アークナイツストーリー翻訳

【明日方舟】10章 破砕日輪 10-14「狙い定めよ」行動前 翻訳

マンフレッド
マンフレッド

一般市民が三十人、兵士が九人足りていないな。

マンフレッド
マンフレッド

ロドス……

マンフレッド
マンフレッド

色々と邪魔をしてくれたようじゃないか。

サルカズの戦士
サルカズの戦士

将軍、残存していたダブリン兵たちの人数整理がまとまりました。

マンフレッド
マンフレッド

ヤツらにチャンスを与えてやろう。

マンフレッド
マンフレッド

我々に加入する者がいれば、傭兵部隊に加えておけ。

マンフレッド
マンフレッド

加わろうとしないのなら……分かっているな?

サルカズの戦士
サルカズの戦士

了解しました!

???
???

あまり芳しい戦果とは言えませんね、マンフレッド将軍。

マンフレッド
マンフレッド

……まだここにいたのか、聴罪師のトランスポーター。

(聴罪師直属の衛兵が近寄ってくる)

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

首領も摂政王同様、この精彩に欠ける戦況を憂慮されておられますよ。

マンフレッド
マンフレッド

ブラッドブルードの大君も同じことを思っているだろうな。

マンフレッド
マンフレッド

なんせ、昨晩あのお方が動いてくださったおかげでこちらも随分と負担が減った、戦果に満足しておられれば手を貸して頂けるはずもない。

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

そうそう、その大君様から伝言がございます、ここの空気はひどく濁っている、あまり長居はしたくない、と。

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

現在はとある工場主の住処を借りて、しぶしぶ遅めのディナーを楽しんでおられますよ。

マンフレッド
マンフレッド

借りた?

マンフレッド
マンフレッド

大君が“借りた”という住処の持ち主……その人が我々の協力者でなければいいのだがな。

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

気にしてらっしゃるところはそこですか?

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

ここの工場は生産効率が悪い、我々にさほど有用な物資を提供してはくれません、残してしまえばかえって害虫が湧いて出てきてしまう。

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

大君様のご辛抱もあと一晩限りですよ。

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

もし満足いく宴会を設けられないのであれば、私のやり方でこの薄汚い街を“キレイに”する、とも仰っておりましたよ。

マンフレッド
マンフレッド

……

マンフレッド
マンフレッド

それは大君の意志か?軍事員会の意志ではあるまいな?

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

あなたはいつも無関係な事象に気を取られ過ぎです、そのせいでいつまで経ってもこの弾丸飛び交う地に留まるハメになっておるのですよ。ただご心配なく……殿下は依然としてあなたに高い期待を抱いておられますとも。

マンフレッド
マンフレッド

……では大君に伝えてくれ、先ほどの支援に感謝する、すぐ次の段階へ移行するとな。

聴罪師直属衛兵
聴罪師直属衛兵

それは結構。では我ら一同、あなたの戦果に期待しておりますよ。

(聴罪師直属の衛兵が立ち去る)

マンフレッド
マンフレッド

……

(ヘドリーが近寄ってくる)

ヘドリー
ヘドリー

前線に立つよりも、王宮の者との会話のほうがよっぽど疲れるだろ?

マンフレッド
マンフレッド

そんなところに隠れていたのか。

ヘドリー
ヘドリー

先に言っておくが、サボってはいないぞ。

マンフレッド
マンフレッド

その失いかけた腕を下ろしたまえ。それで、その傷どうしたのだ?古い知人の爆弾にでもやられたか?それとももう一人の古い知人にでも斬られてできたか?

ヘドリー
ヘドリー

痛みでその辺の記憶は曖昧なんだ、すまないな。

マンフレッド
マンフレッド

とはいえ剣を振るえる腕はまだ残っている、彼女二人に情けをかけられたな。

ヘドリー
ヘドリー

……

マンフレッド
マンフレッド

直に夜明けだ。

ヘドリー
ヘドリー

……そうだな。

マンフレッド
マンフレッド

壁に寄りかかって呆けてる場合ではないぞ。休憩時間は終わりだ。

ヘドリー
ヘドリー

傭兵に休みを申請する資格はない、だろ?

マンフレッド
マンフレッド

行くぞ、まだまだこの戦いは終わっていないからな。

クロウェシア
クロウェシア

負傷者はどのくらい?すぐその者たちを治療してあげて!

医療オペレーター
医療オペレーター

私もお手伝いします!

