

アーミヤ
フランカ、リスカム、周囲を警戒していてください。

アーミヤ
私はミーシャさんをチェン長官のところへ連れていきます。

ミーシャ
…。

チェン
不必要なリスクを龍門にもたらさないでくれるか。

アーミヤ
チェン長官、レユニオンが何度も我々の護送チームを襲撃してきました。

アーミヤ
今も敵が私達の周囲を徘徊しています。

アーミヤ
ここも安全ではありません。ミーシャを連れて急いでここを離れてください。

チェン
あなたがミーシャか?

ミーシャ
…はい。

チェン
これより、あなたは近衛局の措置に従ってもらう。

チェン
PC94172、この子をよく見ておけ。

近衛局隊員
私と一緒に来て下さい。

ミーシャ
アーミヤ…

アーミヤ
大丈夫です。

アーミヤ
…

アーミヤ
チェン長官、この子に龍門が何を求めているのかは知りませんが――。

アーミヤ
龍門が彼女の安全を保証してくれることを望みます。

チェン
龍門は既に感染者達に対して寛大だ。

アーミヤ
…分かっています。

アーミヤ
ですがミーシャの体調はよくありません。

アーミヤ
龍門での問題が解決した後はミーシャがロドスアイランドで生活出来るようにしてくださることを私は希望します。

チェン
――ウェイ長官に申請はしておこう。

チェン
検査の後、他に問題が無ければ龍門はロドスアイランドに彼女を引き渡す。

チェン
…もし、本当に問題が無ければだが。

チェン
長くは掛からないだろう。

アーミヤ
了解しました。

アーミヤ
…ここでしばらくお別れです、ミーシャ。

アーミヤ
ロドスアイランドはあなたを歓迎しますよ。

ミーシャ
…。

ミーシャ
アーミヤ、わたしがここにいない間、貧民街の子どもたちを守ってあげて。

アーミヤ
え?

アーミヤ
…ええ、分かりました。

アーミヤ
大丈夫です!約束しますよ!

アーミヤ
…ねえ、ミーシャ。

ミーシャ
ん?

アーミヤ
後で私に教えてくださいね…人形を作り方を。

ミーシャ
…へへ。

ミーシャ
うん、いいよ。

フランカ
それで、私達の任務は終わったの?

テキサス
関わるものが多くなればなるほど、ロドスは受動的になる。

フランカ
それでも龍門は私達をまだ蚊帳の外にするのね。

リスカム
龍門は私達に対してひどく冷淡ですね――。

リスカム
レユニオンは非常に熱心ですけど。

リスカム
…。

リスカム
アーミヤ。

リスカム
敵が私達のいる通り街に攻撃を仕掛けようとしているようです。

リスカム
前々から聞いてはいましたが本当に龍門の建築物は複雑ですね!

リスカム
どう見ても通りなのに建物の上に建てられていますし…

リスカム
完全に敵につけ入るチャンスを与えていますよね!

アーミヤ
また、レユニオンです…!。

アーミヤ
――ここまで追いかけてきたようです!

アーミヤ
彼らがミーシャを求めるのは…何故なんでしょう?

フランカ
はあ、はあ。

フランカ
近衛局の護衛チームは既に安全に離脱したわ。

フランカ
ただ敵は――当分の間、私達を行かせてくれそうも無いわね。

アーミヤ
敵がミーシャが近衛局に護送されていくことを知らない限り、彼らは私達に注意が惹きつけられるはずです。

アーミヤ
そうなれば、ミーシャはより安全なはずです。

リスカム
実際のところ、龍門とレユニオンはなぜあの子を探していたのでしょう?

アーミヤ
分かりません、色々な可能性はありますが。

アーミヤ
私が思いつく限りではあの子自身、またはあの子だけが知っている何か…。それは龍門の安全性を左右するほどのものなのではないでしょうか。

フランカ
何か?

アーミヤ
はい、それは情報かもしれませんし、その消息のことなのかもしれません…。

アーミヤ
なので龍門とレユニオンは彼女を手に入れたいのではないでしょうか。

リスカム
――危険な勝負ですね。

アーミヤ
ミーシャや私達、近衛局でさえもそれらから離れることは出来ません。

フランカ
私達はあまり良くない席で板挟みにされてない?

フランカ
何も知らないのに何もかもしなきゃならないなんて…。

アーミヤ
いえ、まだ不鮮明です…。

アーミヤ
しかし、チェン長官は…。

アーミヤ
私の予感ではそんな簡単なことで終わるとは思えません。

エクシア
アーミヤ、私達の仕事はまだ何かある?

エクシア
私達がロドスアイランドまで付き添いしようか?

アーミヤ
内容を入力してください。

アーミヤ
いえ、今は私達が戦っても問題は無いはずです。

テキサス
なら、私達は帰って待機しておこう。

アーミヤ
大丈夫です。

アーミヤ
では、引き続き偵察活動を行い、レユニオンが龍門内にどれだけ侵入しているかの調査をお願いします。

アーミヤ
ミーシャは近衛局に預けましたが、レユニオンについては…まだ少し不安が残ります。

エクシア
はいよ~、じゃあ、行ってくるね~。

アーミヤ
ええ、おまかせします。

アーミヤ
みなさん、どれだけのレユニオンがここに潜伏しているのかは分かりません。

アーミヤ
準備を整え、気を緩めないで下さい。

アーミヤ
私達は引き続き構想ビル内部を移動しましょう。

アーミヤ
必要に応じて屋根を通じて移動します。

アーミヤ
こうすれば多くの場所でレユニオンに有利を取れるはずです。

アーミヤ
必要なのであれば私達がレユニオンを誘い、私達の制御下で戦いましょう!

オペレーター達
了解!


クラウンスレイヤー
タルーラ。

クラウンスレイヤー
手はずが整った。

タルーラ
――

タルーラ
そろそろ行くぞ。

クラウンスレイヤー
…。

タルーラ
話しなさい。

クラウンスレイヤー
龍門を攻撃することはレユニオンにとって戦略的に意味があるものだ。

クラウンスレイヤー
龍門を取ればレユニオンにとって様々な利点をもたらす。

クラウンスレイヤー
だが危険と代償が大きい。

クラウンスレイヤー
――なぜそこまで執着する?

タルーラ
――――


タルーラ
あの建物が見えるだろう。

クラウンスレイヤー
見える。

タルーラ
あれは龍門の象徴だ。そして――

タルーラ
――――――

タルーラ
私がここに戻ってきたのは感染者のためだけではない。

タルーラ
私は彼に――代償を払わせる。

タルーラ
それに――それもまた面白いと思わないか?

タルーラ
そうだろう、タルーラ――?