
…人気がありませんね。

アーミヤ…。

ええ、大丈夫です、

ブレイズとドクターとグレイスロートには繋ぐことは出来ますか?

大丈夫です。

分かりました。通信を維持して彼女たちの行き先を導きましょう。

…。

(飢えた叫び声)

…今の彼らから、私はもう感情を感じることは出来ません。あるとすれば元から持っているメフィストへの恨みでしょうか…。

メフィストへの恨みという毒は..必ず解毒してあげなければ。

約束です。きっと。

私達は沿道のレユニオンを掃除して予定地に到着をした。しかし、スラム街の状況がおかしいことも見つけた。

このエリアの入り口にいる龍門近衛局のチームはレユニオンの痕跡を見つけられなかったようだが、周りの状況は調べておきたい。

変異感染者の数は減ったのか?それはお前たちの戦果か?

違う?

…気をつけろ。未解明の事柄の背後には往々にして危険が潜んでいるからな。

ここのことを処理したら、チームを派遣し応援しよう。通信は円滑に保っておけ。オーバー。

誰だ?!

報告します!

お前ではない…。

え…?

…大丈夫だ。報告してくれ。

報告ですチェン殿、ご指示に従いエリアの創作を行いました。

何か収穫はあったか?

いいえ!レユニオンの一つ足りとも見つけることは出来ませんでした。

私は全ての異常な状況を捜索しろと言っているんだ!

いえ…すみません。私達もここはよく知らないのです。

何しろ慣例に従えば、私達は直接エリアを破壊しなければいけないほど深刻なことが無ければ、ここのことには介入しませんので。

…分かっている。あまり騒ぎさえしなければスラム街は存在しないものだからな。

…

レユニオンを遮る際にここから大きな騒音が聞こえてきて、街の住人が全員行方不明となった。

足元に散らばっているおもちゃを見てみろ…自分で見るんだ。異常が無いはずが無いだろう?

計画に「スラム街の全ての住民を立ち退かせる」なんて項目があった覚えはないが。

…おかしな気配はあります。この地域では多くの居住出来る孤立した建物が廃墟と化しているのです。

幾つかのわずかな道も完全に空いてしまっています。レユニオンと住民が交戦した可能性は高いでしょう。

発火現象もありましたが火災はもう消し止められています。火災の原因は調理を続けていたからとのことですが。

全ての建物には乱暴に侵入された形跡がありますが、住民が抵抗した後はほとんど発見されていません。

お前はここの市民に関心は無いのか?

…すみませんチェン殿!

何故謝る?

分かりません、サー!

…いい、もう。何故ここに関心を持つ必要があるか?

今すぐにチームを派遣してエリア全体を封鎖するからだ!

誰だろうと、乗り物だろうと、レユニオンだろうと何だろうと一つも見逃すな!

おまえとおまえ、私についてこい!北の方に行くぞ!

はい!

(待て、声を出すな!)

(こっちだ、早くしろ)

…。

鋭い感知力だ。

お前は何をしている!

射撃準備!

お前は追いかけてくるべきではない。

お前の部下を止めろ、チェン

…。

お前たち、すワイヤーを探してこい。

ですがチェン殿は…。

行け!

…。

誰がお前たちを派遣した?

お前に説明する義務はない。

逃げるつもりか?お前が逃げるのであればすぐに捕まえてやる。

誰も信じることが出来ない、元も分からない暴力的な武装分子達であるお前たちは近衛局が厳しく対処し、直々に射殺する。

近衛局の隊列の再訓練となると龍門の大量の時間と資産と人材が掛かる。

近衛局全体を失うのは龍門民衆の心の支えを折ることに相当する。お前が冒すべきリスクではないだろう。

はっ、私はまずはお前の脅しに対して「恐怖」を感じるべきなのか、それとも先に龍門の未来を考えてくれてありがとうと思うべきか?

チェン、近衛局は龍門の顔であり、龍門の支えでもあり、龍門の最も優れたしきたりの一つでもある。

それ以外の職務に近衛局は手を染めてはいけない。

手を染めるべきではない。

私を脅しても無駄だぞ。この地域の住民は何処に行った?

――

私の指は全員の通報ボタンを押すことが出来る。近衛局と全面的に敵となるには1秒だけで十分だ。

それか一秒以内に私の刀を傾け、私の腕を切り、通信機を外すでもいい。

スラム街の住民は何処に行った?

