
あの女を止めろ!

どうやって止めるんだ!あいつに全部やられたのを見ていなかったのか!

行ってこいよ!いつもは俺はすごいって言ってたじゃねえか!

お、俺には無理だ!あいつは災いの星なんだぞ!

…。

(エイギル語)私を止めるのであれば全員死ぬわよ。

(エイギル語)私に武器を向けた者はみな粉々に砕けたわ。

(エイギル語)死にたいなら足を踏み出しなさい。

一体何を言ってるんだ?

え?大尉?大尉はどうして消えたんだ?

大尉が川に落ちたぞ…!。

こ、こいつ、一撃で…。

あ、彼らのことを忘れていたわ…まあいいか。

それで、彼女は何処なの?

彼女?誰のことだ?俺に聞くな、俺は何も知らない!

ぎゃああ!!!

お、覚えておけ!

おい!お前たちいきなり撤退するな!先に大尉を引き上げろ!

あ、あの人は――。

彼女を知っているのですか?

私の同僚かも…。

でも、この任務を受けたのは私だよね?せっかくメテオ姉さんからこの任務を奪い取ったのに…。

あああ…彼女は別の任務できたのかな?

あら、賞金稼ぎは水に浸かって退却したようです?

遅くならない今のうちに村から抜け出そう。

他のオペレーターがこの村にいる以上、仕事はやりやすいかも。

キャロル、階段が暗いから私を支えてね。

あの、彼女と連絡は取られるのですか?

うん、出来ればしたいなと思ってるけど――

うわあ――――――!。

わあ――――――!。

お、俺の鼻が!このドア何で急に開いたんだ――。

ん?どうしてここでしゃがみこんでるの――

グラニ!どうしました――

お前ら静かにしろ!しー!

…しー?

ふん、農夫どもは何も知らないだろうな。あの災いの星を見なかったのか!

どんな賞金稼ぎだろうとあの女には会いたくはない!あの女の前で胸を張れる奴はあの女が町を壊す姿を見たことがないだけだからな!

そんな大げさな!あれは彼女一人で出来るものじゃない――――。

声を小さくしろ、あの女に気付かれないようにしろ!

あの、彼女を探したいんだけど――。

静かに話せ!

はい、はい…。

何かロドスアイランドで流されてるものよりも変な感じがするんだよね…。

あ、あの怪物はもう行ったか?

ああ、行ったようだ…!

やっと行ったか、ああ、びっくりした。

そ、そうだね。

この仕事なら俺達のチームでも出来ると思っていたが、こんな面倒に出くわすとは思いもしなかった。あんな奴が出るのであれば準備しないとな――

――待て!

あ。

はは!槍を持ったちび!こんなとこで出会うなんてな!

村長もいやがる!本当に家に送っていやがったとは!。

グラニ、あなたまさかわざと…。

ちがう、あいつらの立ち振舞いが良かっただけで、私も気が付かなかったんだよ!

余計なことを言ってないで、村長を俺達に渡しな!でないとこのナイフがお前を苦しませることを保証するぜ!

そんなナイフで?

…こ、こいつ、いつのまに銃を出しやがった?!

暗号で近くのやつらを集めろ!

そして、畑を潰すために使っていた虫を使って、目にものを言わせてやる!
(戦闘)

くそ、あの賞金稼ぎ共、本当にしつこいな!

わっ!虫!

気持ち悪い!

うへえ、べたべたしてる…。

早くあの女どもを取り囲め!もう逃げられないようにしろ!

あのちびには構うな!あいつが取り付かれてる間に村長の娘を捕まえてこい!

キャロル!私の側から離れないで!

きゃっ――!

二人共、耳をふさげ!

あ?誰だお前?このデブどこから出てきやがったんだ!

うぎゃあああああ――!

ふん、デブ?私はただ大きいだけだ。

何の爆弾が爆発したの?

震撼弹だ。音が大きいだけで殺傷力は無い!だが、虫や獣を追い払うには効果てきめんだぞ!

虫とやつらが爆発に驚いて逃げている内に早く行け!安全なところに移動するんだ!

キャロル!次は屋根裏部屋なんて狭い場所はやめてよね!

