アークナイツ ストーリー翻訳

【明日方舟】シナリオ翻訳「午後の逸話 日記帳」

サイレンス
サイレンス

フィリオプシス、おかえり。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい。

サイレンス
サイレンス

今回は私の代わりの実地調査お疲れ様。あなたが離れている間に私の手元にあるこの実験も完成に近づいてきたし、後は私で行くことが出来るから。

フィリオプシス
フィリオプシス

いえ。

フィリオプシス
フィリオプシス

次回も私に行かせて下さい。

サイレンス
サイレンス

…え?

サイレンス
サイレンス

何かあったの?

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、では、先に帰らせて頂きます。

サイレンス
サイレンス

…うん。

 

フィリオプシス
フィリオプシス

覚えている限りではこの日記帳だったはず…。

フィリオプシス
フィリオプシス

違いました、これはライン生命の時に書いていたものでした。では、この本でしょうか…

フィリオプシス
フィリオプシス

見つけました、この本です。サイレンスに従い、ロドスに来た後に新しい日記帳に変えたのでした。

フィリオプシス
フィリオプシス

見てみましょう。

 日記
日記

3月21日 曇り。

 日記
日記

今日はロドスに二人の新たなオペレーターが加わりました。一人はウン、もう一人はアと言います。彼らはワイフーさんと同じ場所から訪れているようです。

 日記
日記

その中で気になったのはアのことで、彼はとても若く見えますが、龍門ではとても有名な黒医者だと言われており、医療部にも加入はしていないようです。

 日記
日記

4月2日 曇り

 日記
日記

…そういえば、アはワルファリンが「ブラッド先生」だということを見つけてからはよく医療部に来ています。

 日記
日記

ですが、医療部の大部分の人は彼を嫌っています。彼は同行している私達に対して、あからさまに嫌悪感を示しているからです。

 日記
日記

彼の医療技術は相当なものなのに何故なのでしょうか?…。

 日記
日記

4月15日 晴れ

 日記
日記

…そういえば、前回のワルファリンとの対決を最後にウンが彼を連れて行った後、彼は少し大人しくなっていました。

 日記
日記

医療部の皆さんは彼の性格には慣れてきたようです。少なくとも表面的にはそう見えます。

フィリオプシス
フィリオプシス

そうです、この日記を書いたのは、ちょうど彼とワルファリンの2回目の”対決”の時でしたね。

ア

おーい、”ブラッド先生”、またやろうぜ!

ワルファリン
ワルファリン

ぬう、このガキはうるさいな、以前に負けた時に妾達の間に差があることを意識していなかったのか?

ア

本気で言ってる?あれが俺の負けだって言ってんの?

ア

なあ、そこの羽毛の姉ちゃん、あんたもその場にいただろ、言ってやってくれよ!

サイレンス
サイレンス

フィリオプシス
フィリオプシス

サイレンス、彼があなたを呼んでいます。

サイレンス
サイレンス

彼が私を呼んでる?

フィリオプシス
フィリオプシス

システムによれば50%の確率で私が呼ばれている可能性もありますが、私の論理的思考はこの呼びかけには答えたくないと判断しています。

サイレンス
サイレンス

私も嫌なんだけど。

ア

何ひそひそ話してんだ。早く言ってやってくれよ、前のは俺が負けたとは言えないだろ?

サイレンス
サイレンス

…えーっと、今は仕事中だから、私達の仕事の邪魔をしないでくれる?

ア

ははは、俺はただ質問を聞いてるだけ、聞き終わったら行ってやるから。決して「高尚」な仕事の邪魔はしねえからさ。

フィリオプシス
フィリオプシス

分かりました、システムの記録を呼び出しましょう。

フィリオプシス
フィリオプシス

システムの記録によれば、確かに客観的に言えば、前回の試合の最後は突発的な状況だったため、どちらが勝利したのかの判断は難しいです。

ア

ほら、聞こえただろ!

ワルファリン
ワルファリン

ふん、良いじゃろう、今日こそはおぬしを負かし感心させてやろう!