クロウェシア
クロウェシア

ええ、ありがとう。

クロウェシア
クロウェシア

ハマーを呼んできて。退去を早めなければいけなくなったわ。

クロウェシア
クロウェシア

それと……トランスポーターを市外に送ってやってちょうだい。最悪ほとんどの人員を市外に移転する準備をしておかなければならなくなったわ。

自救軍の戦士
自救軍の戦士

了解しました!

クロウェシア
クロウェシア

それで、シージさん……

シージ
シージ

……

クロウェシア
クロウェシア

シージさん?

シージ
シージ

あっ……すまない、貴様の声を聴いてるといつもぼんやりしてしまうのでな。

クロウェシア
クロウェシア

きっと疲れてるのよ。みんな疲れ切っているわ。

シージ
シージ

私ならまだ平気だ、気遣い感謝する。

クロウェシア
クロウェシア

あなたが持ち帰った例の情報――つまり六番隊は極めて恐ろしいアーツによって全滅させられたって情報のことだけど、私たちからすれば極めて重要な情報だと言えるわね。

シージ
シージ

もっとはやく地上に上がって彼らの状況を確認してやればよかった……

クロウェシア
クロウェシア

いいえ、それではあなたまでも危険に巻き込んでしまっていたかもしれない。

クロウェシア
クロウェシア

それにもう十分やってくれたわ、もしあなたが迅速に動いてくれなかったら、六番隊どころか、ほかの戦士たちやあなたたちまでもヤツに出くわしていたところよ。

シージ
シージ

ヤツとは一体誰なんだ?サルカズ兵たちはみな“大君”と呼んでいたが。

クロウェシア
クロウェシア

……三か月前、ロンディニウムでとある貴族のパーティが開かれていた。

クロウェシア
クロウェシア

酒やワインが交わされて始まったそのパーティは、一晩中盛り上がっていた、けど二日目の朝、掃除しにきた使用人が見たのは、レコードの音楽だけが聞こえる、もぬけの殻となっていたパーティ会場だった。

シージ
シージ

貴族たちは死んだというのか?

クロウェシア
クロウェシア

ほとんどが同時に、そして一瞬にして殺されていたわ。それに死んでもなお、一部の人はグラスを手に持つ姿勢を保っていたままだった。

シージ
シージ

……

クロウェシア
クロウェシア

亡くなった人たちの中には私たちと関わりを持っていた者たちもいたの。ハイディも彼らのことをよく知っていたわ。

ハイディ
ハイディ

ええ。

ハイディ
ハイディ

そのパーティで、私は数名の旧友を失ってしまいました、自救軍もその区域での情報網を失ってしまって……

クロウェシア
クロウェシア

私たちが城壁の縁まで撤退したのは……そういう理由があったからよ。

クロウェシア
クロウェシア

けどハイディが頑張ってくれたおかげで、せめてもの勢力を保つことはできた、もうしばらく待てば、サルカズたちと正面衝突できるぐらいには回復する。

クロウェシア
クロウェシア

けどその前に……依然としてあの恐ろしいサルカズの目を掻い潜って撤退を余儀なくされているのが現状ね。

クロウェシア
クロウェシア

アーミヤ、もしかしたらそのサルカズのことを知ってるんじゃないかしら?

アーミヤ
アーミヤ

……

アーミヤ
アーミヤ

もし私の予測が正しければ、今私たちの頭上で跋扈してるのは……ブラッドブルードではないかと。

クロージャ
クロージャ

……うーん、こりゃ大変だな~。

フェスト
フェスト

どんぐらい大変なんだ?

クロージャ
クロージャ

この破片を組み立てるぐらいなら新しく作ったほうが簡単ってぐらい大変だよ。

フェスト
フェスト

でももう素材がないぞ。

クロージャ
クロージャ

マジで?

フェスト
フェスト

ロンディニウムにあるほとんどの工業素材はサルカズに握られちまってる、戦闘で役に立たないおもちゃ用のガラクタを見つけ出すなんざ無理がある。

クロージャ
クロージャ

君たちの作業環境ってばやっぱりあれだね……

フェスト
フェスト

素寒貧ってか?言いたきゃ言いな、どうせ指揮官はここにいない、聞こえやしねえよ。

クロージャ
クロージャ

……チャレンジ精神に溢れてるね。

フェスト
フェスト

クロージャ……

クロージャ
クロージャ

なに?

フェスト
フェスト

お前、そのチャレンジ精神溢れてるーって言った時、その、目が……“物理的に”光ってたぞ?

クロージャ
クロージャ

え?マジで?たぶん興奮してたのかな……怖がらせちゃった?

