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【明日方舟】10章 破砕日輪 10-1「追われる者」翻訳

ロンディニウム オークトリッグ区
ザ・シャードのビル内部

テレシス
テレシス

我々の行程もいよいよ終盤だ。

テレジア
テレジア

……嵐の音が聞こえるわ、彼らの耳にも届いている。

テレジア
テレジア

私にこう訴えかけているの、この音が好きだって。今すぐにでもこの嵐の一部となって、意のままに空の中で雄叫び、この眼下に広がる憎き都市を呑み込んでやりたいって。

テレシス
テレシス

願ってもないことだ。

テレシス
テレシス

十日後、飛行艇が竣工する。その時になれば、ヤツらもロンディニウムの上空へと飛び立ち、この嵐の導き手となってくれるだろう。

テレジア
テレジア

その時は私も彼らと共に行くわ。

テレシス
テレシス

それも計画のためだ。私がこのザ・シャードを守ってやらねばならない以上、我らの空中の軍勢を指揮する人はお前でなくてはならない。

テレジア
テレジア

いいえ、テレシス、そういう意味じゃないわ。

テレジア
テレジア

私と彼ら、私たちは共に行くしかないのよ。

テレシス
テレシス

――

テレシス
テレシス

そうか。

テレシス
テレシス

なら行動に移る前に、引き続きお前には自分の責務を果たしてもらう。

テレシス
テレシス

王宮はお前を必要としている、我々の戦士も信頼たり得る主君が必要だ。

テレシス
テレシス

加えて、私と比べてお前の方が建設に長けている。お前が王宮会議に出席してくれて以降、こちらの施工速度は10%も上昇した。

テレジア
テレジア

自分のやるべきことなら憶えているわ。

テレジア
テレジア

それと気づいたんだけれど、あの護衛たちを……外したらしいわね、あなた。聴罪師から文句言われなかった?

テレシス
テレシス

お前の周囲にいた護衛たちを外したのは軍事委員会の決定だ。一番肝心な時期に起こる危機に備えて、我々は今以上に哨兵が必要だからな。

テレジア
テレジア

必要なら、私も前線に行くけど。

テレシス
テレシス

お前はここに残れ。この塔……そして飛行艇、この二つは我々の計画の要なのだ。

テレシス
テレシス

この二つの行程が終了すれば、カズデルはどの国家にも対抗しうる力を持つようになる。

テレジア
テレジア

どの国家にも対抗しうる力、ね……

テレジア
テレジア

あなたの野心は最初から知っていたけど、それも聞くたびに、信じがたい話だわ。

テレシス
テレシス

ヤツらは我々の再起を許してくれないかもしれない、お前はいつもそう心配していたな?

テレシス
テレシス

だが直にその心配も必要なくなる。

テレジア
テレジア

そうね。

テレジア
テレジア

――もし私たちが嵐の動きすら掌握できたのなら、もはや誰しもが頭上を覆う暗雲に憂うことはなくなるわ。

テレシス
テレシス

過去において、我々サルカズは追われるばかりであった。

テレシス
テレシス

その度に我々は廃墟から立ち上がり、故郷を建て直してきた。そしてその度に我々は故郷が無残にも引き裂かれていく様を見てきた、ヤツらが引き起こした戦争によって。

テレジア
テレジア

サルカズ……サルカズ。私たちは根無し草なのね。

テレシス
テレシス

それはなぜか?なぜならばヤツらがいい土地を占領し、我々がそこに根を張ることを許さなかったからだ。

テレシス
テレシス

二百年前のあの戦争でも、我々は死力を尽くして、ようやく外敵を退いた――だがそれでもカズデルを守ることは叶わなかった。

テレシス
テレシス

それからして、我々はどれだけの時間を費やし、各地で散り散りになった残党たちを召集した?

テレシス
テレシス

またどれだけの時間を費やして――

テレシス
テレシス

ヴィクトリアとウルサスの目を掻い潜って、ヤツらの気に食わぬ破片を集めてはヤツらの気に食わぬ荒地へと運び、再びカズデルを建て直した?

テレジア
テレジア

二百年?

テレシス
テレシス

そうだ、我々は二百年もの歳月を費やしてしまったのだ。

テレシス
テレシス

ではその次は何が起こると思う?仮に我々のカズデルがまた戦火に滅ぼされたとしよう、その際我々は再び建て直すのにどれほどの時間を費やさなければならないのだろうか?

テレシス
テレシス

五百年か――それとももっとか?

