アークナイツストーリー翻訳

【明日方舟】吹雪過ぎ行く BI-4「慧可断臂」行動後 翻訳

(雪を踏みしめて歩く音)

エンシオディス
エンシオディス

……

ヤーカ
ヤーカ

旦那様、そろそろお水でも飲まれてはいかがですか。

ヤーカ
ヤーカ

昨日からまったく食事どころか水すら口にしておりません、この道を行ったあとには狩りにも参加されなくてはなりませんので、それではお身体が……

エンシオディス
エンシオディス

必要ない。

ヤーカ
ヤーカ

しかし――

エンシオディス
エンシオディス

これは私が決めたことだ。

エンシオディス
エンシオディス

二度も言わせないでもらいたい、マッターホルン。

ヤーカ
ヤーカ

……

ヴァイス
ヴァイス

そこまでにしましょう、ヤーカ兄貴。

ヴァイス
ヴァイス

ああなったら絶対に曲げない性格なのは兄貴だって知ってるじゃないですか、なのになぜ?

ヤーカ
ヤーカ

……もしかすればお飲みになってくれるかもしれないだろ。

ヤーカ
ヤーカ

旦那様は……あまりにも危険を冒し過ぎだ。

ヴァイス
ヴァイス

危険とチャンスは常に隣り合わせなんです、ずっとそうしてきたじゃないですか?

ヴァイス
ヴァイス

ぼくたちはただ旦那様に従っていればいいんですよ。

ヤーカ
ヤーカ

……

ヴァイス
ヴァイス

ふぅ……

ヴァイス
ヴァイス

寒いですね。雪も段々強くなってませんか?

ラタトス
ラタトス

おっそいわね。

ラタトス
ラタトス

アタシら両家を待たせるなんて、いいご身分だわ。

アクトス
アクトス

ヤツは自分の足でここに向かってきている、よい行いだ。

ラタトス
ラタトス

アンタが彼を誉めるなんて珍しいわね?確か聞いた話によると、彼はここまで来る最中、やたらめったら称賛されてたらしいわね。

ラタトス
ラタトス

でもねアクトス、気を付けたほうがいいわよ、数日もしたらアンタみたいな敬虔なイェラガンドの信徒がまたエンシオディスに変わっちゃうかもしれないから。

アクトス
アクトス

冷やかしなら遠慮してもらいたいな、ラタトス。

アクトス
アクトス

確かに私はエンシオディスなんぞを信用しちゃおらんが、ヤツが正しいことをしたのなら、私もその正しさを認めてやる。

アクトス
アクトス

もしそんなことを言うためだけに私をここに呼びつけたのなら、失礼させてもらうぞ。

ラタトス
ラタトス

アタシだってそんな暇じゃないのよ、アクトス。

ラタトス
ラタトス

ただ警告してあげたってだけ。

アクトス
アクトス

警告?このアクトスがお前に警告してもらう必要などどこにある。

ラタトス
ラタトス

ないとでも思ってるわけ?

ラタトス
ラタトス

アクトス、ここで言い合ったってお互いにメリットなんてないわよ。共通の敵がいる今、堅い盟友関係にあるのはアタシら両家なんだから。

アクトス
アクトス

……

アクトス
アクトス

私がいい争いをするような人間に見えるか、ラタトス。

アクトス
アクトス

お前やエンシオディスみたいな回りくどいやり方は好かん、私が見ているのはその人の行いだけだ。

ラタトス
ラタトス

行いしか見ないねぇ、ならちょうどいい。

ラタトス
ラタトス

そういうのなら二日前に起こった爆発の件について話してみましょうか。

アクトス
アクトス

なんだ、まさかあれはブラウンテイル家がやったとでも言いたいのか?フンッ、デタラメを言うな、あんなド派手なことをするようなお前ではない。

アクトス
アクトス

それとも、首謀者が誰なのかわかったのか?

ラタトス
ラタトス

……知ってるって言ったら?

アクトス
アクトス

――それは本当か?

ラタトス
ラタトス

イェラガンドに誓って。

ラタトス
ラタトス

アクトス、アタシらの援軍が一体誰なのか、アンタにわかるかしら?

ショルース
ショルース

モージ、モージ!

ショルース
ショルース

まったく、どこをほっつき歩いてるのよ……!?

モージ
モージ

奥様、お探しですか?