 日記
お喋り好きな医療関係者

んー、このアとかいうのが来てから、毎日鶏が飛んでるんだよなあ。ドクターはどうしてこんな人を招き入れたのやら

フィリオプシス
フィリオプシス

性格は劣悪ですが、臨床試験と素質は本当に素晴らしいものです。

 日記
お喋り好きな医療オペレーター

あんたの話も分かるけど、彼は私達を見下していると思うよ。

 日記
活発な医療オペレーター

ああ、この前の手術でも確かに多くの人に彼の目を見張らしていた。私も彼に対しては少し見直したし、彼と仲良くしたいと思ったんだが、結局彼にはからかわれただけなんだよなあ。

 日記
活発な医療オペレーター

腹が立つなあ!

 日記
噂好きな医療オペレーター

彼と仲良く出来るのはワルファリンさんだけだよ。

 日記
冷静な医療オペレーター

彼らいい関係が結ばれてる…フィリオプシス的にはそういうこと?

フィリオプシス
フィリオプシス

システムから語彙を検索…検索結果、相性良し

 日記
活発な医療オペレーター

ははは、間違いない、そうだよな!

アンセル
アンセル

何を話しているのですか、そんなにも楽しく。

 日記
噂好きな医療オペレーター

あ、アンセルさん、アのことを話していたんですよ。

アンセル
アンセル

彼のような性格は苦手ですけど、確かにすごい新人ですよね。

 日記
活発な医療オペレーター

さすがアンセルさん、アに対しても優しいですね。

サイレンス
サイレンス

はい、今日は用事が無くても、勤務時間中の雑談は禁止、あなた達も職場に戻って

 日記
医療オペレーター達

はい――。

サイレンス
サイレンス

アンセル、どうしたの?

アンセル
アンセル

はい、これの報告です。総じて効果はあまり満足出来ないものですね。

サイレンス
サイレンス

そう、事前に予想はしていたけど。それじゃあ、すぐに次の実験の準備をしよう。

サイレンス
サイレンス

フィリオプシス、あなたも一緒に行って。

フィリオプシス
フィリオプシス

Zzzzzzz….ん?はい、分かりました。

 

 日記
日記

アは医療部に入っては騒いだり一波乱をもたらしたりもしましたし、中には不愉快な部分もありますが、何故か嫌いではありません。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、私はこの一編では「嫌いではない」と書きました。

フィリオプシス
フィリオプシス

私の記憶に誤りが無いのであれば、以前にもまだあったはず…

フィリオプシス
フィリオプシス

そうです、ここです。

 日記
日記

6月10日 小雨

 日記
日記

探索オペレーターの情報によれば、周辺の山間部でオリジ二ウムの鉱脈が見つかったようです。

 日記
日記

サイレンスは保険として医療オペレーターと一緒に行きました。。

 日記
日記

今日は実験の結果を待つ以外にすることはありません。

 日記
日記

5月15日 晴れ。

 日記
日記

ガヴィルさんのチームに従い、外回りをして帰ってきました。彼女は夕食のタイミングで敵が逃げ回るのが嫌だからといい、自分で出陣して彼らを全部仕上げてきました。

 日記
日記

彼女は自分のことを医療オペレーターであることを忘れているのかもしれません。ですが、少し憧れを持ちます。

 日記
日記

5月1日 曇り

 日記
日記

今日は新しい医療オペレーターの面接をした後、アンセルとロドスに来る前に何をしていたのかを話しました。

 日記
日記

守秘義務のため、多くのライン生命の内情を彼に漏らすことは出来ませんでしたが、かなり有意義な会話となりました。

 日記
日記

そうです、これです。

 

アンセル
アンセル

つまり、あなたはライン生命にいた時は、半分患者、半分研究者だったということですか?

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、あの時から今でもサイレンスからの独自の医療計画を受けています。

フィリオプシス
フィリオプシス

またサイレンス自身も感染者であり、彼女も独自の医療計画を持っています。

フィリオプシス
フィリオプシス

ライン生命においてはこのようなことは珍しくはありません。

アンセル
アンセル

ライン生命もロドスと似たようなことをしているんですね、ライン生命は科学技術会社だと思っていました。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、ロドスのように積極的に対外宣伝する方法が無いので、具体的には多くは話せませんが。

