

ケオべ
こんなに強いレユニオンがいただなんて、ふんっ、でもケーちゃんは負けないよ!

ガヴィル
チッ、まったくこのおバカは。

ガヴィル
いい加減目を覚ませ!

ケオべ
うーん?ここはどこ?

ケオべ
あっ、ガヴィルだ!それにみんなも!

プレイヤー
・おはよう。・……・(ケオベの頭をコツンっと叩く)
おはよう。……(ケオベの頭をコツンっと叩く)

ケオべ
えへへ、ドクターおはよう。

ケオべ
うぅ、顔が怖いよドクター、おいら何か悪いことでもしたの?

ケオべ
うううぅ、痛いよ、ドクター。

ケオべ
なんで急においらの頭を叩くの……

ガヴィル
少なくとも正常には戻ったな。

ガヴィル
ケーちゃん、どうやってここに来たのか憶えてるか?

ケオべ
……うーん、忘れた!

ガヴィル
だよな。

ケオべ
ほら、ゴロンしな、身体に傷がないか診てやるよ、それと次は勝手にいなくなるんじゃねぇぞ。

ケオべ
は~い、あれ、ここってどこ?

ガヴィル
ここは……チッ、もうどっから説明してやればいいかわかんねぇよ、とにかくとりあえず寝っ転がってな!

ケオべ
うん――

ユーネクテス
ガヴィル、何をやってるんだ?

ガヴィル
チッ、お前に説明すんのもめんどくせーな、とりあえず待ってろ。

ユーネクテス
……


ガヴィル
よし、問題はなさそうだな、ドクターのそばでじっとしてろよ、勝手にいなくなるんじゃねぇぞ、そしたらもうはちみつクッキーやらねぇからな。

ケオべ
わかった!はちみつクッキー!

ユーネクテス
もういいか?

ガヴィル
もういいぞ。

ユーネクテス
では、ガヴィル、何しに来た?

ガヴィル
あー、話すとちと複雑なんだが、とにかくお前に用があって来た。

ユーネクテス
エンジンは返さないぞ。

ガヴィル
エンジンのこともあるが、今は別のことで話がある。

ユーネクテス
別のこと?

ガヴィル
お前手下に鉄鉱を採掘させに行かせてるのか?

ユーネクテス
ああ。

ガヴィル
……チッ。

ユーネクテス
ガヴィル、お前がそんな負けず嫌いなやつだったとは思わなかったぞ。

ユーネクテス
ビッグアグリーに負けてそんなに悔しいのか?

ガヴィル
違う、あのビッグアグリーってのは確かにすごかった、完全にアタシの負けだ。

ガヴィル
だがお前の手下が鉱石病に罹ったにも関わらず鉱石を採掘させているのであれば、アタシは医者として、絶対にお前を阻止しなきゃならねぇ。

ユーネクテス
ん?鉱石病?ああ、石の病のことか。

ユーネクテス
そんなことはさせていない。

ガヴィル
あ?

ユーネクテス
あいつらには何度も鉱山区の奥には近づくなとくぎを刺している。

ガヴィル
だが鉱石病に感染したお前の手下がいるんだぞ!

ユーネクテス
言うことを聞かないやつだっている、私ではどうにもできない、そうだろ、ヨギー?

ヨギー
ああ、兄ちゃんは大首長のために危険を冒してまで鉱山区の奥に入っていったんだ。

ガヴィル
あ?だったらそういうのは先に言えよ!

ヨギー
聞いてこなかっただろ。

ガヴィル
こんな大事なことを……!

プレイヤー
・自分でも言っていたじゃないか、鉱石病はここでは重く見られていないって。・……・確かに聞いていなかったな。
自分でも言っていたじゃないか、鉱石病はここでは重く見られていないって。……確かに聞いていなかったな。

ガヴィル
チッ、わぁーったよ。

ガヴィル
ドクター、アタシは本当に聞いてなかったのか!?

ガヴィル
チッ、ドクター、お前までアタシに難癖つけやがって!

ユーネクテス
それに……

ガヴィル
お、おい、なに急に服を脱ぎはじめたんだ?

ガヴィル
ん!?お前その身体って……

ユーネクテス
私も小さい頃から鉱山区をウロチョロしていたからな、石の病をもらってもおかしくはない。

ユーネクテス
それに、鉱山区のどこに病をもたらす鉱石があることなど、私以上に理解してる人はいない。

ガヴィル
……

ガヴィル
そうだったのか。

ガヴィル
わかった、アタシが誤解してた、すまなかった、ズーママ。

ユーネクテス
平気さ。

ウタゲ
えっ、これで和解!?

ウタゲ
普通こういう状況ってお互い意見が譲れず三回戦までバトるとこでしょう?

クロワッサン
そないなことは期待せんでええ!

プレイヤー
・ガヴィルはそんなやつじゃない。・……・確かに残念だ。

ガヴィル
じゃあもう一つ聞きたいことがある。

ガヴィル
アタシらのエンジンはお前が持ってるんだよな?

ユーネクテス
ああ。

ガヴィル
返してくれないか?じゃないとアタシら帰れないんだ。

ユーネクテス
だめだ。

ユーネクテス
帰りたいのであれば、そこまで送ってやる。

ガヴィル
それじゃあダメだ、ケルシーに殺されちまう。

ガヴィル
どうしてもダメなのか?

ユーネクテス
どうしてもダメだ。

ウタゲ
おっ、これはやっぱり始まっちゃうやつだね。

ガヴィル
どうやら結局手を出さないとダメなようだな。

ユーネクテス
私は最初からそのつもりだ。

ガヴィル
へっ、こいつとやるってのか、面白ぇ!

大司祭
やあやあ、こんにちは諸君!

ユーネクテス
……大祭司、どうしてビッグアグリーを持ち出したんだ?

大司祭
なんじゃ?ガヴィルとやるのではないのか?使わんのか?使わんのじゃったら戻すぞ、まだエンジンをテストせねばならんからな。

ユーネクテス
……使うさ、だが今じゃない、まだこいつと話すことがある。

大司祭
おう、わかった、じゃあ話を済んだら、わしを呼ぶんじゃぞ!

ユーネクテス
ああ。

ガヴィル
なぁ、お前らさっきエンジンがどうたらこうたらって言ってなかったか?

ユーネクテス
ああ、ビッグアグリーは今お前たちのエンジンを装着させている、取り戻したいのであれば、お前の武力をもって取り戻せ。

ガヴィル
へっ、じゃあ遠慮なくそうさせてもらうぜ!

ユーネクテス
ついてこい、広場で決着をつけよう。