【アークナイツ】★6前衛オペレーター「チェン」の性能について

チェンの詳細

【アークナイツ】チェン(陈 Ch'en)の詳細(性能やスキル、プロファイル)

アークナイツ(明日方舟)に登場するオペレーター「チェン(陈 Ch'en)」の性能やスキルを掲載したページとなります。

smartgamecap.net

2019.07.20

チェンの概要

チェンは5章開放と同時に開催されるスカウト「赤龍乗雲」から入手することが出来る★6前衛オペレーター。メインストーリーにおいては龍門側の主人公を務めるようなキャラクターとなっています。

性能としては今までいそうでいなかった前衛のスタンダードとも言えるような性能となっており、前衛がどういうものなのか、基本的な運用方法はどういうものなのかということを教えてくれるようなキャラクター性と性能がマッチしているオペレーターと言えます。

チェンの性能

基本ステータス

★6前衛オペレーターとしては平均的な配置コストとブロック2、更に攻撃速度はやや遅めという正統派の前衛というような構成。

一方で「通常攻撃が2回になる」という特性は現状ではチェンしか所持していません。内容としては文字通り通常攻撃が2回攻撃になる訳ですが、SP回復も2回になるという訳ではない点には注意が必要です。

ステータス

ステータスとしてはHPはブロック2の前衛としてはトップとなっており、防御も信頼度込みで考えればトップクラスの性能を持ちます。一方で攻撃力は信頼度込みで考えても低く、★6前衛の中では最下位、★6のアタッカーの中で見ても手数で勝負をするエクシアに次いで攻撃力は低くなっています。

形としては攻撃力の低さを特性の2回攻撃で補っているという形にはなり、DPSとして見れば数値は高くはなるものの、防御力が高い敵には攻撃が通りづらく弱くなるという攻撃スタイルとしてはエクシアと同じく手数で攻めるアタッカーとなっています。

攻撃範囲

	初期	昇進1	昇進2
攻撃範囲

	スキル1	スキル2	スキル3
スキル範囲

通常時の攻撃範囲は自身のいるマスと前方1マスのみで、これは昇進をしても変わることはありません。一方スキルを発動した際は敵を複数体巻き込みやすい攻撃範囲に変化します。チェンの定位置になることが多い重装の後ろなどにおいてもスキル発動時は重装よりも前の敵も対象にしてくれるので、攻撃範囲から見ると扱いやすいスキルと言えます。

潜在突破

潜在突破の内容は配置コスト減少、再配置時間減少、攻撃力強化、素質2効果強化となっています。

5段階目の素質2効果強化は攻撃力、防御力、物理回避を上昇させるものとなっていますが、チェンの攻撃力や防御力から見ても僅かな変化しか無いので優先度はかなり低め。

素質

素質1「発破」はSPの回復速度としてはフィリオプシスに僅かに劣っていますが、チェンはフィリオプシスが回復することが出来ない攻撃回復系/被撃回復系スキルのSPを回復させることが出来ます。

攻撃回復系/被撃回復系スキルは発動に必要なSPが自動発動と比べると低めに設定されている傾向のため、数値としては4秒に1SPという微々たるものですが役に立たないということはありません。そもそも攻撃回復系/被撃回復系スキルは接敵しなければSPをチャージ出来ないという欠点をチェンがある程度カバーしてくれることになるのでかなり有用な素質かと思います。

素質2「帯刀格闘術」はチェン自身の攻撃力、防御力、物理回避を常時上昇させるパッシブ効果の素質。最大まで強化したチェンであれば攻撃力は約30、防御力は約20程度常に上昇させてくれるので数値としてはそこまでのインパクトはありませんが、元々の攻撃力が低めのチェンにとっては嬉しい素質となっています。

スキル効果

スキル1「鞘打ち」

SPが貯まっている状態であれば次回攻撃時に敵に最大320%の物理ダメージを与え、1.5秒間のスタンを与えるスキル。最大まで強化することで3回の通常攻撃ごとに1回スキルを発動するため、回転率が非常に良いスキルとなっています。

