特に深い意味は無いです。日本版を2年近く続けてきてチラホラと不満点が出てきたなあという話。あくまでも運営的な面での不満であって、ゲームシステム的な面での不満はYostarでは無く、Hypergryphの問題だと思っているので今回は無し。
不満点1:パッチノートの記載が雑
題名の通り。日本版のパッチノートの記載が雑過ぎるという話。特に先日のパッセンジャー、というより跳躍術師の強化についてはパッチノートでは一切触れられていなかった記憶があります。
以前はインドラなどの手数型前衛の強化時には強化されるという事が記載されていたにも関わらず。不具合の修正に関しても内容としてはかなり雑で「不具合を修正」したという記載のみ。
大陸版は修正した不具合の内容を事細かに記載するのに対して、グローバル版ではほとんど記載されていません。大多数が気にしない部分だとは思いますが、いわゆるガチ勢の方からすれば不信感を生んでいる部分の一つなのではと。
プラチナの声優変更の件については事情が事情なので深くは書けないという事は分かります。ただ、最近の隠蔽体質に近いような簡略化して伝えてくる体質はどうにかならないのだろうかとは思います。
不満点2:グッズの展開が貧弱&日本版だけ異様に高い
こちらも題名の通り。私のTwitterのほうを見ている方であれば十分感じている部分だと思います。グローバル版はグッズの展開が貧弱かつ値段設定が異様に高い。特に日本版だけはグッズの数も値段もおかしいレベル。
EN版も大陸版と比べるとややお高めではありますが、それでも画中人をモチーフにしたマグカップとコースターのセットで4300円ほどです。コースターの部分は水が掛かると黒から白に変わるらしい。もしかしたら熱で変わるのかもしれませんが。
この辺りは人それぞれでしょうが、アークナイツをしているプレイヤーが求めているのは何万円もする高いアクセサリや時計、帽子といったブランドものでは無く、アークナイツというゲームを前面に押し出したグッズなのではないでしょうか。
例えばSEIKOコラボ腕時計やNEW ERAのコラボキャップはそれら自体に各企業のブランド価値が付いていて、そこにアークナイツが乗っかっているだけという感じが否めません。あくまでも企業ブランドがメインでアークナイツがサブという立場。
アークナイツを前面に押し出したグッズの中にそういったブランドものがあるという状況なのであれば別にそういったグッズがあっても構わないんです。問題として考えているのは一般的に見て高価なブランドものしか無いという現状。
大陸版新規グッズ1https://t.co/nB6HlQTl5a pic.twitter.com/Rq9YgrXidF
— ゲームのサイハテ (@GF_Saihate) November 9, 2021
個人的には大陸版のグッズであるサントラCDやクリアファイル、キーホルダー、メモ帳、マグカップ、カレンダー、クッション、ぬいぐるみといった手頃な値段で身近に置いておけるようなもののほうが、よっぽど需要があります。
CDなど特定のグッズは個人輸入を行うと税関に引っかかってしまう事があり、最悪の場合、そこでグッズは没収されてしまう事になるので、国内と海外ではグッズを購入するというハードルの差は桁違いです。この辺りは個人の力では無く、企業の力で本当にどうにかしてもらいたい。
不満点3:世界観の紹介などが大きく端折られている
【オペレーター紹介】
グラウコス(CV: #野中藍)
エーギル出身の武器テストエンジニア。
言葉数が少なく、よくぼんやりとしているが、唯一の趣味である機械の話題になると積極的な一面を見せる。「あれ?私が隊長ですか?もしかしてさっきうっかり返事したのが原因……?」#アークナイツ pic.twitter.com/PDNhyMmI5i
— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) April 22, 2020
大陸版を追いかけているプレイヤーであればこちらもよくご存知かと思います。公式がツイートするオペレーター紹介文はかなり端折られており、特に一番ひどいのがグラウコス。大陸版では実装時の紹介では深海教会との関連性すら示唆されています。
グラウコスはエーギル地方で生まれたものの、幼い時から海から離れていた。この家族は海神の狂信者とも関係があると考えられており、これらに関しても彼女がエーギル地区から離れた原因でもある。
【アークナイツ】キャラクター紹介 グラウコス(格劳克斯 GLAUCUS)グラウコス(格劳克斯 GLAUCUS) 「グラウコス、本日着任。もう部屋に帰っても良い?」 「ドクターは何か言いたいことはある?大丈夫?それじゃあ...ここにいるよ」 代号:グラウコス 種族:未公開 出身:エイギル 精通:武器テスト、電磁学...