じゃあ、こっちに来てください!
晴/視野度14km
村の外の森

この森はとても辺鄙なところで、私と子供の頃の遊び相手だけが知っているの…

待って、キャロル。今はまだリラックスしないで。

やあ。

のこぎり、弾薬、爆発物。

これら全てを地面に置いたんだ。宝の話をしてくれても良いんじゃないか?

私も賞金稼ぎだが、さっきのやつらほど貪欲ではない。さっきの雑魚はせいぜい使いっ走りに来ただけだ。頭もあまり良くはないだろう。

危険を冒してその村長の娘を奪い取るよりも、積極的にあなた達と協力している方が効率的だ。

さっきは手伝ってくれてありがとう、でも今は宝の話をするときじゃないんだ。

君は賞金稼ぎじゃないな。こんな仕事をしていないのは私なら分かるぞ。

私はこの業界のことはよく分かっているんだ。

滴水村周辺の賞金稼ぎのことはよく知っているの?

トルン団、フロツ団、ルブリン団、ヴァスク団――。

全ての賞金稼ぎはエリア全体を絨毯捜索を行い始めてからもう何日にもなる。正直なところ、宝物が奴らに見つかるのも時間の問題だ。

どの賞金稼ぎが見つけようとも、各派閥の賞金稼ぎは必ず財宝を奪い合うために、この地区で血を流すことになるだろう。

その時には滴水村は何も利益を得られないだけでなく、破壊されるかもしれない。それはよく分かるだろう。

…。

それで、あなたは私達に何を提供してくれるの?

野外ガイド、ハンターとしての経験、暗号識別、罠の解体、そしてもうひとつの戦力。

どれも君たちが現状で不足しているものだろう。

えっと、どういう呼び方をすればいい?

ビッグボブとでも呼んでくれ。

うん、じゃあちょっと待ってて。村長と相談をしたいから。

この位置ならビッグボブには私達の会話は聞こえないよ。

わ…私は賞金稼ぎを信じることは出来ない…。

私達をだまして罠にかけたり、他の賞金稼ぎと連絡を取ったりするなんて、とても耐えられないです…。

キャロル、ビッグボブを見かけたことはある?

ありません…村を破壊したり、来たりした賞金稼ぎの姿はよく覚えていますが…。

彼と行動するのは間違いなくリスクはある。

これらの状況は時間とともに複雑になる。

早く宝を見つけるためには彼の力を借りなければいけないと思う。

ねえグラニ、あなたが言っていた同僚も手伝ってくれますか?

どうだろう。彼女はそんなに人付き合いの良い人じゃないし。それに彼女も同じ賞金稼ぎだ。

出来れば、まずは状況を把握してから、彼女を探したい。

考えさせてください。

私は彼に宝のありかを教えることは出来ません。何度か彼におおまかな道筋を教えます。牧場の動物の頭に食べ物を乗せるように。

それで良いですか?

うん、それが正しいよ。

私が彼を見張っておく。様子がおかしいのであればすぐに森から出そう。

キャロル、あなたの安全は私に任せて。

どうだった?私に顛末を教えてくれ。

私達にはタラト山に早く行ける道が必要なんだ。

タラト山に行きたいのであれば、北の森を通らなければならないだろう。

北の森は賞金稼ぎの戦いの場でもあったんだ。

そこには既に賞金稼ぎが待ち伏せしているだろう。だが君たちには安全な道を案内する。

ビッグボブさん、私達と協力したいなら条件がある。

当然だ、それが私達がこれから話す要点じゃないのか?

先に教えてくれ。分前は何割かを。

喉は渇いていない!もう水はいらん!

は、はい。ですが大尉、あの二人の子供はまだ見つかりませんが?

どうして見つけることが出来ない?俺達は何のために今日まで歩いてきた?忘れたか?

ここは都市からは遠い。通信信号も無いに等しい。支援は遅くはなるが他の団も同じだ。これは絶好のチャンスなのだ!

化物もその方向に行きました。私達は…

何を怖がっている?あいつは少し強いが、あそこは俺達の縄張りだ。あれだけの落とし穴があれば、あの女も快適だろうよ!

宝は俺達のものだ!怪物も俺達が狩る!

俺は全てが欲しい!