スタンも頻繁に発生するので主に攻撃速度が遅い敵に対して高い効果を発揮するスキルと言えますが、一方で攻撃速度が短い敵に対して無意味になりがちな点には注意。

スキル2「赤霄・抜刀」

チェンのスキルの中では最も使いやすいスキル。攻撃範囲は遠距離攻撃型の前衛オペレーターの攻撃範囲と全く同じとなっており、最大で攻撃範囲内にいる敵7体に攻撃力の500%の物理ダメージと攻撃力の500%の術ダメージを与えるスキルとなっています。

物理ダメージと術ダメージをそれぞれ敵に与えるため、あらゆる敵に対応しやすいスキルとなっており、基本的には使用場所を選ぶことはありません。7体同時に攻撃出来るということからもザコを一掃しやすいスキルと言えます。また空中の敵を攻撃することが可能という点も万能性に拍車を掛けています。

一方で高難易度であればあるほど敵の防御と術耐性はどちらかが極端に高い場合が多く、物理ダメージと術ダメージを両方与えるという特徴上、最大ダメージを叩き出すことは難しいスキルとも言え、万能故に器用貧乏な点があるということは十分に理解しておく必要があります。

なおスキルレベルを最大まで上げると初期SPが20となり、配置後、即座に「赤霄・抜刀」を発動させるということも可能。そのためチェンを配置後、即座に「赤霄・抜刀」を発動させ、すぐに撤退させるという辻斬り戦法としての運用も戦術の一つとして覚えておくと良いかもしれません。

スキル3「赤霄·绝影」

チェンが持つスキルの中で最大級の威力を持ち、かつエフェクトも派手なスキル。攻撃範囲内にいる最も近い敵に対して攻撃を10回加え、最後の一撃を受けた敵に4秒間スタンを付与するというもの。

スキル発動中に敵を撃破してしまった場合は、自動で攻撃範囲内にいる次の敵にスキルの目標が向かう(2撃目で敵Aを倒した場合、3撃目以降は攻撃範囲内にいる敵Bを攻撃、4撃目で敵Bを倒した場合は攻撃範囲内にいる敵Cを攻撃)ため、攻撃範囲内に体力の低いザコ敵が1体しかいないというような場合を除けば無駄になることは少なくなっています。

ザコ敵の一掃からボス敵の殲滅まで幅広い場面で活躍出来るスキルにはなっているものの、手数で火力を出すスキルとなっていることから、防御が高い敵に対しては威力が減衰してしまいます。ただ、素の威力が非常に高いので高い防御力を持つ相手だろうと1~2体程度であれば意外とどうにかなってしまうのもこのスキルの長所。

問題点はやはり攻撃でしかSPを回復出来ないという点。必要なSPは最大レベルで30と一見すると少なくは見えるものの、敵と接敵しなければSPがほとんど増えないため、リスカムやワルファリンといったSPを回復する素質を持ったオペレーターと組み合わせるほうが良さげ。

リスカムやワルファリンはどちらも攻撃回復のスキルを所持しており、チェンの素質を活用出来るという点でも相性が良いオペレーターと言えます。

なお、スキル発動中、チェンは無敵状態にはなるものの、判定としては元々いたマスにいないことになるため、かなり稀なケースですが、スキル発動中に素通りされしまう可能性があるという点とフロストノヴァのような特殊キルの場合には無敵状態は通用しない点には注意が必要です。

まとめ

チェンは記事の最初の方でも述べたように正統派の前衛とも言えるような性能を持つ前衛オペレーター。

シルバーアッシュの影に隠れてしまっていることは否めませんが、特にスキル3の瞬間火力という点においてはチェンを超えるオペレーターは現状ではおらず、またスキル2の速攻性と万能性においては右に出るものはいません。

総じてあらゆる場面で活躍することの出来るオペレーターと言え、前衛で迷ったらとりあえずチェンを入れておけ位には活躍をしてくれます。最強ではないものの、最優と言えるような存在というのがチェンの一つとしての評価ではないでしょうか。

DPS計算

スキル1

※ステータスは昇進2 Lv.90、潜在1、スキルレベル10のものを参照。

スキル2

※ステータスは昇進2 Lv.90、潜在1、スキルレベル10、攻撃対象は1体のものを参照。

スキル3

※ステータスは昇進2 Lv.90、潜在1、スキルレベル10、攻撃対象は1体のものを参照。