アークナイツ ストーリー翻訳

【アークナイツ】シナリオ翻訳 ストーリー6章13話「火は無し、光も無し」

プレイヤー
プレイヤー

・起きろ!

???
???

起きろ!!

…?

???
???

起きろ…起きろ!

???
???

アダム!温かい水を持ってきてくれ!

父…

???
???

あ…

???
???

彼女は生きてる!よかった、彼女はまだ生きてるんだ!ご先祖様、ありがとう!

???
???

アダム!早くして!

父…さん…?

???
???

父さん?

???
???

…俺は…そうだ!俺が父さんだ!

???
???

そうだ、そうだ!俺がお前の父さんだ!

???
???

寝るな、寝るな!父さんの手を掴んで離さないでくれ!

父さん…大丈夫…寒い…

寝ないでくれ、俺の娘、俺の娘!生きるんだ!

???
???

体温がまだ低いままだ!米什卡、何とかしてくれ!

???
???

流れを何とか傾けることは出来ないのか?

寒い…!父さん!寒いよ!

???
???

…娘…私の娘!頑張ってくれ!

父さん、ないで…もう私から離れないで…。

10:48 AM

チェルノボーグ分離都市”14区”廃墟

地下上層部

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

プレイヤー
プレイヤー

・起きろ!

・…

・お願いだから…

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もう起きている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前は私が意識不明の時に殺さなかったということはよほど自信があるのか、それとも他の何かをするためか?

プレイヤー
プレイヤー

・そんなことは…。

プレイヤー
プレイヤー

・私は選べなかった

・…

・そうしても良かったのか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

いずれにせよ、お前はそうしなかったということか。

プレイヤー
プレイヤー

・君がずっと寝言を言っていたからかもしれない

・…

・君の素性を聞いてもいいか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前はさっきまで手を抜いてくれた。だから今お前を殺しはしない、これでお前への命の借りは返したと思っている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

周りは見たか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

出口を見つけることが出来なかったのか。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

しばらくの間、私達はここを離れることは出来なくなったようだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私が呼んでいる父の名前は博卓卡斯替という。かつてウルサスの将校だった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

本当の父は早くに死んでしまった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

小さいときのことはぼんやり覚えている。ある男がクロスボウの矢を遮り、女を守った。女は私を懐に抱き、背中で2つ目のボウガンの矢を防いだ。

プレイヤー
プレイヤー

・君はその目で見たのか…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あの時の私は目の前のことを理解することは出来なかったが、この記憶を忘れるということは無かった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

何があったのかという本当のことは祖母が後から教えてくれた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は祖母にその光景の意味を問い詰めはしたが、彼女はもう言い逃れは出来ないと感じた時に私に教えてくれた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

”それはあなたの生みの親なの…死ぬ前にあなたを守ったのよ”とな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

おかしなことに私は彼らを全く知らない。私の頭の中にはこの光景意外に、彼らに関する記憶が何も無いからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の生みの親はそのまま私から忘れられていった。彼らにどんな感情を持っていたのかすら分からない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

プレイヤー
プレイヤー

・つまり君の祖母が君を育てたのか。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

半々だ。もう半分はウルサス感染者の血によるものだ。

プレイヤー
プレイヤー

…どういうこと?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

はあ…

 

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は西北にあるとある鉱場で生まれた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

鉱場の場所は遠いが、規模は大きくはなく、いかなる都市にも属していなかったから、周辺には集落すら無かった。四季は雪以外何も無かった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

この鉱場は刑場と同じで、死と奴隷の宣伝のために建てられたものだ。このような鉱場は雪原には数え切れないほど存在している。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の生みの親はこの鉱場の鉱夫だ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

祖母は私に付き添い言語の勉強をしてくれはしたが、両親に何の罪があったかは教えはしてくれなかった。だがここで処刑された。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その後、私は少し年を取り、鉱場のあちこちで聞いたところ、両親はウルサス皇帝の戦時戦略に反対したことがあるということを知ったんだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼らの逮捕は意外なものだった。逮捕リストの一番下の二行は空白となっていて、捜査を担当した士官は表札に名前を書き写していた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

裁判を経ずに、私の両親は名前を失い、暖かな小さな都市から寒い北地に越してきた。しすて何百年もの労役に服した。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

当然、そこまで生きられる人なんて居はしないが生きるどころか、離れることすら出来なかった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