ショルース
ショルース

そんなの聞かなくても分かるでしょ!?

ショルース
ショルース

いつもならサッと現れるくせに、肝心な時に限ってほっつき歩くんだから!今回の狩りはちゃんと準備しなきゃダメって言ったでしょ……まあいいわ、それで準備はどう?

ショルース
ショルース

正直に言うけどね、モージ、あなたは私の部下で一番戦士として頼りにしてるんだから。

ショルース
ショルース

今回私がブラウンテイル家に華を添えられるかどうか、ラタトスのクソ女にギャフンと言わせてやれるかどうかは、全部あなたの行動次第なんだからね!

モージ
モージ

……

モージ
モージ

奥様、お言葉ですが……

ショルース
ショルース

言いたいことがあればはっきり言いなさい、モゴモゴしてないで!

モージ
モージ

はい。

モージ
モージ

私が思うに、もし奥様が本気で今回の儀式でいいパフォーマンスを見せたいと、ラタトス様に刮目させたいと思っておられるのなら、狩猟に着目するだけでは、おそらく足りないかと思います。

ショルース
ショルース

そんなの知ってるわよ……けどそれ以外にないじゃない?

ショルース
ショルース

ラタトスはいつだって先手先手を考えているわ、ちっとも私にチャンスを譲らずにね。フンッ、確かにアイツは私よりちょっと頭がいい、それは認めてやるわ。

ショルース
ショルース

けど私だってやれる……ただの穀潰しじゃないって証明してやりたいのよ!

ショルース
ショルース

だから今回はなんであれ私を担ぎ上げなさい、いいわねモージ!

ショルース
ショルース

私たちであのクソ女の高慢な態度をへし折ってやりましょう、絶対私のすごさを思い知らせてやるんだから!

モージ
モージ

……

モージ
モージ

……奥様がブラウンテイル家に強い思いを抱かれてるのは重々承知しております。

モージ
モージ

ですので、なおさら狩猟だけを重きに置いてはなりません。

ショルース
ショルース

じゃあ教えてちょうだい、私たちはほかに何ができるの?

モージ
モージ

もし私を信用して頂けるのでしたら――

ショルース
ショルース

なにバカなこと言ってるの、私があなたを信じないで誰を信じればいいのよ?

モージ
モージ

……

モージ
モージ

ありがたいお言葉に感謝致します、ショルース様。ではこの件についてはどうぞ私にお任せください、私に考えがございます……ただ機を窺う必要もありますので、今のところまだ下手には動けませんが。

モージ
モージ

それとショルース様におかれましては、順調にことを進めるためにも、どうかユカタン様にも口外しないようにお願い致します。

ショルース
ショルース

ユカタンにも言っちゃダメなの?

ショルース
ショルース

まあそうよね、あいつだっていっつも私を小娘みたいに扱って邪魔しにくるんだもの。それにラタトスにチクったりしてるし、知らないとでも思わないでよね……

ショルース
ショルース

なら全部あなたに任せるわ、モージ!絶対ガッカリさせないでよね!

モージ
モージ

もちろんでございます、どうかご安心くださいませ……

モージ
モージ

……必ずや、ショルース様に注目を浴びせて差し上げます。

エンヤ
エンヤ

「鈴の音はあのお方の最も澄みきった心、あのお方を愛する者であればみな等しく鈴の音に首を垂れ、敬虔なる民であればイェラガンドは尽くその者たちお目を注いでくださる。」

エンヤ
エンヤ

――時刻を知らせる鐘の音が今しがた鳴りました。

エンヤ
エンヤ

あと少しで遅れるところでしたね、エンシオディス様。

エンシオディス
エンシオディス

何卒お許しを。

エンシオディス
エンシオディス

真理へ通ずる道はいつだって険しいものでございます、きっとこれはイェラガンドからこのエンシオディスに与えられた試練なのでしょう。

エンヤ
エンヤ

トゥリカムからカランド霊山まで徒歩、確かに辛苦な道のりと言えますね。

エンヤ
エンヤ

しかし……あなたにはぜひとも正しい道を歩かれて頂きたいものです。

エンシオディス
エンシオディス

巫女様からそのような祝福の言葉を頂けたのなら、この先の道は自ずと明朗となりましょう。

エンシオディス
エンシオディス

今この時でも、私はイェラガンドの教えに従って歩んでおられますのでどうぞご心配なく。

エンヤ
エンヤ

……

エンヤ
エンヤ

本当に弁舌が達者なことですね、エンシオディス様。

エンシオディス
エンシオディス

恐縮でございます。

エンシオディス
エンシオディス

今回巫女様が自らお出迎えに来られて頂いて、誠に恐れ入ります。

エンヤ
エンヤ

エンシオディス様がわざわざ伝統たる巡礼を行われてるのなら、そちらのメンツに泥を塗るわけにはいかないので。

エンシオディス
エンシオディス

大長老は今どちらに?