私達はここから撤退する。チェン、一緒に撤退するとしよう。今であれば、私達はお互いに邪魔はしない。

何処に行くつもりだ?

レユニオンの指揮官が操る新型感染者は全体戦略の実施を阻害する可能性が高い。

近衛局のために迅速に奴らの驚異を排除し、レユニオンの主要部隊を迅速に殲滅しろ。

近衛局の本来の戦略目標を実現するためには自分の役割に目を向けるべきだ。お前たちの成すべきことを行え。

待て!ここを離れるつもりか?

来るだけ来て、ただ去るのか?!

チェン警司、注意しろ。

ここで起こったことは徹底追及してはいけない。私はウェイ公の顔を立てて、お前とはこれ以上言い争うつもりはない。

――!

それにお前の上では切り落としやすい。お前の意志は今より100倍強くなるだろうが。

おーい――!

スワイヤー、来るな!

…。

何処へ行く!。

さらばだ。

くそ!!

…どういうこと?誰と何を争っていたの?

龍門の裏の力がひそかに出ている。この地域の住民は全員生死不明だ。

え?何を言っているの?どうしてこんなものが…。

ごまかすな、お前の心には自信があるはずだ。少なくとも聞いたことはあるだろう、絶対にな。

…どこで分かったの?

いえ、あなたは知っているの?

私は知らない。でもお前のじいさんはきっと知っているだろうな。

え?何を言っているの?全然分からないんだけど!ねえ、はっきり言ってよ!

おじいさんはまだ病床よ。彼は話もよく分かっていないわ。

病気が彼が龍門を動かすことを阻止出来ると思うか?じいさんがどんな人かというのはお前よりは知っている。

絶対あり得ないわよ!

…でも…

誰のことだ?

”灰色のリン”

ああ、今は「不可能」という三文字だろう。次は私が話す番だ。リンはスラム街を自分のものと見ているのに、どうしてこんなことを許している?

電話をして聞いたらすぐ分かるかもしれないわ。

あなたがする?それとも私が?
(戦闘)
同時刻、スラム街の別の場所

慌てるな!ゆっくり話せ!

で、ですが…全ての同胞が死んでしまいました!

何が起きた?何が起きたんだ?俺たちは何も見えていない!何も見えていないんだ!!

がはっ!

状況を報告しろ!
…

…。

報告しろ!
…はー。

誰だ!

…こんなことで惑わされるな!同胞はまだいる!

私の指揮を!

ああ!あ、赤が!見たぞ!赤いのが!!

あいつを落ち着かせろ!
…(人ならざる笑い声)

俺…俺、ウルサスに帰りたい…。

ここに幽霊がいる!化け物!二人の女の姿が見える!

が、がああ!帰りたい、帰りたい!。

クラウンスレイヤー、来るな、来るな!

返事を!返事をしろ!

龍門スラム街の地形は複雑だ。敵に邪魔されることはない!私達は安全だから!

(濃霧が晴れた訳ではないのに、どうして私達の位置がバレてしまっているんだ?)

あの裏切り者の位置はすでに分かっている。

彼女は龍門にいる。奴を暗殺しろ。お前の名前のようにお前の敵に恐怖を味あわせろ。

…!

お前が敵を倒し終われば、お前は何をすれば良いって?誰が本当の敵なのか忘れるな。

――誰だ!

あの人に繋いでちょうだい!

申し訳ありません、シお嬢様。誰のことを言っているのですか?

あいつよ!!

へ、え?

(彼女は誰のことを言っているんだ?)

(あのことを言っているのかも…)

ピンク髪の下水道の生物!100800-00200-rct211-93001!この番号にダイヤルして!あの女の電話!

(こんなに長いのか?彼女はどうして覚えているんだよ?!)

(…この番号には覚えがある。あのお嬢さんのことか?)

まだ何か言いたいことでもあるの!。

こんにちは。

どぶねずみ!何しているの!あなたのことよ!

どうして私を疑っている?

お前じゃなければいい、か。心配するな。

…

…

私の何を疑っているの?

特殊部隊のことならば。私だ

…。

林雨霞、聞き間違いかしら、聞き間違いよね?