そして私の祖母も”庇った者”として、一緒に鉱夫に処せられてしまい、この鉱場に移ることになった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

実際、鉱場にいる鉱山労働者の経歴の全てはとても似通ったものとなっている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

そして案の定、私の両親は採掘中にオリパシーに感染した。全ての鉱山労働者はオリパシーに感染をした。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

今、この鉱場を抜け出ても、お前の話を信じる者などいない。お前は感染者だからだ。最も恐ろしく、最も悪辣で最も過激なオリパシー患者だからだと。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、鉱場の監視役である――ウルサスの駐在軍は感染者が自然に死ぬ速度は遅すぎると考えた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あいつらはくじを引き、オリパシー患者の運命をそれで決め、あいつらは人を殺し機嫌を取っていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

雪は鉱山労働者を狂わせていた訳じゃなく、あいつらを狂わせていた。感染者はあいつらにとって人には見えなかったのだろうな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私が5歳の時に両親は黒いくじを引いた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私が10歳の時に祖母は黒いくじを引いた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私が11歳の時に私は黒いくじを引いたが、それは重要ではなかった。あいつらはもうくじを引きはしなかった。鉱場全体を廃棄したいだけだったからだ

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その時、鉱場の全ての大人の患者は既に死に尽くしており、皇帝の新たな処理方法は鉱場の人工を欠乏させることとなった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

命令により、ウルサスの監督どもは最後の感染者の処分に着手をした…子供の感染者がいたにも関わらずだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その後、あいつらは鉱場を爆破し、感染者の墓にして、罪を隠すためにそれを用いた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その後の行軍生活の中で、あいつらはずっとそのようなことをしていたことを知った。。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は悔しかった。そして痛みも感じた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は多くの鉱石を砕き、他の子供達と一緒に鉱場に暮らしていた。私達は兄弟のような仲だったが、私達は後はもう不甲斐なく死んでいくだけというものだった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

より強い感情が私の胸の仲で生まれ、両親と祖母の死が目に浮かんでいる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あいつらが刑を執行する時、私のアーツは私の体内から暴発し、その場で刑を執行する4人の士官を殺した。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

当然、私に局面を変える力なんてものは無い。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

子どもたちは監視員にとって見れば家畜だ。あいつらは軍人だから鋭利な刃物を持ち、装甲を身に着けている。私達はまるで虫が尾であいつらを刺しただけに過ぎない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あいつらは私を地面に叩きつけ、最後の殺戮を始めようとしていた。兄弟たちの泣き声が耳に入ってきた所で…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ゲリラがここに来たんだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

博卓卡斯替の小隊だった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

西北の凍原では感染者を監視する全てのウルサス軍は夢を見るものだが、この小隊はあいつらにとっては正に最悪の悪夢というものだった。

プレイヤー
プレイヤー

・君は…彼らを誇りに思っているようだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私に出来るならば、私は。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼らは徹底的に私達の前で人斬りを撃退してくれた。だから鉱場の感染者の子どもたちは一難を逃れることが出来た。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ただ…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

人間性の無い白い大地だ。私と不運な仲間たちは、彼らの体の中の熱い血とウルサス軍人の中にあるどす黒い赤は一箇所に流れて氷となっていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は突然とあることに気づいたんだ…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

このウルサスの兵士たちも最初は命令に従っていただけなんだ。あいつらも私達と同じ血が流れているんだと。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

天地を覆い隠すような言論や、悪意を加えた事績が意図的に作り上げた敵意と残忍さと冷徹さがあいつらの体の中に定着し、芽生えてしまったんだと。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あいつらをこんな風にしたのはウルサスだと。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

はあ、はあ…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前に…頼みがある。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ジャケットの左ポケットに飴がいくつかある。一粒持ってくれないか。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…食べてみたいのであれば、自分のためにもうひとつ持っても構わない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ん?お前も菓子には興味があるようだな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

この飴は前に食べた飴とは全く違ったものになっているかもしれないが…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、人生は短いんだ。常に新しいものを試してみるのも良いんじゃないか?

プレイヤー
プレイヤー

・どうすればいい?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

飴を私の口に入れてくれ。私の肌には触れないように気をつけろよ。

プレイヤー
プレイヤー

・合わないんじゃないか?