フィリオプシス
フィリオプシス

ですが、ライン生命とロドスが協力するのは、この点において共通の思念があるからに違いありません。

アンセル
アンセル

確かに。

アンセル
アンセル

では僕も言いましょうか。

アンセル
アンセル

僕の故郷はレム・ビリトンです。僕の家はまずか知ったので、僕はずっと新しいものに触れる機会がありませんでした。

アンセル
アンセル

壁にぶつかった時に、偶然ロドスの募集広告を見つけたんです。それで試しに履歴書を書いてみました。

アンセル
アンセル

ここに来たばかりの時はびっくりしたんですよ。こんなところで働くとは思ってもいなかったので。

フィリオプシス
フィリオプシス

確かに最初にサイレンスから協力をすると聞いたときもロドスが小型の陸上空母だということは思いもしませんでした。

アンセル
アンセル

でもここに来てから、僕も確かに多くのことを学んだんです。待遇も良いですし。

アンセル
アンセル

家に帰れず、家族に会えないのが残念ではありますが。

フィリオプシス
フィリオプシス

家族…。

アンセル
アンセル

ええっと、もしかして僕、言ったらまずいことを言ってしまいましたか?

フィリオプシス
フィリオプシス

いえ、大丈夫です。データベースの中にある家族のことを思い出していました。

フィリオプシス
フィリオプシス

見つけました、なるほど。忘れていました。

アンセル
アンセル

…家族に会えないと大変でしょう。

フィリオプシス
フィリオプシス

会えません。

アンセル
アンセル

え、会えないですか?

フィリオプシス
フィリオプシス

はい。

フィリオプシス
フィリオプシス

それでは、あなたのことの話を続けて下さい、アンセルさん。

アンセル
アンセル

あ、えっと、そうだ、レム・ビリトンの話でもしましょうか。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい。

 

 日記
日記

アンセルは彼の故郷の話をたくさんしてくれました。鉱業都市の風景、彼の家族、彼の妹、なぜ医者になることを選んだのかなどなど。

 日記
日記

何故かは分かりませんが私からは遠いような気のする両親の面影が記憶に残っています…。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、医療部の皆さんも普段自分の話をしてくれます。私は皆さんの過去が不慣れということはありませんが、私にとってはとても遠いことのようです。

フィリオプシス
フィリオプシス

でも。以前もこれはごく普通のことだと思っていました。

フィリオプシス
フィリオプシス

しかし、問題は確かに存在するのでしょう。

フィリオプシス
フィリオプシス

今回も日記を書くべきです。今回は長く書くかもしれません。

 日記
日記

X月X日 曇り。

 日記
日記

やっとロドスに帰ってきました。今回の旅は時間が掛かりました。

 日記
日記

過去にもたまに小隊に従い旅をしましたが、今回は余分な事情があり、私に問題をもたらしました。

 日記
日記

はい、問題です。

 

フィリオプシス
フィリオプシス

Zzzzz…

 日記
日記

…さん、フィリオプシスさん。

フィリオプシス
フィリオプシス

…!私は眠っていましたか?

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

はい。知らせに来ました。私達の採取は少し状況にがあれなので今は工具の再調整をしています。

フィリオプシス
フィリオプシス

お手伝いしましょうか?

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

いえ、フィリオプシスさんはもうたくさん手伝ってくれましたし、調整は単純な体力作業なので。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

俺が来たのはあなたに教えたいことがありまして。隊長は調整の作業は今日中には終わらないかもしれないと言っていました。もしあなたが退屈なのであれば、遠くないところにカジミエーシュの村がありますので、そこを見に行ってみてもいいですよ。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

そこはこの一帯では唯一の流通がある村で、規模も小さくはありません、それに探索オペレーターによればそこでは市が開かれていると言っていましたので時間を潰すことも出来るかと。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

もちろんここで休みたいというのであればそれでも構いません。

フィリオプシス
フィリオプシス

…はい、行ってみたいですね。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

分かりました、ではこれが地図です。経費ももう用意されているので。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

申し訳ないですが、このようなことになるとは考えてもいなかったので、両替していたカジミエーシュ幣は限られてまして。これだけなんですが。

フィリオプシス
フィリオプシス

カジミエーシュ弊、両替?

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

ええっと、龍門幣は多くの国では認められているのですが、万能ではないんです。特に移動都市の外の村では自国の貨幣しか受け入れてもらえません。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、たしかにそうです。データベースから同じ情報が見つかりました。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

では出発しましょう。

フィリオプシス
フィリオプシス

えっと、あなたも行くのですか?