フェスト
フェスト

いや……まあ平気だ。

フェスト
フェスト

実を言うとな、お前と会ってから分かったんだ……人を殺さないサルカズもいるんだなって。

クロージャ
クロージャ

そ、そりゃそうさ~……殺しを好まないサルカズだっているからね、たとえばアタシとか。

クロージャ
クロージャ

とはいえ、アタシはブラッドブルード、戦力にならなくても多少は使える素質ってもんがあるさ!

フェスト
フェスト

なっ、ななななんだこの手際の速さは!?これなら俺が一週間もかかる作業も一晩で終わらせられるんじゃないのか!?

クロージャ
クロージャ

そりゃね~、じゃなきゃロドスの大黒柱は務まらないって~。

クロージャ
クロージャ

アタシの目を見て分かったでしょ、もしロドスが全員ブラッドブルードだったら、夜間の作業に困ることもなくなるし、電気代だって今の半分だよ!

フェスト
フェスト

ブラッドブルードって……やっぱみんなエンジニアに長けてるもんなのか?

クロージャ
クロージャ

そんなことはないよ!ほかにも……ほか、にも……

フェスト
フェスト

えっ、どうしたんだ?急にガタガタ震えちまって。

クロージャ
クロージャ

まさかおっかない古巣に近づく感覚を久しぶりに味わうことになるだなんて、ロンディニウムめ~……ほら見て、おかげでアタシの誇りある両腕がカチコチだよ!

フェスト
フェスト

まさか、六番隊が出くわしたのって……

クロージャ
クロージャ

そうじゃないことを願うばかりだよ。

クロージャ
クロージャ

もしそうだとしたら……一つだけ警告しておこう、非常~にキツイやつをね。

クロージャ
クロージャ

万が一……万が一そのブラッドブルードに遭ったら、絶対に逃げること!いちはやく!

クロージャ
クロージャ

いや、そいつらに出くわした時点で逃げられるとは思えないけど。

クロージャ
クロージャ

君たちには、出くわさないでほしいものだよ……この先永遠にね。

シージ
シージ

モーガン、インドラと一緒に自救軍の移転作業を手伝ってやれ。

シージ
シージ

ああ、私もあとですぐに向かう。

ドクター
ドクター

ヴィーナ。

シージ
シージ

ドクター?

シージ
シージ

私に……何か用か?

ドクター
ドクター

・ちょっとダグダのことについて。
・調子はどう?

ちょっとダグダのことについて。調子はどう?
シージ
シージ

ダグダは……彼女なりのケジメをつけにいった。

シージ
シージ

私は……彼女らのボスだ、だからどうすれば最適なのかと、ずっと考える必要がある。

シージ
シージ

だがロドスに来て分かったんだ、お前のやり方を見て何が最適なのかがようやく分かった。

シージ
シージ

調子なら、悪くはない……ただ、ダグダが心配だ。

シージ
シージ

だが今お前が私を心配してくれるように、受け入れなければならないな、ドクター。

シージ
シージ

ダグダは……私とよく境遇が似ている。

シージ
シージ

私について来ていた彼女は、ずっと責任に縛られ続けていたんだ。私がいくら彼女に選択を迫ったところで、彼女は己の意志に問うことはなかった。

シージ
シージ

選ぶ余地があってこそ、選ぶ権利は真になり得る。さもなければただの強迫にしかなり得ないだろう。

シージ
シージ

私はもう彼女が推されるところを見たくない。彼女は己の心を問い質し、彼女自身の道を自分で選ぶ必要があるんだ。

ドクター
ドクター

では君はどうなんだ?

ドクター
ドクター

・君だってただの一戦士になることはできる。
・君の身元を彼らに知ってもらうことだってできる。

ドクター
ドクター

だが君がどう決めようと、私もロドスも君を支え続けよう。

シージ
シージ

……

シージ
シージ

純粋な戦士になることは、簡単かもしれない。

シージ
シージ

だが私は真名を……お前たちがどう私を呼ぼうと、私は私の真名を否定することはできない。生まれ持ってついた名だからな。

(回想)

シージ
シージ

ドクター、私が言った真実でお前を驚かしてはいないだろうか?

シージ
シージ

ケルシー先生が代わりに伝えておくと言ってはくれたが、やはりどうしても自分からお前に伝えてやらねばと思ってな。

ドクター
ドクター

つまり……ヴィクトリアが、君の姓ということか?