・…

・これで良いか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

指先から首まで私の体は全て麻痺してしまっている。今は首から上しか動かないんだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、少しでも舌でも動かしていなければ、すぐに凍えてしまう。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが他の事は心配しなくても良い。お前が本当に私を怒らせるようなことをすれば、お前はすぐに死ぬことになるだろうがな。

プレイヤー
プレイヤー

・(フロストノヴァに飴を与える)

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ありがとう。

プレイヤー
プレイヤー

・(自分も飴を食べる)

・(自分も飴を食べる)

・(自分も飴を食べる)

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前には辛いと思うぞ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前にはとても辛いと思うぞ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前にはとても辛いと感じるだろ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

プレイヤー
プレイヤー

・…

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前の表情…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ふふ…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

すまない。思わずからかってみたくてな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

この冗談は周りの奴らには言いすぎて、もう誰にも効かなくなってしまった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

今やっとのことで…この機会を見つけたからな。すまないな、私は少し…我慢が出来なかった。

プレイヤー
プレイヤー

・どうしてこの飴を食べるんだ?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

寒いからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

さっきも注意をしたが、ほんの少しでも私の皮膚に触れることに鳴るとお前はひどい凍傷を負うことに鳴る。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もしお前が以前に私に触れていたら、お前の反応から分かる。お前は殺意は持っていないようだ。

プレイヤー
プレイヤー

・この現象は現存する学術資料の記述を超えているな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の寒さは冬そのものを超えてしまっている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

外界の熱はついには私の体全体に広がっている冷たさをついには貫くことすら出来なくなってしまった。だが熱い飲み物は好きだ。熱いものは胃に入ってくると飲み物の温度を感じることが出来るから…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

悲しいことに、私の内臓は熱い飲み物だと火傷をしてしまうが。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の楽しみはこのような酒と刺激的な調味料を混ぜたものだけだが、糖質の混合物を少し加えてかろうじて飴のものもそれに入る。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

このような温かい感じのものは例え短い仮想なものだったとしても、私に心地よいものをもたらしてくれる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

すまないな。さっきはお前をからかってしまって。

プレイヤー
プレイヤー

・だから、さっき寒いと言っていたのか…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…オリパシーはこの恐ろしい体を作った。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、当時、この冷たい私の体を博卓卡斯替はしっかりと抱きしめてくれたんだ。この温もりを知らない体をな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は彼の鎧を脱いだ二本の腕が私によって壊死したことを気にはしなかった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

何故なのかは私もよく分からなかった。彼の気持ちが私に伝わったからかもしれない…私は目を覚まし最後まで生きた。

プレイヤー
プレイヤー

・つまり、博卓卡斯替は…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の身内だ。幼い私は彼を親友としても扱っていたこともある。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は言ったが、本当の父親のことはあまり覚えてはいない。潜在意識の中でこの巨大な獣を家族のように思っていたのだろう。私もよくは分からないが。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ただ外見と異なり、彼は感傷的で、あるところは頑固で、このような人物は以前はウルサスの殺戮機械でもあった。おかしなことだろう?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

笑えないな、だろう?私も笑えないさ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼はかつてのウルサスの戦争での英雄だった。年を取ってからは都市国家から退いたようだが。

プレイヤー
プレイヤー

・ウルサスの兵士なのに、感染者のために戦っているのか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もしお前がウルサスの一方的な言葉を信じていないのであれば分かることだろう。こういった人は少なくはない。ただまあ、感染者で”パトリオット”と呼ばれているのその唯一人だけだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は妻を早くに亡くし、息子と二人で暮らしていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

そう、彼は魔族だ。魔族の中でも最も凶悪なタイプのな。しかし息子は学者となった。ウェンディゴ学者としては…恐らくウルサス史上初の学者だっただろう。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

博卓卡斯替は最後に参加した戦いで、オリパシーに掛かった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼の兵士たちは彼の病状を隠してはくれていた。彼も息子に対しては全てを隠していた。彼は自分の息子を巻き込みたくは無かったから、病躯を引きずって暗いところで死にたがっていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、”大反乱”の間、息子は感染者の権益のために奔走をしていた。父と息子は連絡をしなくなって久しかったが、やはり息子は父のことをウルサスの従者だと思っていたようだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼には確かなものがった。彼は命令を受けて、自分の隊列の代価を惜しまず秩序を維持するように命じた。彼は兵士たちに武器を用いることを許可し、衝突は苛烈を極め、雪の中では常に倒れている人がいた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼はかつてはそういう人だったんだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