テレシス
テレシス

敵がああも図に乗るのは、我々がもはや流浪に慣れてしまっていたからだ。

テレシス
テレシス

度重なる滅びとて、このサルカズの魂を滅することは不可能かもしれないが、それでも確実に我々を骨抜きにしてきた。

テレシス
テレシス

今のカズデルは故郷ではない、ただひしめき合う居場所に過ぎないのだ。

テレシス
テレシス

多くのサルカズたちは外の大地を彷徨うばかりで、目には明日のパンしか入らず、遠い夢も持たない。

テレシス
テレシス

さらには王宮でさえも……カズデルに伝わる十王宮の伝説でさえも、今ではそのほとんどがただのもぬけの殻と化した。

テレジア
テレジア

……だからあなたはこの戦争を求めていたのね。

テレシス
テレシス

私が求めているのではない、サルカズたちが必要としているからだ。

テレシス
テレシス

今回、戦火は我々の足元から燃え広がる。ヴィクトリアも、ウルサスも、リターニアも……どの都市であろうと、どの土地であろうとこの戦火から逃れることはできない。

テレシス
テレシス

そしてこの百年内に、敵共はもはやカズデルに目を向ける余力すら失うだろう。

テレシス
テレシス

いや、それだけではない、我々が嵐を導く力を得た暁には――ヤツらはむしろサルカズを恐れるようになる、向かってくる嵐を恐れるようにな。

テレシス
テレシス

その嵐は今……私たちがいるこの塔の頂に集っている。

テレジア
テレジア

なら彼らはそんな嵐の中心にいる私たちを目に捕らえるはず。サルカズの敵であれば誰だろうと、全力を尽くして私たちを阻止しにくるはずだわ。

テレシス
テレシス

来るなら来させればいいさ。

テレジア
テレジア

……その際は、自分ですらその降りかかる雷に打たれて身を燃やすことになるわよ、恐ろしくないの?

テレシス
テレシス

お前はバベルを立ち上げた時、反対する者たち全員が自分に刃を向けると分かっていたはずだ――その時お前は恐れていたか?

テレジア
テレジア

……

テレシス
テレシス

お前が己の命で建てたバベルはもう崩れた、前のカズデルのように。

テレシス
テレシス

だが今、我々はここに立っている――新しい塔が、新しい機会が建てられたのだ。

テレシス
テレシス

今のロンディニウムを見てみろ。お前はさっきまで王たちの会議を主導していたんだろ、まさか気付いていないのか?

テレシス
テレシス

我々の間にあったあの無駄な戦争が始まるよりも前に、これほどサルカズたちが一致団結した場面は見たことがない。

「今しがた市外の駐屯地に戻るところでしたぞ、テレジア殿下。」

「分かっているわ、ナハツェーラーの王よ。今回の会議はなるべく短めに済ませるから。」

「貴公はいつもそそっかしいな、ナハツェーラー。そんなに我らと相集うのがお嫌いか?」

「私は君ほど暇じゃないのでね、ブラッドブルード。ロンディニウムの外には十万もの大軍が屯しているのだ、私や私の将校たちは一刻の油断も許されんのだよ。」

「では私と代わってくれ。ちょうど市内にいるあの煩わしい貴族どもに嫌気がさしていたんだ。」

「テレシス、貴公のあのガリアのお友だちだが、ヤツも差して変わらん、愚かで鬱陶しい。」

「私の堪忍袋がいつ切れるか、私でも分かったもんじゃないぞ。」

「ヤツの首ならもう少しだけ繋げておいてやれ。これ以上市内のヴィクトリア軍から面倒をかけられては適わんからな。」

「いいだろう。しかし、もう一人役立たずがいるようには思わなんかね?」

「それはボクのことかな、ブラッドブルード?これでもボクはこれから大事な任務があるんだ、ねぇ、両殿下?」

「そうだ。ロンディニウムを掌握するためにも、お前たちの力は必要不可欠だ。」

「聴罪師、お前が出したトランスポーターからの情報は届いているか?」

「マンフレッドが再三諭してくれたおかげで、すでにリッチがロンディニウムに向かって来ております。」

「残ったのはウルサスの北境で妖魔と対峙してるウェンディゴだけになりました。彼らにもはや王宮は存在しておりません。」

「それとサイクロプスから手紙が届いております、いつものように、悲惨な結末を描いておりましたよ――ロンディニウムは火によって三つに分かれ、ザ・シャードは幾百もの雷に打たれて崩壊する、そして摂政王は……ええ、摂政王様の結末も予言なされておりました。」

