
フランカ、リスカム、周囲を警戒していてください。

私はミーシャさんをチェン長官のところへ連れていきます。

…。

不必要なリスクを龍門にもたらさないでくれるか。

チェン長官、レユニオンが何度も我々の護送チームを襲撃してきました。

今も敵が私達の周囲を徘徊しています。

ここも安全ではありません。ミーシャを連れて急いでここを離れてください。

あなたがミーシャか?

…はい。

これより、あなたは近衛局の措置に従ってもらう。

PC94172、この子をよく見ておけ。

私と一緒に来て下さい。

アーミヤ…

大丈夫です。

…

チェン長官、この子に龍門が何を求めているのかは知りませんが――。

龍門が彼女の安全を保証してくれることを望みます。

龍門は既に感染者達に対して寛大だ。

…分かっています。

ですがミーシャの体調はよくありません。

龍門での問題が解決した後はミーシャがロドスアイランドで生活出来るようにしてくださることを私は希望します。

――ウェイ長官に申請はしておこう。

検査の後、他に問題が無ければ龍門はロドスアイランドに彼女を引き渡す。

…もし、本当に問題が無ければだが。

長くは掛からないだろう。

了解しました。

…ここでしばらくお別れです、ミーシャ。

ロドスアイランドはあなたを歓迎しますよ。

…。

アーミヤ、わたしがここにいない間、貧民街の子どもたちを守ってあげて。

え?

…ええ、分かりました。

大丈夫です!約束しますよ!

…ねえ、ミーシャ。

ん?

後で私に教えてくださいね…人形を作り方を。

…へへ。

うん、いいよ。

それで、私達の任務は終わったの?

関わるものが多くなればなるほど、ロドスは受動的になる。

それでも龍門は私達をまだ蚊帳の外にするのね。

龍門は私達に対してひどく冷淡ですね――。

レユニオンは非常に熱心ですけど。

…。

アーミヤ。

敵が私達のいる通り街に攻撃を仕掛けようとしているようです。

前々から聞いてはいましたが本当に龍門の建築物は複雑ですね!

どう見ても通りなのに建物の上に建てられていますし…

完全に敵につけ入るチャンスを与えていますよね!

また、レユニオンです…!。

――ここまで追いかけてきたようです!

彼らがミーシャを求めるのは…何故なんでしょう?
(戦闘)

はあ、はあ。

近衛局の護衛チームは既に安全に離脱したわ。

ただ敵は――当分の間、私達を行かせてくれそうも無いわね。

敵がミーシャが近衛局に護送されていくことを知らない限り、彼らは私達に注意が惹きつけられるはずです。

そうなれば、ミーシャはより安全なはずです。

実際のところ、龍門とレユニオンはなぜあの子を探していたのでしょう?

分かりません、色々な可能性はありますが。

私が思いつく限りではあの子自身、またはあの子だけが知っている何か…。それは龍門の安全性を左右するほどのものなのではないでしょうか。

何か?

はい、それは情報かもしれませんし、その消息のことなのかもしれません…。

なので龍門とレユニオンは彼女を手に入れたいのではないでしょうか。

――危険な勝負ですね。

ミーシャや私達、近衛局でさえもそれらから離れることは出来ません。

私達はあまり良くない席で板挟みにされてない?

何も知らないのに何もかもしなきゃならないなんて…。

いえ、まだ不鮮明です…。

しかし、チェン長官は…。

私の予感ではそんな簡単なことで終わるとは思えません。

アーミヤ、私達の仕事はまだ何かある?

私達がロドスアイランドまで付き添いしようか?

内容を入力してください。

いえ、今は私達が戦っても問題は無いはずです。

なら、私達は帰って待機しておこう。

大丈夫です。

では、引き続き偵察活動を行い、レユニオンが龍門内にどれだけ侵入しているかの調査をお願いします。

ミーシャは近衛局に預けましたが、レユニオンについては…まだ少し不安が残ります。

はいよ~、じゃあ、行ってくるね~。

ええ、おまかせします。

みなさん、どれだけのレユニオンがここに潜伏しているのかは分かりません。

準備を整え、気を緩めないで下さい。

私達は引き続き構想ビル内部を移動しましょう。

必要に応じて屋根を通じて移動します。

こうすれば多くの場所でレユニオンに有利を取れるはずです。

必要なのであれば私達がレユニオンを誘い、私達の制御下で戦いましょう!

了解!

タルーラ。

手はずが整った。

――

そろそろ行くぞ。

…。

話しなさい。

龍門を攻撃することはレユニオンにとって戦略的に意味があるものだ。

龍門を取ればレユニオンにとって様々な利点をもたらす。

だが危険と代償が大きい。

――なぜそこまで執着する?

――――

あの建物が見えるだろう。

見える。

あれは龍門の象徴だ。そして――

――――――

私がここに戻ってきたのは感染者のためだけではない。

私は彼に――代償を払わせる。

それに――それもまた面白いと思わないか?

そうだろう、タルーラ――?