そして彼は街で息子を見かけた。その時の息子から既に体から体温を感じることは無かった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は私を抱きしめた時に、自分の息子のことを思い出したのかもしれないな?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼の息子は彼のような感染者のために自分の範囲の中で奮闘をしていたんだが、彼は自分の手で息子を殺したんだと認めていたよ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼の小隊は彼と一緒に離れた。それ以来、西北の凍原には感染者を虐待していたウルサス人の肝を握りつぶすゲリラが出没するようになった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その年老いた獣は私に一字たりとも言ったことは無かったが。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は私のことを本当の彼の娘のように思っているのかもしれない。だが私だって彼にそのことを一字一句ちゃんと教えてもらいたい。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

全ては彼の部下が言ったことに過ぎないんだ。博卓卡斯替本人に。いかなる人であろうとその一言を明らかにすることは出来ないのだから。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あの怪物のような老人であろうと、脆く多くの穴を持つ心を持っているんだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は私達感染者の子供を救う以前に、既に彼の隊列は4つもの鉱場を渡っていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

前の感染者たちは私のように命は無く、彼らの死体は崩れ落ちた鉱山に埋められ、処刑をしたウルサス連隊は姿を消した

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は私に何を見出したのだろうか?家族?救い?それとも少しばかりの心の安らぎだろうか?よく分からない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…ごほ、ごほ。

プレイヤー
プレイヤー

・君の喉や内出血…これもオリパシーの症状か?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

おそらくな、大丈夫だ。アーツを使いすぎた後遺症かもしれない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

今日は今回が比較的激しいものとなっている。こんなことは過去に一度しか無かったんだが。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

昏睡状態となり、全身が麻痺し、意識がはっきりした後も自由に行動出来なくなるということは起こったことがある。自分の状況は自分でもよく分かっている。

プレイヤー
プレイヤー

・君はもうアーツを使うことは出来ない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

必要ないと言うなら代わりに戦ってくれるのか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ロドスの…お前をどう呼べばいい?

プレイヤー
プレイヤー

・ロドスのオペレーター達はこういう風に呼んでいる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

Dr.◯◯◯?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

Dr.◯◯◯か。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…ロドスはいい戦士だと認めよう。しかし私はまだお前たちを信じることは出来ない。ましてや、お前たちは元々は製薬会社だけだっただろう。

プレイヤー
プレイヤー

・ロドスは多くのことをする必要がある。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

戦いのこと以外は私には関係は無いがな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

チェルノボーグでお前たちの戦いは見た。お前たちはしっかりとした立場を持っているようだ。それを自分の目でも確認はしたが、お前たちの善悪を判断することは出来ない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

アレックスがお前たちの手によって死んだと効いた。それがお前たちに対しての疑いを抱かせるものだった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

今、お前たちを置いてチェルノボーグ分離都市の廃墟を離れることは出来ない。お前たちがもっと多くのレユニオンの感染者を傷つけるからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、お前は私の多くの無駄話をこんなにも聞いてくれた…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私はお前達が他の感染した人たちには全く説明として成していないとは思う。

プレイヤー
プレイヤー

・あの感染者は恐ろしいだけだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

誰が死をもたらす人に恐怖を感じない?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

Dr.◯◯◯、今のお前は怖いのか?

プレイヤー
プレイヤー

・そうだ。

・よく分からない

・いいや。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前には恐れという感情が本当にあるのか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

それすら疑いの対象だ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もし死を前にした人がお前のように静かだったら、お前は本当に無欲なのかもしれないと思うだろう。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私はいつも一つの疑問を考えている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

”私は死ぬのが怖いのだろうか?”

フロストノヴァ
フロストノヴァ

聞く所によれば、ウルサス駐在防衛軍は私のことを雪怪の女王や冬の死神と言っているらしいな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが事実は私の小隊はボロボロだ。氷原を転々とし生き延びているだけ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私のアーツは強大だ。これは敵と仲間の目によっても証明されている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もちろん、私の体はお前が見た通り、オリパシー患者という体に過ぎない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は自分が特殊だとは感じていた。私の病気が理由だからではなく、私の凍霜がその感覚をもたらした。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は自分の能力を一種の祝福としていたが、博卓卡斯替の頑固な爺さんはこれを呪いだと思っているようだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私達は深い泥の沼を通り抜けたり、氷水が私の足に染み込んだこともあったが私は寒さを感じなかった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

