「ケルシー」とは
ケルシーはロドスにおける最高管理者の一人であり、医療部門の最高責任者。種族、年齢、出生等の個人に関わる情報は全て不明となっており、唯一分かっていることは感染者であるということのみとなっています。
ロドスアイランドの設立者
明確には言及はされていないものの、ケルシーが主となって設立され、クロージャが技術的な面を、ワルファリンが医療的な面の原型を作ったものと思われます。
ドクターやアーミヤがいつ頃からロドスアイランドに所属し、ロドスの代表となっていったかは不明です。
あらゆる学問に精通をしている
ケルシーは現在ロドスで担当を行っている医療以外にも冶金工学、社会学、オリジ二ウムアーツ、考古学、歴史系譜学、経済学、植物学、地質学等のあらゆる学問に精通をしており、学問においては万能とも言えるほどの知識を有しているため、ロドスのブレインとしての役割が多くなっています。
そのため、他のアーミヤを始めとした他のオペレーターもケルシーにアドバイスを受けることが多く、基本的なロドスの方針についてはケルシーが決めていると言っても過言ではありません。
更には現在ドクターが担当している戦闘の指揮に関してもケルシーは行うことができ、戦術的な面においても一般的な人物達と比べても優秀だったようです。
卓越した医療技術を持つ
医療部門の最高責任者という名に恥じない医療技術を習得しており、困難な手術に対してはケルシーが主治医となって執刀を行うようで、中には薬品でドーピングをしながらではあるものの、72時間連続で手術台の側で執刀を担当したこともあるとのこと。
当然ながらオリパシーに対しても豊富な知識を有しており、オリパシーの研究に関してはロドスにおいては記憶喪失前のドクターとの二枚看板だったということが伺えます。
人を見る才能がある
ロドスアイランドは人道的な面と将来への投資ということを名目に孤児などの保護を行っていますが、その保護された孤児等にはケルシーが保護した人物も多く、ケルシー自身は他の人達に何故その人物を保護したのか自ら言うことはほとんど無いようですが、その多くは多岐に渡る才能を持っていることが多いようです。
その中だとポプカルが良い例で、ポプカルはオリパシーの症状としても稀有な症状があるということもありますが、実際にオペレーターとして活躍もしています。
他オペレーターからはケルシー先生が連れてきた人であれば間違いは無いと言われるほどには人を見る才能があるようです。
アーミヤに対しては異常とも言える過保護、一方ドクターには厳しい
ケルシーはアーミヤに対しては異常とも言えるほどに過保護な態度を取っており、アーミヤの健康管理からアーミヤのすることに対しては一挙手一投足まで監察をし、口出しをしています。何故、ここまでアーミヤに対してケルシーが気にかけているのかは現時点では分かってはいません。
一方でドクターに対しては厳しい態度を取っています。アーミヤの最も近くにいる存在だからという可能性はあるでしょうが、何故ケルシーはドクターに対して厳しい態度を取っているのかは不明です。
一方でドクターのことを毛嫌いして厳しい態度を取っているということでは無いと思われ、ケルシーも記憶喪失前のドクターの研究者としての能力については認めていた様子。
異形の生物「Mon3tr」を飼っている
ケルシーは「Mon3tr」と呼ばれる生物を飼っており、作業や戦闘等あらゆる場面において使役しています。このMon3trがどのような生物なのか、ケルシーがどのようにして入手したのか等は一切不明。ケルシーの脊髄が普段のMon3trの住処とのことですが…
非常に不気味な姿をしていますが、ケルシーの指示が無い限りは(威嚇などはするものの)他者に危害を加えることは無く、また人語を理解することが出来るので簡単なコミュニケーション程度ならば(Mon3trが相手を敵ではないと)判断したのであればケルシー以外でも取れる様子。
また、Mon3trの存在についてはロドス内でも一定程度認知されているようで、ケルシーが秘匿している生物ということでも無いようです。
戦闘力に関してはかなり高いものを持っている様子。
エーギルに対して関心を持っている
騎兵と狩人でケルシーがエーギル語を(どれくらい喋られるかは不明なものの)理解している節があるように、ケルシーはエーギルに対して一定の関心を示しているようです。
ただ、エーギルの何がケルシーの関心を引き寄せているのかはそもそもエーギル、ひいては”海”というものが何なのか分かっていないので不明となっています。
考察
以下より下の文章は考察的な部分も入っています。
ある程度の年齢である可能性
アークナイツにいる種族達がどれほど生きるのかは不明となっていますが、ケルシーがある程度の年齢に達していると思われる描写は至る所で散見しています。
特に大きくケルシーがある程度の年齢に達しているということを匂わせたのが6章のストーリーの一部で、ケルシーは自身の生徒の娘であるクラウンスレイヤーをシラクーザに送ったとケルシー自身が発言をしています。
このことから最低でもケルシーはクラウンスレイヤー程度の子がいてもおかしくはない年齢であることが伺えます。
元の勢力は「バベル」の可能性
ケルシーのナンバーもドクターと同じく頭文字「B」となっており、ロドスを示す頭文字「R」とは異なっています。このことから本来の所属している勢力はロドスアイランドでは無く、他の勢力なのかもしれません。
ケルシーの元ネタ
ケルシーには元ネタがあるとされており、それが上記リンク先の「カルシ」と「Mon5tr」。
これらのキャラクターはアークナイツのプロデューサーである海猫络合物氏がPixivファンタジアと呼ばれるpixiv内におけるファンタジー系ユーザー企画の際に投稿したものとなっています。
このカルシの設定がどれほど受け継がれているのかは分かりませんが、リンス戦地救助隊のマークはケルシーの肩にもありますし、何らかの共通点もあるのかもしれません。