エンヤ
エンヤ

大長老なら今祭祀の準備に取り掛かっています、そのため私がお迎えに上がりました。

エンヤ
エンヤ

今回の聖猟ですが、イェラガンドの意向に従い、私も皆様と共に赴き、儀式を全うするつもりです。

エンシオディス
エンシオディス

つまり……巫女様自らが狩場へ向かわれると?

エンシオディス
エンシオディス

……

エンヤ
エンヤ

どうしました?もしやエンシオディス様も私のこの行いは軽率なものとお思いですか?

エンシオディス
エンシオディス

……いえ、決してそのようなことは。

エンシオディス
エンシオディス

ただ感慨深く思っただけでございます――どうやら巫女様は徐々に御三家を統率する指導者としての自覚を持ち始められたのですね。イェラグにとって幸福なことです。

エンヤ
エンヤ

然るべきことをしただけです。

エンシオディス
エンシオディス

……

エンヤ
エンヤ

……

侍女
侍女

巫女様、エンシオディス様、聖猟がもう間もなく開始致しますので、お早めにご参列をば……

エンヤ
エンヤ

……確かにそろそろ時間ですね。

エンヤ
エンヤ

では私と共に参りましょう、エンシオディス様。

エンシオディス
エンシオディス

お先にどうぞ。

エンヤ
エンヤ

……

エンヤ
エンヤ

エンシオディス様。

エンシオディス
エンシオディス

なんでしょう?

エンヤ
エンヤ

あなたが歩まれている道の是が非だろうと、イェラグにはイェラグの向かうべき方角があります。

エンヤ
エンヤ

イェラガンドの民にとって代わって決断を下せる者は存在しませんよ。

エンシオディス
エンシオディス

……

エンシオディス
エンシオディス

……私も同じことを考えておりました。

エンシオディス
エンシオディス

是非や良し悪しは他人によって決められること。道筋が現れて今、私も足を退く道理はございません。私はただ……

エンシオディス
エンシオディス

――己の義務を果たしただけです。

エンヤ
エンヤ

イェラガンドの共に。

エンヤ
エンヤ

今代の巫女がここに宣誓する。

エンヤ
エンヤ

イェラグの秀でた戦士たちを率いて、山々に隠れるイェティらを引きずり出してこれを滅し、イェラグに安寧をもたらさん。

アクトス
アクトス

イェラガンドと共に。

アクトス
アクトス

このアクトス、ペルローチェ家の戦士たちを引き連れて、巫女様と共に山々に隠れるイェティを打ち滅ぼさん。

アクトス
アクトス

そして豊か極まる獲物をこの地へ持ち帰ろう。

ユカタン
ユカタン

イェラガンドと共に。

ラタトス
ラタトス

このラタトス、ブラウンテイル家の戦士たちを引き連れて、巫女様と共に山々に隠れるイェティを打ち滅ぼさん。

ラタトス
ラタトス

そして巧み極まる獲物をこの地へ持ち帰ろう。

エンシオディス
エンシオディス

イェラガンドと共に。

エンシオディス
エンシオディス

このエンシオディス、シルバーアッシュ家の戦士たちを引き連れて、巫女様と共に山々に隠れるイェティを打ち滅ぼさん。

エンシオディス
エンシオディス

そして獰猛極まる獲物をこの地へ持ち帰ろう。

エンヤ
エンヤ

信仰をイェラガンドに、繁栄はイェラグに。

大長老
大長老

……信仰をイェラガンドに、繁栄はイェラグに。

???
御三家当主

信仰をイェラガンドに、繁栄はイェラグに。

???
その場にいた大衆

――信仰をイェラガンドに、繁栄はイェラグに!

エンヤ
エンヤ

では皆様、礼装の準備は整っておりますね。

エンヤ
エンヤ

参りましょう!

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