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【明日方舟】シナリオ翻訳 密林猛将の帰来 RI-8「ガヴィルの拳」後半

大司祭
大司祭

うわあああああ!ん、違うな、次は別の叫び声に変えたほうがよいな、少々飽きてしまった……

(ビッグアグリーが大爆発する音)

ガヴィル
ガヴィル

おい、あいつ大丈夫なのかよ。

ユーネクテス
ユーネクテス

心配はいらない、少ししたら戻ってくる。

ガヴィル
ガヴィル

そうか、ていうかあれって本当に普通の人なのか?あんなヤツがいたなんて聞いたことなかったぞ。

ユーネクテス
ユーネクテス

さあな、大祭司は大昔からここに住んでいるとしか言っていなかったからな。

ガヴィル
ガヴィル

そうなんだ、そんなことよりも……

ガヴィル
ガヴィル

ふぅ、ホントに大したヤツだったぜこのデカブツは。

ブレイズ
ブレイズ

ガヴィル、頭から血が出てるわよ、大丈夫?

ガヴィル
ガヴィル

大丈夫大丈夫、こんなもんかすり傷だよ、トミミ、アタシの医療キットを持ってきてくれ。

ガヴィル
ガヴィル

ん?トミミはどこ行ったんだ?

ウタゲ
ウタゲ

ほい、医療キット。トミミなんだけど、さっきもうすぐ勝てそうってときに慌ててどっかに走ってったよ。

ガヴィル
ガヴィル

サンキュー。まさかビビっちまったとかはねぇよな。まあいいや、先に包帯を巻いておくか。

ガヴィル
ガヴィル

そうだ、お前らはほかに負傷者がいないか見てきてくれないか、全員ここに連れてきてくれ、アタシが診てやるよ。

ケオべ
ケオべ

おー、まかせろお!

ブレイズ
ブレイズ

はは、分かったわ。

ウタゲ
ウタゲ

えー、めんど。

クロワッサン
クロワッサン

文句言わない。

ガヴィル
ガヴィル

ドクター……ん?

ユーネクテス
ユーネクテス

ビッグアグリー……

ガヴィル
ガヴィル

ズーママ、すまない、壊すことしかできなかった。

ユーネクテス
ユーネクテス

わかっているさ。

ユーネクテス
ユーネクテス

チェックしてみたんだが、エンジンは無事だった、お前たちに返そう。

ガヴィル
ガヴィル

そうか、それはよかった!

ユーネクテス
ユーネクテス

ガヴィル、残るつもりはないのか?

ガヴィル
ガヴィル

ああ、アタシもお前と同じだ、やらなきゃならないことが見つかったんだ。

ユーネクテス
ユーネクテス

それは医者か?

ガヴィル
ガヴィル

ああ。

ユーネクテス
ユーネクテス

医者は楽しいか?

ガヴィル
ガヴィル

機械造りは楽しいか?

ユーネクテス
ユーネクテス

楽しい。

ガヴィル
ガヴィル

そういうことだ。

ユーネクテス
ユーネクテス

だが、大首長の座にはやはりお前が必要だ。

ガヴィル
ガヴィル

は?

ユーネクテス
ユーネクテス

何はともあれ、ビッグアグリーを倒したのは事実だ、お前の勝ちだ、ガヴィル。

ユーネクテス
ユーネクテス

見ろ、人がまた集まってきた、みんなお前に目を向けているぞ。

ガヴィル
ガヴィル

チッ、ドクター、どうする?

プレイヤー
プレイヤー

・君が決めてくれ。

・……

・大首長ガヴィル万歳!

君が決めてくれ。タブのタイトル大首長ガヴィル万歳!
ガヴィル
ガヴィル

それ答えてないようなもんじゃねぇか!

ガヴィル
ガヴィル

ドクター、寝たフリをしてても無駄だぞ!アタシは医者だかんな!

ガヴィル
ガヴィル

チッ、この野郎、マジで一発殴ってやりたいぜ。

 

トミミ
トミミ

ガヴィルさん、大丈夫ですか!

ガヴィル
ガヴィル

ん?ああ大丈夫だ。どこに行ってたんだ?

トミミ
トミミ

えっ?あっ、そのぉ、ちょっと急にトイレに行きたくなっちゃって!

ガヴィル
ガヴィル

そうか……ん?

トミミ
トミミ

どうしたんです、ガヴィルさん、突然私をジーっと見つめて?

ガヴィル
ガヴィル

うーん……はは、これだ!

ガヴィル
ガヴィル

みんなよく聞いてくれ!

ガヴィル
ガヴィル

アタシはビッグアグリーに勝った、だからこれからはアタシが大首長だ。

ガヴィル
ガヴィル

ここでお前らに言いたいことがある、それは――

ガヴィル
ガヴィル

この拳が、アタシたちのすべてだ!

トミミ
トミミ

えっ、ガヴィルさん、ここに残って大首長になってくれるのですか?

ガヴィル
ガヴィル

しかーし!

ガヴィル
ガヴィル

アタシにはまだ大事なことがやり残している、だからまたここを出る。

ガヴィル
ガヴィル

だが心配すんな!アタシのいないときは、トミミがアタシの代わりに指示を出してくれる。

ガヴィル
ガヴィル

このトミミをアタシとして見てくれればいい!

トミミ
トミミ

えっ、ええええええ?

ウタゲ
ウタゲ

えっ、ホントにそんなんでいいの?ここの人たちってパワー至上なんじゃないの?

ユーネクテス
ユーネクテス

今はガヴィルが大首長になった、あいつはここの全員を征服したんだ、信服されて当然だ。

ガヴィル
ガヴィル

はは、なあズーママ、機械は確かに面白いぜ、でもアタシにとっちゃ、やっぱりこの拳を動かしたほうが好きだ。

ユーネクテス
ユーネクテス

ふんっ、忘れるな、私はお前を認めたわけじゃないからな、もっと強い機械を造って、お前に再挑戦してやる。

ガヴィル
ガヴィル

いいぜ、待ってるよ。

ガヴィル
ガヴィル

ああそうだ、その前に、アタシと一緒についてきてもらうぜ。

ユーネクテス
ユーネクテス

なぜだ?

ガヴィル
ガヴィル

アタシと一緒にロドスに行ってお前の鉱石病を診てもらうためだ。

ユーネクテス
ユーネクテス

拒否してもいいか、まだビッグアグリーを……

ガヴィル
ガヴィル

今回ばかりはダメだ、トミミが就任するまでは、アタシが大首長だ、たとえお前を縛ってでも連れて行くからな。

ユーネクテス
ユーネクテス

わかった。

トミミ
トミミ

……ガヴィルさん、やっぱり行っちゃうんですか?

ガヴィル
ガヴィル

そうだな、エンジンを取り外して飛行機に付け戻したら、ここを出る。

トミミ
トミミ

……

トミミ
トミミ

だめです。

ガヴィル
ガヴィル

ん?

トミミ
トミミ

ぜ、絶対に行かせません!

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