近衛局には近衛局のやるべきことがあるし、私達にもやるべきことがある。

ウェイ・イェンウーはお前たちで龍門の秩序を守りたいと思っているが、私達は龍門のいらないものを取り除く。

そのチームが、彼らがスラム街で何をしているのか知っているの?

彼らはレユニオンを上手く解消してくれている。

せっかく築き上げた龍門のコミュニティなのよ、あなたのお父さんが心血注いだのよ!

あなたのお父さんの努力が無ければ、龍門が今のようにはならなかったでしょ?

あいつらの目標を知っているのか?

貴方達はもう決めたのでしょ。スラム街はレユニオンの最大の潜伏点で侵入ルートだから、スラム街を破壊したいって。

私の話は正しい?

私達は今はロドスと組んでいるわ。レユニオンは私達にとって全く強敵ではない!こんなことするべきじゃないわ!

また他の人が説明をする前に勝手な推測をしているのね…。

レユニオンは本当にひどい。民間の力で解決出来るものではない。

都市の本当の力というものを使って驚異は一掃するべきだ。これは侵入者に対するしなければならない手段でもある。

どうしてロドスと私達を信じてくれないの?

私達はロドスを信用していない。どれに何故近衛局の手を汚す必要がある?

…手を汚す?

あなた達が絶対やるなんて言わないで。そこにはあなたのお父さんの全てがあるのよ!

ガラスを壊すのは1人でも1秒も掛からないわ…でもガラスを作るのにいくつの工程が必要で、どれぐらいの時間が必要だと思ってるの?

スワイヤー。

何?

市民たちが何を恐れているか知っているか?商会が何を恐れているか知っているか?

頭が錆びでもしたの?今はレユニオンと対抗しているのでしょう?

あなたはやはり何も分かっていないね。

はあ、ドブネズミ…私は分からないわ。説明してもらえる?

感染者は…増えつつあり、市民が恐れているのは感染者だ。この感染者というのにはレユニオンだろうがなかろうが関係はない。

そういうことだ。排水システムは詮索しては駄目だから。

え?

もしもし?もしもし?!ドブネズミ!!

*龍門でのものすごい悪口*どういうことよ!!どうして電話を切るのよ!!

…

黒蓑達がチェンに迫られた?

どうすれば、どうすればいいか…。

…彼らならチェンを飛び越えて、密かに進めてくれるはずだ。うん、そうだ。

お父さん、あなたが今の私であれば、あなたもこうするでしょ。そうだよね。

…私は何をしているんだろう…

どうして?何を言っているの?

…あなたの牧群は衰退しつつある。

最初の攻撃は確かに驚きはあったようですが、その間には…何があったかは分かりません。偵察によると彼らの数は増え続けてはいないようです。

この戦術は確かにやつらを遅くすることは出来ましたが、今最も大きなダメージを受けているのはむしろ最初から牧郡に襲われてしまっているレユニオン側です。

誰?誰がそんなことを?近衛局が…近衛局じゃ僕の牧群を制圧することは出来ないよ!

ですが俺達の同胞は…。

近衛局の戦術と装備は全部考えても僕の牧群に対抗するには少なくとも2日は掛けないといけないはず。一体誰が僕の僕群を制圧しているんだ?!

黒い雨衣を着たやつだ。

隊長!

ファウスト!

射手達、今のチームの調整を行う!俺は他のチームと多くのメフィストの人員を惹きつけた。

どうしてです?

集まったあいつらは近衛局が止めてくれるだろう

ファウスト、ファウスト…怪我はしてないかい?

どうしてさっきは出ていったの?

…そうしなければいけなかったからだ。

こんなにも多くの同胞を連れ帰ってきてくれたんだ。いいね。君も彼らの力で近衛局に対抗するつもりなの?

彼らは僕たちを攻撃することは出来ないけど、彼らは指揮することは出来ない。まだそのことで悩んでいたんだよね

でも今は数が足りないんだ。

もっと多くの同胞を僕たちを守ってくるさ。近衛局には打ちやぶらないと僕たちは撤退出来ないからね。

うん…。

メフィスト、もうそのアーツは使うな。

でもファウストは前に言ったよね。生きていくんだろ?それが一番大事だってさ?

…どうして…

…。

近衛局のビルで何故お前はあの化け物のために死ぬと言ったんだ?

射手達。

はい。

彼を抑えろ。