。すぐに怖がってしまっていましたが…あなたのお陰で私は前に行くことが出来ました――

アーミヤ
私の姿はあの時と変わらないままに見えるかもしれません。

アーミヤ
ですが、私はもう見たことのある惨劇は十分です。

アーミヤ
私はもうこのようなことが起こる場面を見たくはありません。

アーミヤ
…ですが、それらと向き合わないといけないのです!

アーミヤ
…。

アーミヤ
私は自分に戒めます。

アーミヤ
まだ下がるわけにはいかない――。

アーミヤ
私は戦い続けます!

メテオリーテ
フロストリーフ、気をつけなさい!前に突き進みすぎよ!

フロストリーフ
自分が何をしているかくらい分かっている――!

レユニオン構成員
あ、ああが!

レユニオン構成員
冷気が盾を切り裂いた?!

レユニオン構成員
な、何だ?!。

フロストリーフ
どけ!

メテオリーテ
アーミヤ!フロストリーフが敵陣を混乱させて、敵の指揮官に向かったわ!

アーミヤ
狙撃オペレーター、術士オペレーター、フロストリーフをカバー!

メフィスト
はは…。

メフィスト
狐ちゃんは何をしたいのかな?

フロストリーフ
贖罪をし、泣き伏せてほしいところだが――。

フロストリーフ
――お前の命が欲しい。

アーミヤ
道を塞がないで!

レユニオン構成員
ぎゃあ!

レユニオン構成員
く、黒いアーツ…。

レユニオン構成員
は、速く走れ!

レユニオン構成員
俺はメフィストの部下と一緒の目にあいたくないぞ…!

アーミヤ
メフィスト、どこに逃げるというのですか!

メフィスト
はっ。こいつらじゃお前らロドスを食い止めることは出来ないみたいだね。

アーミヤ
あなたのしたことに代価を支払いなさい、残忍なやつ!

フロストリーフ
お前は逃げられないぞ。

メフィスト
狐ちゃん、もう少し離れてよ、近いよ。

フロストリーフ
私がお前に引導を渡す者となるからな。

フロストリーフ
命を尊重しないやつは――。

フロストリーフ
命を持つべきではない。

メフィスト
はっ――

メフィスト
そうかい。

フロストリーフ
?!

フロストリーフ
まさか、私の足が――?

メテオリーテ
アーミヤ!四方からレユニオンが現れたわ!数は少ないけど…

メテオリーテ
…。

メテオリーテ
しまった、雪怪小隊…。

メテオリーテ
雪怪小隊が…集まってしまったわ!

メフィスト
さてと、新しい友だちを紹介しないといけないね。

メフィスト
うんうん~それじゃあ、この舞台の主役を熱烈歓迎してあげてね――。

メフィスト
北西の凍原の悪夢、雪怪たちの王女――。

メフィスト
――――フロストーーーースターーーーお姉ーーー様ーーーー!。

メフィスト
彼女は君たちの血肉を少しずつ….。

メフィスト
全て凍らせてバラバラにするだろうなあ~

アーミヤ
――――まずい!――――。


フロストノヴァ
――――――。


フロストノヴァ
――メフィスト――――。

フロストノヴァ
お前のような獣にも及ばない殺人狂は雪原にでも捨てて死を待つべきだな。

メフィスト
あら、怖い怖い~。

メフィスト
でも、ロドスはあそこにいるよ。

アーミヤ
フロストリーフ――。

アーミヤ
後退して。

フロストリーフ
――。

フロストリーフ
アーミヤ、彼女達を連れて走れ。

アーミヤ
いいえ!

アーミヤ
それは…それは――!

フロストリーフ
あいつが…私達に近づいてきたら。

フロストリーフ
私達は勝てない。

フロストリーフ
はあ…まだ生き足りない気もするが…。

フロストリーフ
私はお前に合うことが出来てとても幸せだった。

フロストリーフ
行くんだ。

アーミヤ
フロスト?!

フロストリーフ
行け!

フロストノヴァ
――――

フロストノヴァ
安心しろ、ロドス。

フロストノヴァ
私が苦痛もなく死なせてやる。