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

あ、いえ、今回は小さな任務でして臨時の基地局が設置されていないんです。なので通信設備がここでは使えません、

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

戦闘力が無い方が外出をするには通常護衛が必要ですので。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

それにみなさんあなたの体のことも知っています。安全のためには一人で行かせることは出来ません。

フィリオプシス
フィリオプシス

なるほど、基地局に関する情報は初めて知りました。データベースを更新しなければいけません。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

ええっと、フィリオプシスさんは知らなかったのですか?

フィリオプシス
フィリオプシス

ええ、あまり出かけることはありませんので。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

あ、確かに、すいません、失言でした…

フィリオプシス
フィリオプシス

なぜ謝るのですか?

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

いえ、大丈夫です。出発しましょう。

 

フィリオプシス
フィリオプシス

今思えば、彼が私に謝ったのは、彼自身が私の体のことを考えていないようなことを言ったからでしょうか。

フィリオプシス
フィリオプシス

実際、その時は全く何も思いもしませんでした。

フィリオプシス
フィリオプシス

それに…。

 日記
日記

ここで最初の問題に遭遇をしました――私は当たり前のことをたくさん知らなかったようです。

 日記
日記

いえ、正確には分かっていなかった。これらは全て私のデータベースの中にあり、長く使われていなかったので自分が知っているという事実も忘れていました。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、ここの修辞は修正をしましょう。

フィリオプシス
フィリオプシス

そして第二の問題です。

 日記
日記

カジミエーシュの風景はクルビアやロドスの艦橋で見た風景とはかなり違っていて、空気の澄み具合が高く、植生率も高いものでした。

 日記
日記

村のほとんどの村民はクーランタですが、他の種族もいます。

 日記
日記

驚いたことに村の中は思ったよりもにぎやかでした。

 日記
日記

医療部の皆さんにお土産を持っていっても良いなと思いました。

 

 日記
店主

お嬢さん、何がほしいんだい?

フィリオプシス
フィリオプシス

…。

 日記
店主

もしもし、お嬢さん。

フィリオプシス
フィリオプシス

…分かりません。

 日記
店主

え?いや、どういうことかな、買い物をするのなら何を買うのかわからないと。

フィリオプシス
フィリオプシス

…。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

あ、すいません、俺の仲間は迷いやすくて…

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

カジミエーシュのお土産がほしいんですけど。

 

 日記
日記

その時、私は第二の問題を意識しました。医療部のみんなは何が好きなんだろうと。

 日記
日記

これは私達の仲が悪いという意味ではなく、むしろ広義的な意味で言えば、私とサイレンス医師は良い友達であるというべきです。

 日記
日記

私達はライン生命の時から何度も協力をしてきましたし、彼女からはロドスに来るようにとも誘われました。

フィリオプシス
フィリオプシス

他の医療オペレーターとの関係も悪くはないはずです。

 日記
日記

しかし、分かりませんでした。

 日記
日記

私はこの問題を考えたことはありませんでした。

 日記
日記

その後はキャンプに戻り、現地視察も順調に進みました。

 日記
日記

しかし帰り道で私は今まで気付いたことの無かった問題について我慢することが出来なくなりました。。

フィリオプシス
フィリオプシス

まあ…もちろん、半分寝ていたのですが。

フィリオプシス
フィリオプシス

村に行く途中、実際は道の真ん中で立って寝ていました。

フィリオプシス
フィリオプシス
ですが、よりスムーズに読むためにここは省略します。
 日記
日記

ライン生命に加わり、ロドスに移ってから…

???
???

フィリオプシス姉、ドアを開けてくれ!

フィリオプシス
フィリオプシス

イフリータ、どうやって来たのですか。

イフリータ
イフリータ

サイレンスが実験をしてて、お前が帰ってきたから、見てきてくれって。

イフリータ
イフリータ

フィリオプシス姉はいつもここにいる感じがするし、今回お前が出かけるっていうのはサイレンスがいないことよりも慣れないからな。

イフリータ
イフリータ

ちゃんと帰ってこれて良かった!

フィリオプシス
フィリオプシス

….確かに滅多に出掛けません。

イフリータ
イフリータ

どうして同じことを二回も言うんだ、フィリオプシス姉?

