
――そうです。チェン長官。

分かった。

近衛局は合流地点の安全を確保をする。目的地にて到着を待つ。

了解です。

フランカ、偵察部隊が描いた地図を下さい――。

うん、これで良いですね。

私達は最短ルートを通り貧民区を離れます。

他に指示はありますか、チェン長官?

急げ。時間は人を待ってくれない。通信終了。

――撤退だ!ぐずぐずするな!!

…。

…。

…あ、切られました…。

つまり、私達は今、彼女の使いっ走りをさせられてるってこと?。

結局の所、目標を見つけたのは私達ですから…。

龍門近衛局は私達に目標のいかなる情報も提示してくれませんでしたね。

私達は協力者なのに私達が発見した感染者には重要な役割があると急に告げただけです。

重要な情報の多くが私達には不足しています。

…近衛局が情報を漏らさないのは当然かと思います。

何故です?

あなたの賢い頭は今は回っていないの?ロドスが多く知ったところで良いことがあると思う?

私はただそれでは任務に支障があると思ったのです。

とりあえず、私達はミーシャを合流地点まで護送しましょう。

経路の選択は、ああ――。

彼らにまた面倒を掛けそうですね。

彼らとは?

ペンギン・ロジスティクス。

どうも、ロドスアイランドのみなさま~。

任務は終わりました?「ペンギン」のサービスはいかがです?

――やっぱり。

はあ…。

そんなにも落ち込まないでよ~

何か不愉快なことでもあった?それとも好きでは無い人に出会ったとか?

あなたよ。

そう言わないで下さい。ペンギン・ロジスティクスの情報が無ければロドスは探索範囲を縮められなかったんですよ――

龍門からの感染者に関する予備情報では容易に把握することは不可能だったはずです。

そこのお嬢さん、ありがとうございます!相変わらずお目が高いですね!

エクシア。私達には比較的安全なルートが必要です。

結論を直接言うとですね。

ん~…どちらの道も面倒かな。

これと、これと、ええ。地図を見て下さい。貧民区の中心から北に向かって3つの街道を移動し、貧民区を離れるまで南に進んで下さい。

そうですね。これが最も安全な方法かと。

ですが、この道に待ち伏せしている敵はいくつかの合唱団を組めるほどでしょうね。

敵?

レユニオンは既に龍門に侵入しているようです。

エクシアさん、私は分かっていないのですが、あなたは既に敵の分布を把握しているようですね?

うんうん!

では、彼らの行動傾向も?

あなた達に向かっているよ!

…。

…。

私達は包囲されているようです。

第一の任務はミーシャを安全に連れ出すことです。

フランカ、敵への突撃はあなたにおまかせします。

簡単なことよ。

リスカム、あなたは重装部隊の両翼を担当して下さい。ミーシャの護衛もあなたにお願いします。

問題ありません。

そうそう、敵は術師も連れてきているらしいけど?

…では。

ドクターは私のそばにいてください。

これから小隊の指揮を行って下さい。あなたの命令は私が伝達します。

…この最も安全なルートを試してみましょう。
(戦闘)

掃除終わり!

確かに…この感染者たちは準備がよく整っているわね!

あなたたちも早く行きなさい!

…はあ…あの人たちは一体誰なの…はあ…。

みなさん、もっと急いで下さい!

アーミヤ、私達の後ろに追跡兵がいるようです。

反撃しますか?

しばらくは必要ないでしょう…。

彼らを振り切り、無駄な争いは避けたほうが良さそうです…。

安全性は二の次として…。

最も早く貧民区を離れ、チェン長官と合流できるルートが必要です。

レユニオンは既に私達の痕跡を発見しているようです。

私達が道のりに時間をかければ掛けるほどロドスの状況は危険になります!

お安い御用だよ。敵が考えてもいないルートがあるよ。

何か考えがあるのですか?

もちろんだよ~。

ただそれが信頼できるものなのかどうかは私が行って確かめる必要がある。

頑張って下さい。

あいあいさ~、じゃあ先に行ってくるね。すぐ帰ってくるよ!

何か用があるなら。他のペンギン・ロジスティクスのオペレーターに連絡してね!

…。

….尋ねたいことがあるんだけど――私達はどこに向かってるの?

私達は近衛局の人たちと会います。

龍門近衛局があなたを保護します。

…え?

…龍門近衛局?

私達の現在の任務はあなたを安全に近衛局に引き渡し、一時的に保護してもらうことなのです。

…。

…私はあなた達が本当に助けに来てくれたんだと思ってた。

いえ、本当に助けに来ました…。

私達は直接龍門に感染者の一部を受け入れるように要請するつもりです…。

ただ、近衛局は私達の報告を聞いてから突然ロドスにミーシャさんを渡すように要求してきました。

そして…龍門では近衛局があなたにとって一番安全となるはずです。

私達が行動しなければ、あなたは更なる危険にさらされるでしょう。

あなたを狙っている多くの感染者は、レユニオンのシンボルを付けており――。

レユニオンが何なのか知らない…よく覚えていない…

近衛局が何なのかは知っている。近衛局が感染者をどう扱うのかも見たことがあるの。あなた達が本葉に私を捕まえたいだけならそう言ってよ。

ごめんなさい、でも…私達はそう思っていません。まだ誤解が解けていないようです。

あなたが私達のことをどんな悪い目でも見ても――ごめんなさい、今は我慢してください。

あなたの気持ちよりもあなたの安全のほうが重要なのです。

機会があれば全てをお話します。

そしていくつか私も知りたいことがあるので…。

…。