シージ
シージ

やけに……落ち着いているんだな。

ドクター
ドクター

・過去を忘れているからじゃないだろうか。
・今にしか関心を持たないからじゃないだろうか。
・未来に重きを置いてるからじゃないだろうか。

過去を忘れているからじゃないだろうか。今にしか関心を持たないからじゃないだろうか。未来に重きを置いてるからじゃないだろうか。
シージ
シージ

……過去を忘れる。

シージ
シージ

お前はそれでかなりの苦痛を耐えてきたのだろうな……だがもし仮に、過去を忘れられたらこんなに苦しまずに済むのではないかと、つい思ってしまう。

シージ
シージ

そうだな……いつだって、今という時間が何よりも大事だ。

シージ
シージ

ヴィクトリアを去ると決めた時も、私はただインドラたちと一緒に生きていけさえすればいいとしか考えていなかった。

シージ
シージ

未来……

シージ
シージ

私の未来は……どこへ向かうのだろうか……

シージ
シージ

とはいえ、この問いは自分でしか答えられない、他人では答えられない問いだ。

シージ
シージ

ふぅ……いつもお前といると、気が楽になれる……

シージ
シージ

これもきっと……お前が真実を知った時も、私を変わらず“シージ”と言う名のオペレーターとして見てくれているからなんだろうな……

シージ
シージ

ヴィクトリア……としてではなく。

(回想終了)

シージ
シージ

ロンディニウムに帰ってきてから、私は色んなことを思い出した。

シージ
シージ

同時に色んな変化も目にしてきた。

シージ
シージ

私がしてきた様々な選択も、今や我々の小隊以外の皆にも深く関わってくるものと化してしまった。

シージ
シージ

ドクター……もし私の“選択”が私の足と止めてしまったらどうすればいいのだろうか?私はそれが怖い。

ドクター
ドクター

・選択があって私は今日までやってこれた。
・一つ一つの選択があったからこそ進む道を決められてきた。

ドクター
ドクター

君ならきっと自分の道を見つけられると、誰かからそう言われたことがある。

ドクター
ドクター

君にもこの言葉を送ろう、ヴィーナ。

シージ
シージ

……

ドクター
ドクター

君にもいつだって選ぶ権利はある。

アーミヤ
アーミヤ

……あの、ハイディさん。

ハイディ
ハイディ

あら、どうされましたかアーミヤさん?今ちょうどこちらの負傷した戦士さんを手当てしてるところでして……

アーミヤ
アーミヤ

ハイディさんは……医学にも精通してるのですか?

アーミヤ
アーミヤ

浅薄な看護の知識を習得しただけですよ。

アーミヤ
アーミヤ

こういった仕事をしているとしょっちゅう危ない目に遭いますからね、ですので自分や仲間たちに少しでも生き長らえる機会を作るためにも、せめて救急箱の使い方だけでも習得しておかなければなりません。

アーミヤ
アーミヤ

立派ですね、ハイディさんは。

ハイディ
ハイディ

私たちはただ自分たちの故郷を守ってるだけに過ぎませんよ。それに比べてケルシー先生や……アーミヤは、より重く、よりたくさんの責任を背負ってらっしゃいます。あなた方のほうが立派でおられますよ。

アーミヤ
アーミヤ

……でも今回の作戦行動で、私たちは多くの方たちを失ってしまいました。

アーミヤ
アーミヤ

感じたんです……自救軍たちの苦しみが。以前の彼らなら、それほど恐ろしい相手と戦っていなかったはずなのに。

アーミヤ
アーミヤ

もしかして私たちが表立ったせいで……あのブラッドブルードを引き寄せてしまったのでしょうか?

ハイディ
ハイディ

アーミヤ、否定されたくてそんなことを聞いてきたのではないのでしょう?

アーミヤ
アーミヤ

はい……

アーミヤ
アーミヤ

クロウェシアさんが言っていました、私やロドスが自救軍を無関係な戦いに巻き込んでしまうのではないかって。

アーミヤ
アーミヤ

もしこの協力関係で、本当に彼らをさらなる危機に陥れてしまっているんだと考えたら私……

ハイディ
ハイディ

昨晩の作戦行動、もしロドスがいなかったらどうなっていたんでしょうね?