「続けろ。」

「あなたは聖王会に属する西方教会地下にある王座で孤独に死ぬ、と。」

「手紙を送り返してやれ、心がけ感謝する、とな。」

「では引き続きガーゴイルの捜査に当たれ。失われた血脈であれば、見つけ次第その者たちにも招待を送ってやれ。」

「軍事委員会は諸王宮と共に、この戦争を勝利に導かなければならないからな。」

テレシス
テレシス

もしサルカズに生まれ変わるチャンスがあるとすれば、今回がその唯一のチャンスだ。

テレジア
テレジア

……たくさん人が死ぬわよ。

テレジア
テレジア

たくさん……ヴィクトリア人、それに大勢のサルカズだって。人々の血がこの灰色の都市を徹底して塗りつぶし、雷鳴を覆すほど悲痛な叫びを上げるわ。

テレシス
テレシス

これは戦争だからな。我々とヤツら、一万年にも及ぶ、終わりなき戦争だ。

テレジア
テレジア

そうね、戦争……私たちサルカズはそうして生き残り続けてきた。

テレシス
テレシス

何か異議があるのなら言え。

テレシス
テレシス

昔に何度もしてきたように、私の計画にあるリスクを指摘してくれ。

テレジア
テレジア

異議ならないわ。

テレシス
テレシス

ない……のか?

テレジア
テレジア

あなたが私の脳内にある声が聞こえるのなら分かるはずよ、彼らが私に第二の選択を与えることはない、と。

テレジア
テレジア

もしこの戦争が本当にサルカズを滅びの輪廻から抜け出させてくれるのなら……もしこの嵐が本当にサルカズの恨火を消し、無数の亡霊を解脱させてくれるのなら……

テレジア
テレジア

私はあなたと共に行くわ、私たちの理想を叶えるために。

テレシス
テレシス

……

テレシス
テレシス

いいだろう。

テレシス
テレシス

それともう一つ伝えたいことがある――

テレシス
テレシス

ロドスがすでに向かってきているぞ。

6:30a.m. 天気/曇り
ロンディニウムから527km離れたところにある、廃棄採掘所の作業プラットフォームにて

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

ケルシー先生、停泊工程はあと一時間と48分後に行われます。

ケルシー
ケルシー

わかった。その前に、接舷区画が正常に使用できるかどうか確認してくれ。

ロドスオペレーター
ロドスオペレーター

分かりました、なるべく障害が起こらないようにしておきます。

ケルシー
ケルシー

ワルファリン、重篤患者はきちんと移転してやったか?

ワルファリン
ワルファリン

安心しろ、手術の予定がある最後の三人を除けば、移動病床はすぐにでも設置できる……

ワルファリン
ワルファリン

それとあまり急かさないでもらえないか?そなたがムッとした顔でここに立っていたら、こちらの医療オペレーターたちも堪らずそなたの顔を伺うハメになるではないか。

ケルシー
ケルシー

……今は切迫してる状況にある。

ワルファリン
ワルファリン

わかったわかった、冗談はなしだ。

ワルファリン
ワルファリン

ヴィクトリアに入ってから、妾たちは毎日戦争みたいな日を送ってきた。あんな大勢なオペレーターたちがそなたによって移されていなければ今頃は……

ケルシー
ケルシー

ロドスは正常に運航されなければならない。

ケルシー
ケルシー

ワルファリン、第一回の決議会議で、私たちはすでに共通認識を得ているはずだ。

ワルファリン
ワルファリン

別に異論があるわけではない。四年前、そなたがMon3tで妾をこの船に縛り付けた時から……

ケルシー
ケルシー

ん?

ワルファリン
ワルファリン

……妾をロドスに招待した時のことだ、その時に言ったはずだろ、妾はあくまで医者としてそなたと鉱石病の研究を共にするとな。

ワルファリン
ワルファリン

“新たな魔王と共にカズデルへ帰還する”など、最初から妾の協力契約条項には入っておらん、カズデルの箇所をロンディニウムに置き換えても同じだ。

ケルシー
ケルシー

こちらの大多数のオペレーターたちにとっても、それは同じことだ。私とてオペレーターたちを彼らの長期的な目標とは無関係な任務に放り込むつもりはない。

ケルシー
ケルシー

なにより、ほかに取らざるを得ない行動がこちらにあったとしても、各地にいる感染者を放っておくわけにもいかない。

ワルファリン
ワルファリン

はぁ、その工程さえなければ、ロンディニウムにはもう何名かエリートオペレーターを送り込めたはずなのに。

ワルファリン
ワルファリン

今頃アーミヤたちはどうしているのやら……

ケルシー
ケルシー

彼女たちがロンディニウムの付近まで到着したら、自ずと連絡は入ってくるさ。

(無線音)

アーミヤ
アーミヤ

偵察隊、両翼の状況報告を!

アーミヤ
アーミヤ

……了解、脅威は確認できず。

アーミヤ
アーミヤ

クロージャさん、前方進路の安全が確認できました、エンジニア隊も追随してきてください!

クロージャ
クロージャ

はいよー!

クロージャ
クロージャ

ドクター、まだ歩けそう?よかったらアタシのドローンに乗せてってあげようか?