一方で日本版はそういった紹介は全て端折られています。このテキストはゲーム内にも存在しないので、現状日本語での資料が無い状態です。
Twitterの文字制限で全てを書ききれないというのは分かりますが、ならば公式サイトもあるのでそういった所で紹介してくれないだろうかと思います。
他にもコンビクションのトロッコ問題だったり、イースターエッグだったり、Webサイト系のARGコンテンツは全て展開されていません。展開されたものはおそらく意図せずして展開されたであろう喧騒の掟の中途半端なイースターエッグ位。
ちなみに私がずっと大陸版の情報に固執しているのはそういった事情があるから。日本版運営から提供される情報だけでは深堀りした際の底が浅すぎます。
不満点4:コミュニティでの催し物が薄い
Dear Doctor, our Head Hunting Program is still ongoing in full swing! For content creators who joined the program, you’ll receive supports for creating better content and monthly rewards. Please don’t hesitate to apply!
Entry: https://t.co/tNABwnQTDX#Arknights #Yostar pic.twitter.com/9O8DqPi9B7
— Arknights_EN (@ArknightsEN) October 15, 2021
EN版運営はかなりユーザーコミュニティを重視した環境となっており、公式Discordやコンテンツクリエイターの支援制度まで存在しています。
当初はEN版だけがユーザーフレンドリーなのかと思っていたらそんな事は無く、ユーザー数が非常に多く、おおよそそういった事をしなくても動画がバカスカ投稿されている大陸版ですらコンテンツクリエイターの支援に近しいものを開始しました。現在はニアーライトを中心にそういったコンテンツ投稿イベントをBiliBiliで開催しています。
それ以前に大陸版はほぼサイドストーリー毎にMMD杯やMAD杯のようなもの、攻略動画コンテストなどを開催しているので、ほぼTwitterで声優のサイン色紙と危機契約でiTunesカードやGoogle Playカードを抽選でばら撒いている日本版は何だかなあとは思います。
距離感は大事ですが、ユーザーと運営の間で大きな隔たりがある印象。バラエティ番組でよく言われる芸能人だけが騒いでいて視聴者は置いてけぼりになっているとかそんな感じ。
私のような大陸版中心のプレイヤーはどうでも良いとして、日本版で精力的に活動している投稿者なりには何らかの支援をしてあげて欲しいところ。そういったものが無くても好きな人は投稿を続けるでしょうが、そういった物を貰えるのであれば貰えるほうが嬉しいというのが投稿者としての性。ネタにもなりますし。
雑記
その他にも色々と不満点はありますが(最近の生放送冗長的じゃない?とか、イベントスケジュールの間隔がAとBのイベントの間隔は10日あったのにBとCの間は1日とかメチャクチャじゃない?とか、ハロウィンコーデもう1年半復刻してませんよ?とか)、この辺りは色々な問題があると思うのでわざわざツッコミはしませんが、やっぱり色々と不満点は出てきます。
日本版と大陸版で課金額が大幅に異なっているといったおま国要素がコラボ以外ではゲーム内には存在しないという事や、翻訳の質がどんどん上がっているのは運営の大きな功績だとは思います。コラボは仕方がありません、版権がややこしいでしょうから。
ただ、今の運営の形が続くのであれば、例え日本版が大陸版に追いついたとしても結局私は大陸版から物も情報も仕入れているんだろうとは思う次第です。