ハイディ
ハイディ

もしWさんの協力がなかったら、もし彼女があの傭兵の隊長を足止めしてくれなかったら……ほかのオペレーターさんたちがマンフレッドを牽制してくれなかったら、今私たちはここで会話することも叶わなかったでしょう。

ハイディ
ハイディ

誰かの命で誰かの命を取り換える、ロドスにとっては無論、そんなやり方など納得はいかないでしょう――

ハイディ
ハイディ

けどもしケルシー先生がこの場にいらっしゃったら、きっとこうおっしゃるはずですよ、いかなる機会もリスクは付き物だ、と。

アーミヤ
アーミヤ

……

アーミヤ
アーミヤ

そうですね、ありがとうございます。

アーミヤ
アーミヤ

そのために我々も、備えを怠らないようにしておきましょう。

アーミヤ
アーミヤ

ハイディさん、市内の情報がもっと必要です。例のブラッドブルードの大君以外に、ロンディニウムに滞在してるほかのサルカズの王たちの情報があれば、教えて頂けませんか?

ホルン
ホルン

パンを一袋もらえないかしら?

ロンディニウム市民
ロンディニウム市民

お嬢さん、お金は取らないから、パンは持って行きなさい。

ホルン
ホルン

えっ?でも……

ロンディニウム市民
ロンディニウム市民

さあさあ持って行きなさい、もうこの街には来るんじゃないよ、危ないからね。

ホルン
ホルン

それって……

ロンディニウム市民
ロンディニウム市民

あなたたちのことならもうみんな知っているわ。

ロンディニウム市民
ロンディニウム市民

いくら装備を脱いで、衣装を換えても、その目つきと動きを見ればバレバレよ。

ホルン
ホルン

……ありがとう。

ロンディニウム市民
ロンディニウム市民

私もそろそろ実家に戻る頃合いかな。この商売ももう上がったりね。

(サルカズ傭兵の集団が近寄ってくる)

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

この街をしらみつぶしに調べるんだ!リストに載ってるヤツは全員連れて行け!

ロンディニウム市民
ロンディニウム市民

な、なんなんですか?俺は……俺はただここでレストランを営んでるだけですよ、前にここでフィッシュフライドを召し上がったじゃないですか……

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

そのお前に用があるんだ。

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

中々うまく隠れていたじゃないか、昼にフライドを俺たちに売って、夜にはレジスタンスに情報提供していたとはな?

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

連れて行け!それと隣の時計屋をやってる店主もだ、こいつらは全員レジスタンスだからな!

ホルン
ホルン

……

ホルン
ホルン

どうしてサルカズが急に人攫いを?

自救軍の戦士
自救軍の戦士

は、はやく逃げるんだ、この先にある路地を曲がれ、はやくほかの人に――

(飛んできた矢が自救軍の戦士に刺さる)

自救軍の戦士
自救軍の戦士

がはッ――!

(自救軍の戦士が倒れる)

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

ここも片が付きそうだ。

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

お前ら、この先の路地を回ってこい、ほかの街に逃げてるヤツも全員とっ捕まえるんだ。

自救軍の戦士
自救軍の戦士

報告!地上に出てきたところ、すぐサルカズと遭遇してしまいました――

自救軍の戦士
自救軍の戦士

いや、俺たちのルートに張っていたわけではありません、急に街中に現れたんです!

自救軍の戦士
自救軍の戦士

まさか通信機器がすべてジャックされていたのしょうか?

自救軍の戦士
自救軍の戦士

指揮官もどうか気を付けてください……地上に出た戦士たちは全滅です……俺もいつまで隠れられるか……

自救軍の戦士
自救軍の戦士

はやくみんなにもこの――

(自救軍の戦士が矢を受け倒れる)

自救軍の戦士
自救軍の戦士

クソ、なんで全然振り撒けられないんだ?

自救軍の戦士
自救軍の戦士

もしかして俺たちの地上での行動ルートがすべて把握されているのか!

自救軍の戦士
自救軍の戦士

なんでこんな……一晩で急に……

自救軍の戦士
自救軍の戦士

一体昨日の夜に何が起こったんだ?

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

へへへ、お前らにそれを知る機会なんざねえよ。

(サルカズ傭兵の刀が折れる)

サルカズ傭兵
サルカズ傭兵

なっ――?誰だ!?なんで俺の刀が折れて――

(サルカズ傭兵が斬られ倒れる)

自救軍の戦士
自救軍の戦士

あんた、その恰好……ロドスの者か?助かったよ……またロドスに救われてしまったな。

Misery
Misery

はやく戻れ。

Misery
Misery

いや、ドクターとアーミヤに代わりに報告してくれ、地上はもう危険だ、ってな。

Misery
Misery

どうやら罠を踏んでしまったようだ……昨日見つけた罠以上の数をな。

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