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【明日方舟】メインストーリー8章 EG-2「燃え落ちた断片 2」

(M8-6 特殊クリア時開放)

切り刻み、突き刺し、斬り下ろし、一掃する、鋭刃が敵の間を舞う。
号泣、怒号、呪詛、叫び、そしてすべてが静まりかえる。
ロスモンティスの表情に変化は皆無であった。

ロスモンティス
ロスモンティス

終わったよ。

ロスモンティス
ロスモンティス

陣地も待ち伏せ地点すべて破壊した、これで前に進めるよ。

盾衛兵
盾衛兵

よくやった、フェリーン。こちらにほぼ損害が被る以前に終わらせたとは大したものだ。

盾衛兵
盾衛兵

しかも、奴らの頭蓋を穿つスピードも素早く、精確で、躊躇がない、そうしたほうがいい。

盾衛兵
盾衛兵

もしお前が大尉を殺したことを知らなければ、私はお前を我らが遊撃隊に誘っていたかもしれん。

盾衛兵
盾衛兵

お前は天性の戦士だ、あのコータスについて行ってるのが、なんとも惜しい。

ロスモンティス
ロスモンティス

アーミヤの悪口はやめて。

盾衛兵
盾衛兵

いいや、彼女を貶めているわけではない。

盾衛兵
盾衛兵

彼女は私が遠い昔から聞きたかった、聞いたことがあった話をしてくれたからな。

盾衛兵
盾衛兵

彼女は素晴らしい、フェリーンよ、実に素晴らしい。

盾衛兵
盾衛兵

しかし、上手くはいかないだろうな、フェリーンよ、上手くいかないさ。

ロスモンティス
ロスモンティス

そんなことない、アーミヤならきっとやってくれると信じている。

盾衛兵
盾衛兵

そうかもしれんな、しかし彼女についていくことは、お前にとっても彼女にとってもよろしくない。

ロスモンティス
ロスモンティス

どうして?

盾衛兵
盾衛兵

お前たちは違う類の人間だからだ。

ロスモンティス
ロスモンティス

違う類ってなに?私とアーミヤとの関係は最高だよ、私に色んなことを教えてくれたもの。

盾衛兵
盾衛兵

……フッ、いずれ分かる。

ロスモンティス
ロスモンティス

何が言いたいんだか……そんなのこっちから願い下げだよ。

ロスモンティス
ロスモンティス

それにさっき、私はあなたたちに加入できるとかどうとか言ってなかった?

盾衛兵
盾衛兵

お前なら可能だ。

盾衛兵
盾衛兵

我らはいかなる人でも歓迎するからな。

盾衛兵
盾衛兵

感染者の運命に不条理を感じるのであれば、ウルサスに怒りを覚えるのであれば、戦いたいと思えるのであれば。

盾衛兵
盾衛兵

我らに加わることができる。

盾衛兵
盾衛兵

我らの部隊にはウルサス人しかいないとでも思っていたのか?この国家の人民しか所属していないと?そうではないぞ、フェリーンよ。

ロスモンティス
ロスモンティス

……あなたもフェリーンだったのね。

盾衛兵
盾衛兵

私はレムビリトンで生まれ育ち、両親と共にウルサスにやってきた、そしてこの寒い土地に根を張った。

盾衛兵
盾衛兵

私は小さい頃からケンカが好きでね、それで軍に入ることになった。

盾衛兵
盾衛兵

ウルサスの入隊試験はフェリーンにとって厳しいものだったが、私はそれでも合格した。

盾衛兵
盾衛兵

その後、私は大尉の部隊に加わり、大尉と共に四方へ遠征した、戦い始めて、もうかれこれ十年になる。

盾衛兵
盾衛兵

一つの戦争を終えれば、次の戦争がやってくる、そのあとにも次の戦争が待ち構えている、それがウルサスという国だ。

盾衛兵
盾衛兵

私はかつてこの国を誇りに思っていたのだ、小娘。

盾衛兵
盾衛兵

我らの中には、かつてこの国を誇りに思っていた人たちも大勢いる。

ロスモンティス
ロスモンティス

じゃあ、どうして……?

盾衛兵
盾衛兵

それは私の両親が鉱石病に感染してしまい、都市から追放され、荒野で野垂れ死んでしまったからだ。

盾衛兵
盾衛兵

しかもその知らせは二人が亡くなって半年後にやっと私の元にやってきた。

ロスモンティス
ロスモンティス

……!?

盾衛兵
盾衛兵

我らの中で、そういった出来事を経験した人は大勢いる。

盾衛兵
盾衛兵

お前も似たようなことを経験したのだろう、小娘よ。

盾衛兵
盾衛兵

だかそれだけではない。

盾衛兵
盾衛兵

ただそれだけなら、私がたまたま不幸な人の一部であったというのであれば、まだ理解はできた。

盾衛兵
盾衛兵

しかし、それだけではなかったのだ。

盾衛兵
盾衛兵

戦争はかつて私の脳内にあった唯一な存在であり成し遂げなければならないものでもあった。

盾衛兵
盾衛兵

そのときになってようやく考え始めたのだ、この国を理解しようと、私が奮闘してきたこの国について知ろうと。

盾衛兵
盾衛兵

もし大尉がいなければ、私はとっくの昔に司令部に歯向かったことで軍法会議にかけられていただろうな。

盾衛兵
盾衛兵

そして、私は大尉について行き北原に足を踏み入った。

盾衛兵
盾衛兵

その遠征の中で、私は忍耐を学んだ、怒ることを学んだ、憎悪することを学んだのだ。

ロスモンティス
ロスモンティス

……アーミヤは、そういうのは学んじゃダメだって。

盾衛兵
盾衛兵

いつかは学ばなければならん、小娘よ。

盾衛兵
盾衛兵

それらを扱いきれなくなれば、いずれそれらに呑みこまれてしまうからな。

ロスモンティス
ロスモンティス

だから、パトリオットはあなたにとって家族だったってわけ?

盾衛兵
盾衛兵

私たちは共に二十年も戦ってきたからな、あの人は私にとって最高の兄弟であり、最も親しい戦友であり、最も尊敬に値する人であった。

盾衛兵
盾衛兵

だったのだ、小娘よ。

盾衛兵
盾衛兵

だが今言えることは、お前なら我らへの加入に相応しい。

ロスモンティス
ロスモンティス

じゃあアーミヤはあなたたちに加われるの?

盾衛兵
盾衛兵

あのコータスか?いいや、彼女はダメだな。

盾衛兵
盾衛兵

彼女は我らに加わることはできないさ。

ロスモンティス
ロスモンティス

じゃあ私も加わらない。

盾衛兵
盾衛兵

ハッ、そうだろうな、お前は大尉を殺した、であれば我らに加わるわけがない。

ロスモンティス
ロスモンティス

そんなのどうでもいい。

盾衛兵
盾衛兵

だが一つだけ教えてやろう、彼女にはよく目を配っておけ、彼女はお前を守ろうとしてるが、お前より早く死んでしまうかもしれないぞ。

ロスモンティス
ロスモンティス

どうしてそうはっきり言えるの?

盾衛兵
盾衛兵

昔そういう人を見てきたからだ。

盾衛兵はどうやら何かを思い出し、それ以降ロスモンティスに構わなくなった、彼はヘルメットを被り直し、自分の戦友の元へ去っていった。

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