パッセンジャー(异客 Passenger)
「貴方のオペレーター、パッセンジャーです。あなたと一緒に仕事をする事を楽しみにしています、ドクター。私達のこの過程を楽しみましょう」
- コードネーム:パッセンジャー(异客 Passenger)
- 種族:リーベリ
- 出身:サルゴン
- 精通:機械工程及び自動化、オリジニウムアーツ(電気)
- タイプ:術師
- イラストレーター:Skade
- CV:櫻井孝宏
罪から言えば、彼はサルゴンの酋長を殺したことがある。
地位から言えば、彼はイバテー地区の重要な闇市場の重要なトーカーだった。
能力から言えば、彼の源石エネルギー工学分野においての才能には感嘆させられる。
しかし、イバテー地区は大きくはなく、その闇市場はサルゴン全体に比べれば取るに足らないものであり――パッセンジャーも常人の理解出来る範疇の「天才」であり、ある種の神や怪物という訳では無い。
そう、彼はクルビア人であり、リーベリ人であり、以前は飛び級卒業によって少し有名で、地元の学術新聞の一角を賑わす人物ではあったが、今では身の回りの全てにおいて相応しくないまるで部外者のようだ。
彼が自分に用いたコードネームは、自嘲の意味があるのかもしれないが、それは真に適していると言わざるを得ない。
「パッセンジャー」である彼は、どうやって自分の力で、二十余年を用いて、全てを失った科学者助手から一手でイバテー地区の内乱を引き起こし、そこから安全に身を引き闇市場の主になる事が出来たのだろうか?
執着?
そうかもしれないが、あの性格や痛ましい過去は決して根本的な原因ではないだろう――「誘因」と言う方が正確であり、彼を今日の姿にしたのも誘因が原因なのかもしれない。
二十年で一人の若者をどこまで変えることができるのか知る者はいない。彼は自分が感染者かどうかさえ知らず、どのくらい生きているのかもあまり気にしていない、二十数年かけて築いたすべてをたった一夜で台無しにしてしまった、彼はその大地に何か気になることでもあるのだろうか。
彼はサルゴンに何年も住んでいたが、彼は自分が一番嫌いなのはサルゴンだと言った。
パッセンジャーは故郷に帰るというのであれば、どこへ行くべきなのだろうか?
- 特性:3体(昇進2で4体)目まで跳躍していく術ダメージを敵に与え、跳躍する度ダメージが25%減衰し、敵を一瞬(0.2秒)足止め
- 素質:攻撃対象のHPが一定以上だった場合、パッセンジャーが与えるダメージが数秒間上昇する。
- スキル1:次の攻撃時、攻撃力が上昇、最大数まで跳躍するようになり、攻撃後の停止時間を延長する。
- スキル2:スキル発動時、攻撃距離を拡大、攻撃力が上昇し、攻撃間隔が僅かに短縮、最大跳躍数が増加する。
- スキル3:スキル発動後、即座に広範囲でHPが最も高い目標を索敵、その位置に数秒間持続する雷嵐領域を発生させ、スキル発動中は一定間隔で雷嵐領域内にいる敵に対してランダムに追加攻撃を行う。チャージ可能。