 

ドクター
ドクター

・まだ歩ける、平気だ。
・……
・いつになったらドローンにその機能が搭載されるんだ

クロージャ
クロージャ

そうだねぇ……結構いいアイデアでしょ。

アーミヤ
アーミヤ

ドクター、もうしばらくの辛抱です、この危険地帯を抜ければ、車両に乗って休めますからね。

アーミヤ
アーミヤ

その時になったらこちらからケルシー先生に連絡を入れておきましょう……きっとすごく心配してると思いますので。

ドクター
ドクター

・本艦のほうは上手くいってるのだろうか。
・向こうからの連絡も欲しいところだ。

アーミヤ
アーミヤ

安全のためにも、こちらがロンディニウムに接近するまでは発信機を使用してはならないんです。

アーミヤ
アーミヤ

どんな些細な信号でも付近の公爵軍に察知される可能性がありますので。いや、あるいはもっと酷いことになる可能性だって……ドクター、今テレシスに私たちの居場所を察知されるわけにはいきません。

アーミヤ
アーミヤ

ですので、どうか私に任せてください。

アーミヤ
アーミヤ

ロドスがヴィクトリアへ進入する計画が始まってから、ケルシー先生もドクターもずっと航行ルートの安全模索で忙しくしていましたよね、だからこれからは私がその重荷を背負います、そう約束しましたじゃないですか。

アーミヤ
アーミヤ

ドクターには少しだけでも休んでいてほしいんです……精神面だけでも。

アーミヤ
アーミヤ

さあドクター、進みましょう。

ワルファリン
ワルファリン

なあ、この数か月の間に妾たちはどうやって忍び込んだんだ、順調すぎて疑わしくなってくたぞ。

ワルファリン
ワルファリン

あの老いぼれどもがロンディニウムで一堂に会しているというのに、それでも妾たちの跡を見つけられていないなんて……ケルシー、さては妾の知らないまやかしの類でも使ったのか?

ケルシー
ケルシー

……もしロドスをステルスにできるといった類のアーツがあるとすれば、十数年前からとっくそれを使っていたはずだ。

ワルファリン
ワルファリン

はは、これはいけない、忘れるところであった。“採掘場廃棄工業装備リサイクル機構”……だったな?

ワルファリン
ワルファリン

妾たちはこの名称のおかげでここまでの通行許可と停泊許可を入手してきた。ドクターの閃きのおかげだな。

ケルシー
ケルシー

ドクターはある分野において……独特と言わざるを得ないほどの思考を有しているのは確かだ。

ケルシー
ケルシー

それに、ここ数年エンジニア部を率いて、廃棄物のリサイクルに応用できる技術を開発してくれたクロージャの個人的な趣味にも感謝しないとな。

ケルシー
ケルシー

とにかく、悪くない名目だ。加えて何人かの盟友の援助のおかげもあって、今のところこの計画は成功してると言えよう。

ケルシー
ケルシー

ここから先は……アーミヤとヴィーナ次第だ。

シージ
シージ

左に二人、右に四人だ、インドラ?

(インドラが相手を殴って倒す)

インドラ
インドラ

片付いたぜ。

シージ
シージ

右側のほうは?

モーガン
モーガン

チッ、輩のせいで少し時間を無駄にしたが、こっちも片付いたよ。

シージ
シージ

……ダグダのほうは?

(鉤爪と矢が当たる音)

インドラ
インドラ

鉤爪と矢が当たる音が聞こえたぜ。

シージ
シージ

後方に敵はまだいるか?

インドラ
インドラ

彼女に任せておきな、心配はいらねぇよ。

インドラ
インドラ

おい、ここにまだ一人隠れていやがったぞ――!

(インドラが駆け寄って殴り倒す)

シージ
シージ

……これでいなくなった。

シージ
シージ

あとはダグダだけか……

インドラ
インドラ

聞けよヴィーナ、後ろが静かになったぞ。ほら言ったろ、彼女に任せておきなって。

シージ
シージ

よし。先鋒隊、任務完了だ。

シージ
シージ

すぐアーミヤに知らせろ、近くの貴族巡査兵は片付いた、進んでいい、とな。

アーミヤ
アーミヤ

……進路確保、負傷者はなし。

アーミヤ
アーミヤ

通信機も稼働を再開。

アーミヤ
アーミヤ

ドクター……もうすぐロンディニウムですよ。

ドクター
ドクター

。ようやくここまで来たか。
・……
・ようやく休めるのか?

アーミヤ
アーミヤ

待ってください、ドクター……ジェシカさんから連絡が。

アーミヤ
アーミヤ

あっ……次のフェーズに移る前に、オペレーターを何人か別の任務に当たらせる必要が出てきました。

アーミヤ
アーミヤ

二名の人員の救助任務です。一人はBSWの仲間で、もう一人はロンディニウムへの潜入を手助けしてくれるキーパーソンです。

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