
何かがおかしい

お前は何をしているんだ、病気でもこじらせたか?

これはチェルノボーグの時とは全く異なっている。

俺達の被害は確かに小さくはなかったが、それでもチェルノボーグ人を倒す過程では敵のもがきを見ることは出来た。共犯者が逃げていく姿も見た。

この龍門がまるで空っぽの街のようだと?

そうじゃないか?

大広場、これほど大きなビル、こんなにも多くの商店で人っ子一人誰の声も聞こえなかった。

そして一回り見てみたが、高価な物は勘弁しか残っていなかった!何一つ全て持っていかれている!

パトリオットが言っていたじゃないか。許可はしないと…

そうではない。知っている通りメフィストは勝手にしているが、それは重要じゃない。

これらを前もって収拾付けたやつがいるようだ。

また変なことを考えているのか。龍門はもうお手上げだろう!

俺達はあちこちから突然湧くように出てきた。*ウルサスでの悪口*そこら中に俺達がいるようにな。まるでチェルノボーグの時のように。

今回は壊さないようにしないとな。俺達はちゃんと奪って俺達の都市にするんだ。

知らないのか?

何を知っているんだ?

大古広場は近衛局に一番近い拠点だ。そこからすぐに近衛局に来れる。奴らが支援を行うのにも便利な場所だ。

それは前の通信で聞いた。その他には?

各所にいるレユニオンは近衛局の近くで合流、外に向けて散らばり、都市全体を接収管理すべきだ。

俺達は周囲のチームの分布をよく理解している…。

だが他の地域のチームは?多くの支隊が近衛局に向かって移動していることは知っているだろうが、それよりも多くのチームが跡形もなく消えてしまっている。

消えた…どういう意味だ?

おかしい。彼らのマイクはオープンなままなのに音が全く聞こえないんだ。彼らと連絡が取れない。

連絡が出来るやつはもういない。

なに、誰だ!

窓!窓の外だ!

敵がいるぞ!敵が俺達に攻撃を仕掛けている、近衛局、近衛局だ!

はっ、近衛局で間違いないぞ!

くそ!屋上からロープを使って窓から飛び込んできたのか!

戦え!動け!俺達の人数は奴らよりはるかに多い!奴らを殺してしまえ!

伝達、いいぞ。

Yes sir!

近衛局聞け!レユニオンの奴らをマスクと一緒に粉砕してしまえ!

(*龍門での悪口)。何をするつもり?!大古広場は私の家族の財産なのよ!何をして――

すみません、”お嬢様”。レユニオンは頑迷でして、まずは奴らの戦力を破壊することが優先かと…。

お前は何を言っているの!!!死んでしまえ!!お前は!!

近衛局!攻撃せよ!

ああ、もう大変だ。はい。

注意して下さいよ。これらは何と言おうが市民の財産なんですから。

あのピアノは重すぎて彼らは運ばかなかったみたいですね。でも180万龍門幣の価値があります。”お嬢様”が私に自慢していたんですよ。気をつけてくださいね。

もう逃げられないぞ!

隠れ場所を探せ!早く!あのピアノの後ろに隠れろ!

あ。

俺達の隠れ場所が壊れてしまった!移動するぞ!

180万が…吹っ飛びました。

同胞たち、同胞たちよ!聞いてくれ!

俺達が占拠した大古広場の拠点で防衛の準備は出来ているが、近衛局は広場の高層から突撃を仕掛けている!奴らは俺達の数を減らそうとしている!

連絡!近衛局の主力は大古広場だ!大古広場にいる!。

報告は終わったか?

お前はいつから――。

既に報告が終わったのであれば、お前の任務はもう完了しただろう。

龍門全体のレユニオンに私がここにいることを知らせろ。

奴らが来るのを待ってやる。奴らが私達を追いかけ、奴らと近衛局の死闘をな。

近衛局!攻撃を続けろ!決して攻撃を止めるな!
(戦闘)

思ったよりも簡単でしたね。私はますますチェルノボーグで何が起こったのか気になりましたよ。

ここと同じだろう。ただ根深く、より勢い激しく強く燃え上がった。油断はするな。

あなたは私があまり寝ないことを知っているでしょう。

ああ、私は出来るだけ早く決着を尽くしましたが、やはり店舗には大きな被害が出てしまいましたね。

またウェイさんに請求書をサインしてもらうしかありませんね。元々”お嬢様”の家はあまり好きではありませんが。

ふむ、シュウフスキーの水晶、チェン、こういうブランド物は好きです?

まあまあだな。そいつらのペンダントは良いぞ、イヤリングはイマイチだが。

B1チーム、こちらチェンだ。西側の入口を徹底的に封鎖した後に、全ての防犯ドアを降ろせ。

あなたがイヤリングをしている姿なんて滅多に見ないです。

制服を来て帰るのが常だからな、家のタンスに残しておいた服は虫に食われるのを待つだけだ。

星熊長官!レユニオンが改造した大古広場東L3平面図です!どうぞ!

ご苦労、引き続き考察を続け、効率的に地形を利用しよう。

その後に、私達はここから出発出来る最も良いルートを見つけ、レユニオンの封鎖エリアを通る。お前たちの情報が無ければいけない場所だ。

了解!

洋服に…チェンがここでお金を使うなんて思いもしませんでした。

お前も同じく大金を使ってバイクをいくら買ったんだ?服を来ている姿をたまには私に見せてくれても良いんじゃないか。

仕事にはたくさんの時間を掛けたが、結局私の生活の全てにはならなかった。

毎日時計のようにオフィスに入り、残業をしたりしてる人が言う言葉として死にそうなくらい驚きますが、その話は信じますよ。

私達のような質素な生活はまあまあ良い生活と言っても良いんじゃないかと。

ですが、アーミヤのような感染者に街をぶらつく機会はあるでしょうか?ここで自分の好きなアクセサリーを買って、自分の好きなものを食べる機会は?

あるかもしれない。だが今は無い。

C3、こちらチェンだ。一階を点検した後、速度を緩めて進め、安全を優先しろ。

そうですよね。この大地は確かに不公平です。彼は死んだのに私は生きている。

彼らはみんな死んでしまったのに、私だけが生きているんです。

チェン、その情報には本当に価値がありますか?

きっとある。

(に、憎い…)

(せめてここで一緒に埋めてしまえ…!)

チェン殿!早く行って下さい!3階で大量の爆発物が発見されました!

あなたの足元にあるんです!!

近衛局、今すぐお前達を天に召してやる!

――!

チェン!こちらに!盾の後ろに来て下さい!

あ。

地面が?

チェン!!