フィリオプシス
フィリオプシス

何でもありません、ふと思っただけです。実際よくは出掛けないというのは事実です。

イフリータ
イフリータ

あ?フィリオプシス姉、外に出て頭でもぶつけたのか?

フィリオプシス
フィリオプシス

いえ、システムに未知のエラーが発生しただけです。今は修復されています。。

フィリオプシス
フィリオプシス

カジミエーシュのお土産を買ってきました。そちらにあります。。

イフリータ
イフリータ

本当か!どれどれ…。

イフリータ
イフリータ

おっ、この木刀かっこいいじゃねえか。

イフリータ
イフリータ

よっ、はっ、せいっ!

イフリータ
イフリータ

見てみろよ、オレサマのジャンプしている姿はクランタのように見えねえか?

フィリオプシス
フィリオプシス

見えません。

イフリータ
イフリータ

ぐっ…とにかくこれ欲しいんだけど!

フィリオプシス
フィリオプシス

はい。

フィリオプシス
フィリオプシス

物語の本は本棚の上にあります。そこで読んでいて下さい。私は書きたいので。

イフリータ
イフリータ

おう!

フィリオプシス
フィリオプシス

ええっと…それでは。

???
日記

ライン生命に加わり、ロドスに移ってから、長い期間が経ちました。

???
日記

私は今の生活にすっかり慣れることが出来ました。そして意識的にもこれが普通の生活だと思っています。

???
日記

しかし、今回の旅は私にはそういう訳ではないということを気付かせました。

???
日記

今の生活を否定したいという訳ではありませんが、私は急にこのような問題を意識しはじめました。

???
日記

それは、私はもう普通の生活からは遠いということ。

???
日記

ここでは正常という言葉を使うべきでしょうか、私の生活は異常なのでしょうか?

???
日記

…広義的には確かにそうなのでしょう。

???
日記

忘れていただけです。

???
日記

自分でも説明はしにくいのですが、オリパシーは私から何を奪ったのでしょうか。

???
日記

少なくとも、ライン生命の時、サイレンスは私のために治療計画を立ててくれた後、科学研究と睡眠がだんだん私の生活の全てを占めていっていました。

フィリオプシス
フィリオプシス

私の体は一人で長い時間を掛けて仕事をすることが許されてはいません。

フィリオプシス
フィリオプシス

私は自身がそういうことだということを分かっているので、たまに外に出ても自由行動は少なくなっています。

???
???

昔から外の世界に対する認識はほとんど同僚からの説明、各種資料及び窓から見た変わらない景色です

???
???

今思えば私はアンセルとガヴィルにあこがれています。

???
???

ですが、今日の前では私は実際になぜ私が憧れを持っているのかを意識してはいませんでした。

???
???

彼らの生活についてみなさんと話し合っているうちに、思わす自分を外に分けてしまうからなのでしょう。

???
???

彼らの話に参加することは出来ますが、私はこれらの話題に含まれていないことを意識しています。

イフリータ
イフリータ

フィリオプシス姉、何書いてんだ?レポートには見えねえけど。

フィリオプシス
フィリオプシス

日記。

イフリータ
イフリータ

日記?ああ、サイレンスが書かせてくれたけど、面倒だって思ったやつだな!

フィリオプシス
フィリオプシス

確かに、毎日書くのは小さな工程ではあるものの、私には必要なのです。

イフリータ
イフリータ

どうして?

フィリオプシス
フィリオプシス

忘れないように。

イフリータ
イフリータ

何で忘れるんだ?

フィリオプシス
フィリオプシス

忘れやすいからです。

イフリータ
イフリータ

んー…分かんねえな。

フィリオプシス
フィリオプシス

分からないほうが良いと思います。

イフリータ
イフリータ

えーっと…見ても良いか?

フィリオプシス
フィリオプシス

良いですが、全部文字ですよ。好きではないと思います。

イフリータ
イフリータ

じゃあ良いや。物語の本のほうを読む。

フィリオプシス
フィリオプシス

はい。

フィリオプシス
フィリオプシス

そうでした、そう言えば…。

 

サイレンス
サイレンス

…。

フィリオプシス
フィリオプシス

サイレンス、どうかしましたか、実験で何か問題でもありましたか?