老人は依然として私達が戦場に向かうことを許しはしない。しかし彼の兵士には既に多くの死傷者がいる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼はランプを付けて、一人でテーブルの前に静かに座っていた。彼は泣いていると思っていたが、それを証明することは出来ない。彼を慰めるべきかも分からなかった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

5年目に初めて敵の前で寒波を呼び起こした。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

兵士は氷のように凍り、一人はそいつの氷の上でころんだ。そして二人は氷の欠片となった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は戦いに参加をし、兵士たちは私を見て畏敬の念に満ちていた。兄弟姉妹達は私を誇りに思い、他の感染者とも話をしていた――

フロストノヴァ
フロストノヴァ

”これが俺たちの姐さんだ、彼女は俺たち全員の生命を救ってくれたんだよ。”

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私のアーツは本当に誰かを救ったのだろうか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

鉱山から出た子どもたちは私が作ったオリジ二ウムを背負い、私達は「雪怪小隊」となった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

そのオリジ二ウムは私の寒さを拡散させ、霜と復讐は感染者達の敵に与えるものとなった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、どうせ…寒いだけだ。新しい生命が生まれることもない冬のような寒さだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

それでも私は幸せだと思う。私の兄弟姉妹達は行きていけるからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

この大地で行きていけるのだから。

プレイヤー
プレイヤー

・普通の人と共存したいと思ったことは無いのか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

普通の人…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

普通の人とは何だ?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

チェルノボーグの中で感染者が極刑に処されるのを見ていた人達か?それとも鉱場で感染者を撃つことを楽しんでいた兵士のことか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

あの監視の顔を思い出す度に、歯を食いしばる。あいつらの喉を掻っ切って、あいつらの血を飲んでやりたいと…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、私はウルサス人を憎んではいない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私達のゲリラは雪の中を歩いている際、谷間から撤退している時にウルサスの軍隊として私達を追いやってきたのも…

フロストノヴァ
フロストノヴァ

窓際にパンをいくつか置いて作っているのも、ウルサス人だからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ウルサス人はそこまでの冷血な生き物ではない。私の敵は感染者を熾烈な道に追い込んでいるウルサス帝国だけだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

普通の人を敵にはしない。感染者を恨むように教えられたウルサス人も、恨みに覆われる前は普通の人だったからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

だが、”敵だから殺し合う”ということだけで、ここまで戦ってきた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は感染者だ。それに間違いはない…だが、その前に私だって普通の人だ。

プレイヤー
プレイヤー

・レユニオンの今の行動は?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…私と博卓卡斯替の最大の不和は彼が感染者団体としての行動を極力守るからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

”レユニオンは、感染者にとって聞こえ、頼りになる、最初の名前となる”。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

”レユニオンの、行き先がどこだろうと、全てが出来なくとも、直接の破壊をし、レユニオンの崩壊によって、感染者の自信を失わせ、戦う自信を持たせる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

――あのじいさんはそう言っていた。それを信じて疑わないという風に。

プレイヤー
プレイヤー

・どうして途切れ途切れに話すんだ?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼が今はそういう風に話すからだ。私はただ、ごほごほ、彼の口ぶりを真似しただけだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

Dr.◯◯◯、ロドスは何故あまり知られていない製薬会社なのか知っているか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前たちは表舞台に立てないからだ。表に立つと今のレユニオンのようになってしまうからだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前たちはその道を行け。

プレイヤー
プレイヤー

・そうかもしれないな

・…

・私達に本当に出来るだろうか。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ふむ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

凍原を転々とした十数年後、感染者の女性が私達に手を差し伸べてきた。彼女は言った。”私と一緒に行き、全ての束縛を打ち砕こう”と。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

想像してみろ。戦場となった古い城の廃墟で出会ったその女は一人で、名簿とナンバープレートを除いて何を持っていない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼女の話でさえ、私は事実とそぐわない、おかしいと思った。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼女は私達にこういった”私と一緒に来い”とだけ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼女は私達と共に戦い、いろいろな考えや力を持って友人となた。私達は一緒に雪原を離れ、ウルサスの都市に向かい歩いて行った。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼女が物思いにふけって吐いた言葉も、私と切磋琢磨をしている時の大剣の大振りも、彼女が背負っている力もとても誠実で重いものだった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

