

グレイディーア
ふぅ――

海嗣
君たちは私に似ているのか……それとも彼に似ているのだろうか?

海嗣
Gla-dia、強いのだな。

海嗣
これが感情だな。私たちの血族がそれを学ぶだろう。私たちもいずれ様々な物事を、君たちに伝えよう。

海嗣
Ishar-mla。生きよ。生きることは素晴らしい。いずれほかの血族が君のもとを訪ね……君に問うだろう。

海嗣
私たちはあまり聞き上手ではない。だが学習はする。

スカジ
――死んだ。

主教
この汚らわしい雑種共め。

グレイディーア
ええ、なら私の前にいらっしゃい。今度はあなたの番よ。

グレイディーア
このゴミクズは単独だった。外の恐魚はコイツの一族ではなかった。であれば、あなたしかいないわ。

主教
貴様らをズタズタに引き裂いてやる。この私が貴様らの冒涜した罪を裁いてやる。

主教
この私が、ここで貴様ら雑種を処分してやる。命は尊いものだ、だが貴様の命を残しても徒に資源を無駄にするだけだ。

主教
重傷を負った雑種ごときが。まともに身動きも叶わない雑種ごときが。貴様らの肉片を大地に撒き捨て、あの最も低俗な陸生生物の餌にしてやる。

主教
貴様ら二人を殺すことなど、容易いことこの上――

グレイディーア
もう隠さなくても結構よ。海嗣のゴミクズより、かつて人間だったにも関わらず今もなお人間のフリをしているあなたたちのほうに反吐が出るわ。

主教
(雄たけび)

主教
貴様らはここで死ぬがいい!

???
私のことを忘れてない?