サイレンス
サイレンス

ん?あ、いや。

サイレンス
サイレンス

イフリータにはどんなプレゼント買えば良いのかなって。彼女、もうすぐ誕生日だから。

フィリオプシス
フィリオプシス

誕生日プレゼント?

サイレンス
サイレンス

そう、また防火をしておけば彼女喜ばせられるから、んー、子供の心というのは本当によく分からない。

サイレンス
サイレンス

いっそ自分で作ってみても良いか。

フィリオプシス
フィリオプシス

….。

サイレンス
サイレンス

どうかした?

 

フィリオプシス
フィリオプシス

何でもありません、ただサイレンスがそのようなことを考えているのかとは思いました

サイレンス
サイレンス

おかしいかな?うん…確かに、私らしくはないと思う。

サイレンス
サイレンス

でもイフリータは私が連れて行くと決めた以上、これが私の責任だから。

フィリオプシス
フィリオプシス

頭の中を仕事一つにして仕事に打ち込み、何日間も休まないという一面もサイレンスにはあります。

???
日記

これは私自身の問題です。

???
日記

あるいはこれは最初からの問題では無かったのかもしれません

???
日記

私は自分がみじめだとは思いません、科学研究の生活が嫌いでは無いからです。

フィリオプシス
フィリオプシス

逆に私は科学研究が嫌いなのでしたら、最初からライン生命に参加することも無かったでしょう。

???
日記

ライン生命もロドスも私より悲惨な経験は数え切れないほどにあります。彼らに比べて私は幸運です。

???
日記

そして私がしている研究は有意義なことだと信じています。

フィリオプシス
フィリオプシス

なので、これらを書いたのは嘆くためでもありませんし、これを言いたい訳でもありません。私はふと自分が間違った生活をしていることに気付いただけです。

???
日記

日記を書く目的を思い出しただけです。

???
日記

たまに変な音が聞こえます。金属の摩擦音、衝突音、叫び、爆発音。

???
日記

これらの音は私の体の深いところから来ているようで、常に私を困らせています。

???
日記

時々眠りから覚めると、私は少しぼんやりとしています。私はどこにいるかも忘れ、何をしているかも忘れてしまいます。

???
日記

もちろん、本当に忘れてしまったという訳では無いのですが他の人よりも多くの時間と根気が必要となります。

???
日記

日記を書き始めたのは大切なことを忘れないようにするためです。

フィリオプシス
フィリオプシス

大切なもの…。

イフリータ
イフリータ

フィリオプシス姉、オレサマを見て何をしてるんだ?それとさっきから何独り言を言ってんだ?

フィリオプシス
フィリオプシス

大丈夫です。

イフリータ
イフリータ

もしかして何か困っててサイレンスに手伝ってほしいと思ってんのか?

イフリータ
イフリータ

オレサマ達の友情に免じて一度だけ助けてやってもいいぜ。でも、あまり大きなことにするなよな、オレサマだってサイレンスに尻を叩かれたくねえんだから。

フィリオプシス
フィリオプシス

ふふ、心配しないでください。

???
日記

今日の出会いで少しだけ分かりました。

???
日記

忘れていないのではなく、大切なものというのが少し少なすぎるのかもしれません。

???
日記

いえ、言うべきなのでしょう。私は大切な人をもっと知りたい。もっとおおくのことをしてあげたい。

フィリオプシス
フィリオプシス

後悔するのは嫌ですから。

???
???

フィリオプシス、イフリータ、ここにいるの?

イフリータ
イフリータ

あ、サイレンスが来た!

フィリオプシス
フィリオプシス

ええ、彼女はいい子でした。

イフリータ
イフリータ

へへ。

サイレンス
サイレンス

イフリータがあなたに迷惑を掛けなかった?

サイレンス
サイレンス

良かった。あなたは大丈夫?今日のあなたは帰ってきてからなんだか様子がおかしかったから。

フィリオプシス
フィリオプシス

大丈夫です。でも、確かにあなたを探していました。

サイレンス
サイレンス

私を探していた?

フィリオプシス
フィリオプシス

はい、あなたとお話がしたいです。

サイレンス
サイレンス

お話?私達は普段おしゃべりしているでしょう?

フィリオプシス
フィリオプシス

えっと、あなたと私が過去に考えたことも無いようなことについてお話がしたいのです。

タイトルとURLをコピーしました