負傷した兵士を治療するときには彼女がいた。感染者に駆け引きや学説を語る時も彼女はいた。そしてウルサスの討伐隊と戦った時も彼女はいた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私達は普通の人たちと食事をすることくらいは出来る。彼女は身分を気にもせず、彼女の目には嘘は見えなかった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私達の小隊は強大になり、友情も増えていった。彼女が連絡をした人はみんないい人だった。いい人ばかりだった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その時は彼女は私の友達だと思った。彼女は黙々とこの飴を作っていた。彼女は腕が悪くて、作ったものの味は良くなかったが。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼女が食べている時、表情は変わっていった。彼女は努力をして私に笑顔をくれていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

その表情はとても変なものだった。彼女は強がっていたことを知っていたから、私は声を出して笑っていた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

今は全てが変わってしまった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前が見ているようにチェルノボーグは天災の中で破壊された。多くの一般人は死んではいないが、新たな感染者となった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼らの目には生きていこうとする欲が少しも見えない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もしこれが彼女の欲しいものなのであれば、私は最初から従いはしなかっただろう。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もしお前が知らないのであれば、この秘密を教えてやる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

今、彼女は龍門を奪おうとしている。今回の結果はチェルノボーグとは異なり、感染者達は巨大な廃墟ではなく、自分の都市を手に入れるためだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前はこんなやつ信じられないか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

もしこれが演技だとすれば、このような演技でこの地上のいかなる人であろうと騙せることになる。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私には今まで私の頭から離れたことがない考えがある。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

”彼女と正面から対決したら、私にはどれくらいの勝算があるのか?”。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私達が決裂をし、彼女が感染者達をだましていることが見つけたり、感染者に不利な策略をしているのであれば…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は彼女と戦う。彼女は裏切りの代償を思い知らなければいけないから。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

幾度ものウルサスでの死闘が私の考えを洗い、私の能力を磨き上げてきた。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

はっきり言ってもいい。私は彼女に勝てはしなくとも、彼女は私と共に死に追いやることは出来る。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

頑固者は私の考えには賛同しないだろう。彼は長い間戦ってきたせいで、彼の老いは彼を犠牲の道にのみ向かわせてしまっている。

プレイヤー
プレイヤー

・君の父のやり方には反対だ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は的に対しては強いが、友人に対しては誠実だ彼は自分がこれらの人を守るべきだと思えば、彼は友人の現実に直面する必要ができ、これは彼を軟弱にさせるだろう。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

一生人を信じてきたじいさんは…この頑固者は裏切られたあとはどうすればいいのかは考えてはいない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼は我慢をし苦い果実を飲み込んできたのだろう。彼は裏切られた苦しみを何度も引き受けたが、何も言ってこなかった。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

レユニオンの話を聞いて参加した感染者には、自分の全ての行動は放任されていると思っている感染者だっている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

レユニオンの内部は分裂してしまっているのに。私達の指導者はこれらのことは黙認をしている。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

龍門での仕事が終われば、必ずチェルノボーグに帰るだろう。その時、今回こそは彼女と向き合わなければいけない。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私にはまだ時間が残っている…だからこそ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…兄弟たちがみんなの家を探してくれると約束をしてくれたんだ。私は倒れる前にその約束を果たさなければいけない。

プレイヤー
プレイヤー

・何故そんなことを全部教えてくれたんだ?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前の目つきが教えてくれたんだ。お前は人斬りではないとな。

プレイヤー
プレイヤー

・そうかもしれないが、どうだろうな

・…

・私にも自分が何なのかはよく分かってはいないが。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

自分を疑うのは最も良いことだ。そうすることでお前は何かを信じて一人で歩くなんてことが出来なくなるのだから。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…お前には外の音が聞こえるか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

彼らは上の廃墟を掘り起こしているようだな。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の体ももう…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ああ…私の指はもう動かすことが出来る。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

ありがとう。

プレイヤー
プレイヤー

・何が?

・…

・私は何かしてやれたのか?

フロストノヴァ
フロストノヴァ

この時間を潰してくれて感謝するよ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

Dr.◯◯◯、お前とは賭けをしたい。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

…。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

お前の小隊がまずここに切り込んできたら――。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私は一瞬にしてお前たちを全員殺す。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

私の兄弟姉妹が掘っているのであれば、お前の命もここまでだ。

フロストノヴァ
フロストノヴァ

賭けるか?

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